mari_tozanlife

結婚を機に東京から埼玉へ。猫3匹と戸建て暮らし。仕事は医療関係。 2018年から登山を…

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結婚を機に東京から埼玉へ。猫3匹と戸建て暮らし。仕事は医療関係。 2018年から登山を始め、夫とは山の日入籍。温泉巡り、オートキャンプも好き。 年齢を鑑みて不妊治療をスタートし、現在第一子妊娠中。 アウトドアに行きづらくなったので、パンやお菓子作りに惹かれ教室に通い始めました。

最近の記事

言葉にすること

「産休・育休について」の記事に、たくさんの方からスキをいただいている。 昔から思ったことをiPhoneのメモに書き連ね考えや気持ちを整理する癖のあった私。 一番活用していたSNSはfacebookだったが、リアルタイムのつながりに限らず言葉を書いてみたいと思い、 noteで発信することを意識し始めて約1年。 自分の言葉が誰かに届くことの喜びや緊張感を改めて感じる。お読みいただいた方々、ありがとうございます。 私はデビュー時から宇多田ヒカルが好きなのだが、彼女の歌詞がすごいな

    • 新しい趣味

      登山とのしばしのお別れ 初めて私が続いた趣味、登山。 2022年には5年目を迎え、夫という頼もしいパートナーも得て、登山を始めた当初登りたいと思っていた山はほぼ登ることができ、 自分の実力や限界もある程度把握したところだった。 今後は登山道整備など、裾野を広げて登山文化の発展と継続に深く関わりたいと思っていた。 ただ妊活を予定していたこともあり、今後どこまでできるだろうという気持ちはあった。 2023年は少し治療の休憩をしたいと思った時期と夏山シーズンが重なり、想像してい

      • 産休・育休に向けて

        妊活を始める前は、妊娠したら趣味の登山ができなくなる、お酒が飲めなくなる、遠方に行きにくくなる等、 「できなくなること」に目を向けていた。 だからあえて夫と計画的に遊ぶ時期を設け、今二人でしかできないことをたくさんやった。 キャリアの面からも妊活をいつ開始するかは相当悩んだ。前のプロジェクトはリーダーとして完遂させたかったし、 あわよくば昇進してから(標準報酬を上げてから)休職に入りたいという願望もあった。 特に結婚前まではそれなりに仕事を中心に捉えて生きてきた人生、社会から

        • ライフステージの変化

          女性同士の人間関係において、ライフステージの変化が関係性に大きく影響することは、もう20代の頃からうっすら理解していたつもりだ。 私が失恋した時に、長く付き合った彼氏と結婚することになったことを後から伝えられた友人とは疎遠になった。 それまでずっとリアルタイムで話を聞き、励ましていた関係性だった。 私はそれをすぐに聞いていたら手放しで喜んだだろうと今でも思うから、そういった余計な気遣いをされたことに傷付いた。 というかその行為が逆にマウントされたような気持ちにすらなったし、

        言葉にすること

          不妊治療はやはりセンシティブである

          基本的に私は、不妊治療については家族とごく一部の友人、鍼灸や整体の方にしか話しておらず、 あとは不妊治療に特化し投稿ルール等も管理されている匿名のコミュニティを利用していた。 それはやはり不妊治療がかなりセンシティブな治療であること、治療の成功は妊娠となるため治療者同士でもお互いに気を遣うからである。 ただ、たまたまとある対面サービスの担当の方も人工授精を始めたタイミングが同じであったことがわかり、 あまり話に踏み込まないよう留意しつつ進捗などは話していた。 1~2ヶ月空

          不妊治療はやはりセンシティブである

          社会活動の再開

          久しぶりの日帰り出張に行ってきた。 前回のプロジェクトが9月末に終わり、入れ替わりでつわりが始まった。 一番しんどい時期に、幸いにも仕事が落ち着いていたのは本当に助かった… 混雑した電車で気持ち悪さが悪化してしまうため、在宅勤務をフル活用させてもらった。出社も約1ヶ月できていない。 新しいお仕事の話をいただいたのは10月下旬。まだ上司にも妊娠を伝えていなかったので、今後の運用に影響を出たら申し訳ないと思いその場で伝えた。 ごめん、この話はなかったことにして…!と気を遣ってい

          社会活動の再開

          初めての妊婦健診

          12週を前に、初めての妊婦健診へ。 毎回健診前はナイーブになる。やはり産まれるまでは何があるかわからない。 そして、産まれてから初めてわかることもたくさんある。 逆に言えば、いのちを生み出すというのは心配が尽きない人生にシフトするということなのかもしれない。 検診台に上がり、エコー。以前は年に1回の子宮頸がん検査の時のみだったが、不妊治療を経て一体何度上がったことだろう。もう慣れたものだ。 いつもドキドキする瞬間、まずは心拍が動いているかを確認してしまう。 が、今回はその

