歯車のYoshida⚙️

プロセスマネジメント→サプライチェーンマネジメント (SCM) l グローバルに楽しく…

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プロセスマネジメント→サプライチェーンマネジメント (SCM) l グローバルに楽しく生きる💪l 社会の歯車って素晴らしい⚙️ Twitterもやってます。 https://twitter.com/Gear_Yoshi

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記事一覧

固定された記事

おしながき

過去の投稿を振り返るためにも目次ページを作りました。 随時更新予定。シリーズ物は初回のリンクを貼ってあります。 カテゴリごとにマガジンを作成しています。興味があ…

『チーム・ジャー二ー』突然プロジェクトリーダーになったなら

「君、明日からこのプロジェクトに入ってね」 「ついでにリーダーもやってね」 組織で働いていると、意外とこういった状況は多い。僕自身も体験がある。そして、大概の場…

Rakuten UN-LIMIT × SimフリーWifiルーターで在宅勤務が快適になった話

在宅勤務をする上で重要なのがネット環境。これまで試行錯誤してきたのですが、通信スピード・コスト・柔軟性の3点から、「Rakuten UN-LIMIT × SimフリーWifi」で決着がつ…

ずっと一社で働き続けられる人が羨ましい

30歳になるまでに2回も転職してしまった僕は、すっかりジョブホッパーの仲間入り。気づけばTwitterのフォロー/フォロワーも似たような経歴の人が増えたし、noteでは「転職…

『プロセス思考でビジネスが変わる』日常業務にプロセスの概念を持ち込もう!

ずっと読みたいと思っていて読めていなかった本を読むことができた。 『プロセス思考でビジネスが変わる』 土方 雅之 「プロセスマネジメント」を極めたいと思って日々業…

最高の上司Eとの思い出

仕事が上手くいくときほど上司に恵まれている。これは僕の実感だ。 僕自身の歴代上司を振ってみる。新卒で右も左も分からなかった僕に社会の厳しさと面白さを教えてくれた…

僕が中小製造業で学んだこと

僕は今30歳、大手情報サービス業→中小製造業という一風変わったキャリアを歩んでいます。 今日は、転職した経緯と、そこで学んだことについて書こうと思います。 中小製…

『ニュータイプの時代』

著者の山口周 氏について、耳にする機会が増えたので読んでみた。 『ニュータイプの時代』 山口周 著 著者の主張「問題の数に対して解決策が過剰になってきているので、…

グロービス クリティカルシンキングを受講しました

少し前のお話になりますが、グロービスにてクリティカルシンキングを受講しました。 これから受講しようか迷っている方の参考になれば幸いです。 What クリティカルシン…

新卒1年目、上京の思い出

新卒で就職したときの思い出を書く。 関西勤務になると思い込んでいた僕にとって、東京勤務を告げられた時は衝撃だった。親元を離れて慣れない地で初めての一人暮らし。初…

Shinkansen with Pakistani

さすがというべきか、お盆の新幹線は混んでいた。 新大阪から乗れば始発に乗れただろうが、そのとき僕は京都駅から新幹線に飛び乗ったのだった。あまりに急ぎすぎていて、…

『小説 第4次産業革命』日本の製造業を救え!

製造業を舞台にした業務改革小説はないか... そんなことを考えていたときに出会った一冊を紹介したい。 『小説 第4次産業革命 日本の製造業を救え!』 藤野 直明 (著), 梶…

ビジネスプロセスを『天才を殺す凡人』から考える

遅ればせながら、北野唯我 氏の『天才を殺す凡人』を読了した。 『天才を殺す凡人』北野唯我 本書の内容については、既に多くのビジネスYoutuberやビジネスBloggerに紹介…

これからの歯車のYoshiについて⚙

みなさんこんにちは。歯車のYoshiです。 さっそく本題ですが、noteのヘッダ画像を新しくしました! これは、僕の興味のあるカテゴリ、そしてこれからも学習したいカテゴ…

業務プロセスの「広さ」「深さ」、そして「成熟度」

久しぶりにプロセスマネジメントについての記事を書きます。 10,000字くらいの長い記事を書いても良かったのですが、図解も含めてコンパクトにまとめることにしました。 …

『スタンフォードの自分を変える教室』②意思の力は体調で変わる

『スタンフォードの自分を変える教室』 ケリー・マクゴニガル 著 意思を貫くためにの実践的な知恵を教えてくれる本書。 前回の記事では、原始的な本能によって長…

固定された記事

おしながき

過去の投稿を振り返るためにも目次ページを作りました。 随時更新予定。シリーズ物は初回のリンクを貼ってあります。 カテゴリごとにマガジンを作成しています。興味があるマガジンだけでもフォローしていただけるとうれしいです! 戦略論を学ぶGreatな組織を目指したい方へ 『Good to Great』/ビジョナリー・カンパニー②飛躍の法則 『世界最高のチーム』 イノベーションを生み出すマインドセットの作り方 『管理しない会社がうまくいくワケ』 プロ経営者に倣って組織改造を行

『チーム・ジャー二ー』突然プロジェクトリーダーになったなら

「君、明日からこのプロジェクトに入ってね」 「ついでにリーダーもやってね」 組織で働いていると、意外とこういった状況は多い。僕自身も体験がある。そして、大概の場合、ロクなスタートにはならない。 「昨日までこのプロジェクトの存在自体知らなかったんですけど。。。」 「プロジェクト内メンバーの中で最年少なんですけど。。。」 「前のリーダーは辞めちゃって引継ぎナシとかマジですか!?」 色々と文句を言いたくなる気持ちはある。しかし、文句を言っても状況はよくならない。そんな中できる