          初めての妊婦健診

          つわり全盛期

          9月に移植し、血中hcgで判定、胎嚢確認、心拍確認①②、不妊治療クリニック卒業、産院に転院とドキドキの日々を過ごした。 正直、採卵1回目かつ移植1回目でここまで順調に行くと期待するのは怖く、通院前日は毎回ナイーブになっていた。 まだ12週の壁もあり、安定期の16週までも長い。 気持ち的には落ち着かないが、NIPTの結果も出たところで両親へも報告した。 胎動を感じない時期とはいえ、つわりはどんどん辛くなる。ピークが大体10週頃ともいうみたいだが、私はまだまだ全盛期だ。 吐く

          つわり全盛期

          ドキドキ

          はてさて、あっという間に移植日が近づいてきた。 一番嫌だったウトロゲスタンもいろいろと工夫して順応中。使い捨てグローブを教えてくれた鍼灸の方に感謝。 エストラーナテープは上からフィルムのドレッシング材を貼れば全く気にならず、幸いにも私は痒みが出ないようだ。 とにかく移植後は検索魔になって調べるのを一切やめようと考えている。 ストレスをなるべくなくしつつ、適度に軽い運動もして美味しいご飯を食べよく寝てリラックスして過ごす予定。 結局いろいろな症状が出て調べて一喜一憂しても、

          山のちから

          8月は移植スキップして山ざんまい。気付けば7月の3連休から毎週山へ。 妊活を始めてあんなに悩んだり落ち込んでいたのに、すこぶる元気に。 やっぱり私には山が必要で、これが一番楽しいことに気付く。 本当はもう1周期お休みする予定だったけど、 今年は週末の天候も良くとりあえず絶対に行きたかった山々には行けたので、 9月に移植をしてみることに。 でも、いつでもここに戻ってこれるんだなと。 また何かうまくいかないことがあっても、お休みして山に登ればいいのだ。 凍結卵は2個なので

          山のちから

          久々の投稿

          気付いたら、5ヶ月も経っていた。 この間にいろんなことがあったけど、 不妊治療に向き合うことが人生に深みを与えているような気がしてきたので、 また少しずつ文字にしてアウトプットしていこうかと思う。 現況としてはあれから体外受精にステップアップし、8月に凍結胚移植予定。 今月はお休み周期。 ということで、また登山も再開しました。

          久々の投稿

          小休止

          AIH1回目、失敗 1回目の人工授精は、プラノバールの副作用に悩まされ、 生理が4日も遅れたかと思ったら、めちゃくちゃ軽いという謎現象で終わる。妊娠検査薬はフライングで陰性。 あまり信ぴょう性はないものの生理が始まる前後、排卵検査薬では陽性が続いたので、 もはやホルモンバランスがおかしくなってるのではないかとすら思う。 (HCGとLHは交差反応するらしく、巷では排卵検査薬で強陽性が出れば妊娠している可能性があるとの情報をよく見るのだ。) 仕事と山 この間、出張中に同僚

          オンライン漢方での相談に救われた話

          オンライン漢方「YOJO」 ホルモン療法で心身ともにガタガタの木曜を過ごしていた中、 ちょうどオンライン漢方の薬剤師の方から配送日を変更した件についてLINEで連絡が来た。 私が利用しているのは「YOJO」というサービス。 オンライン漢方・サブスクというジャンルでは大手だろう。 昨年時点で登録者数20万人を突破している。 オンラインで相談できるサービスは他にもいくつかあったが、 LINEで相談でき、料金も月額約1万円弱と総合的に良かったのでここにした。 思っていた以上に

          オンライン漢方での相談に救われた話

          不妊治療のホルモン剤の辛さ

          今月から一般不妊治療に早期に移行した。 人工授精(AIH)で妊娠した(できる)人は3回で約80%。とりあえず3月まで頑張ってみようというスケジュールも立てられた。 それまではよかった。 しかし思った以上にホルモン剤で体調不良になってしまった。 卵胞発育のためのFSH注射、排卵を促すHCG注射、極めつけはおそらく私が最も苦手な黄体ホルモンの服用。 もともとPMS(月経前症候群)が強く、20代の頃からピルを飲み続けていた。 飲んでいない頃は、生理前の時期あまりのだるさに仕事を

          不妊治療のホルモン剤の辛さ

          姥子

          悶々とした日々にお疲れの私を見かねて、夫が箱根に連れ出してくれる。 箱根は何度も訪ねている大好きな土地。 疲れた時は有給を取って一人湯治に来たことも何回か。 お宿は全国旅行支援を利用して四季倶楽部へ。 シンプルで、広く清潔。ご飯も美味しく温泉も良かった。 私はLCCやahamo等の効率的で安価なサービスが好きだけど、 四季倶楽部も同様でとても快適だった。 気軽な旅にはこれでいいのです。 今回のメインはその前に訪ねた姥子の秀明館。 天山湯治郷系列の湯治に特化した日帰り温泉

          不確実なこと

          白黒付けたい性格の私にとっては、やっぱり妊活というのは今までになくハードな活動だなと日々思う。 不確実なことに向き合わざるを得ない、しかもタイムリミットを感じながらというのは、 なかなかにストレスだ。 仕事だって山登りだって、計画があって準備をしてその通りやってみて、 できたことできなかったことを振り返って、またトライする。 いわゆるPDCAを回していればそれなりに進捗するし、楽しめるし、レベルアップする。 (今はもうPDCAも古い概念になりつつあるらしいけれど) 妊活

          不確実なこと