Rakuten UN-LIMIT × SimフリーWifiルーターで在宅勤務が快適になった話

在宅勤務をする上で重要なのがネット環境。これまで試行錯誤してきたのですが、通信スピード・コスト・柔軟性の3点から、「Rakuten UN-LIMIT × SimフリーWifi」で決着がつきそうというのが今回のトピックです。 前提 求めていた条件 通信が安定している安価なモバイル型のwifiが選べればベストかと思っていましたが、モバイル型のwifiの多くには以下2点のデメリットがあるようでした。 通信制限 代表的なものが、3日計で10GBを超過した場合に翌日18時から通信

ずっと一社で働き続けられる人が羨ましい

30歳になるまでに2回も転職してしまった僕は、すっかりジョブホッパーの仲間入り。気づけばTwitterのフォロー/フォロワーも似たような経歴の人が増えたし、noteでは「転職」タグがついた記事が推薦されてくる。 「転職は人生を豊かにする」と主張する人がいる。これは同意する。僕自身も転職によって人生を好転させた一人だと思う。何より、自分自身で働く環境を選択するという行動こそが、納得感を持って働くことにつながる考えている。 「転職しなければ人材としての価値が低くなる」という主

『プロセス思考でビジネスが変わる』日常業務にプロセスの概念を持ち込もう!

ずっと読みたいと思っていて読めていなかった本を読むことができた。 『プロセス思考でビジネスが変わる』 土方 雅之 「プロセスマネジメント」を極めたいと思って日々業務をこなしている僕ではあるが、実はこの分野、意外とお手本となる教科書が少なかったりする。 IT向けの書籍はたくさんあるのだけれど、僕が求めているのはどちらかというとユーザー部門、オペレーション部署への指南書だった。 そんな中で出会った本が2冊。一冊目は、以前このnoteでも紹介したことがある『ビジネスプロセス

最高の上司Eとの思い出

仕事が上手くいくときほど上司に恵まれている。これは僕の実感だ。 僕自身の歴代上司を振ってみる。新卒で右も左も分からなかった僕に社会の厳しさと面白さを教えてくれた上司A、今でも反面教師として印象深い上司B、ベテランで知識も経験も豊富だった上司C... それぞれタイプは異なるものの、皆お世話になった偉大な人生の先輩方だ。 その中で「最高の上司は誰か?」と問われたら、間違いなく挙げたいのは上司Eだ。 Eは非常に楽天的で大雑把。実務ができる人かと聞かれると、正直微妙だったかもし

僕が中小製造業で学んだこと

僕は今30歳、大手情報サービス業→中小製造業という一風変わったキャリアを歩んでいます。 今日は、転職した経緯と、そこで学んだことについて書こうと思います。 中小製造業に入社した経緯大学卒業後、新卒で大手情報サービス業に入社し5年ほど働きました。 どうしても海外と英語を使って仕事をしたくなり、海外事業職の募集をしている中小製造業の求人に応募し、転職を決意しました。 大企業から中小企業へ転職することについては、そこまで悩みませんでした。確かに、給与や福利厚生のことを考える

『ニュータイプの時代』

著者の山口周 氏について、耳にする機会が増えたので読んでみた。 『ニュータイプの時代』 山口周 著 著者の主張「問題の数に対して解決策が過剰になってきているので、問題発見できる人に価値が出る」という視点は面白いと思った。 問題数と解決策も需要と供給の関係にあり、解決策が過剰になってくると「~できる」「~の能力がある」ということに価値が薄くなってくる。なので、「これからどのようにしていくべきか」「何をやりたいか」を提言できる人に価値がでる、らしい。理屈としてはわかりやすい

グロービス クリティカルシンキングを受講しました

少し前のお話になりますが、グロービスにてクリティカルシンキングを受講しました。 これから受講しようか迷っている方の参考になれば幸いです。 What クリティカルシンキングとは 論理思考力(ロジカルシンキング)です。本質的なイシューとは何かを考えたり、ロジックツリーを使いこなしたりする授業です。 正確には、クリティカルシンキング ≠ ロジカルシンキング なのかもしれませんが、概ね = の認識でもよいかなと思っています。 グロービスの授業の中でも最も基本にして、最も重要と

新卒1年目、上京の思い出

新卒で就職したときの思い出を書く。 関西勤務になると思い込んでいた僕にとって、東京勤務を告げられた時は衝撃だった。親元を離れて慣れない地で初めての一人暮らし。初めての労働。初めての家事。うまくやっていけるだろうかと心配になった。 いざ社会人生活が始まると、幸いにもほとんどのことはうまくいった。世の中の大半はなんとかなるということも学んだ。自由に家具の配置を変更したり、深夜まで音楽を楽しんだり、週末に料理をする楽しみも覚えた。 ただし、どうしても耐えられなかったことが2つ

Shinkansen with Pakistani

さすがというべきか、お盆の新幹線は混んでいた。 新大阪から乗れば始発に乗れただろうが、そのとき僕は京都駅から新幹線に飛び乗ったのだった。あまりに急ぎすぎていて、入り口近くの2列シート最前列に何も考えず座った。そして隣に座っていたのがパキスタン人だということにも最初気づかなかった。ひょっとしたら、ほぼ満席の新幹線で、彼の横だけが空席だったのは、彼が日本人でなかったからかも知れない。 呼吸も落ちてきて周囲が見えるようになった。「彼」が困っていたことに気づいた。どうやらスマホで

『小説 第4次産業革命』日本の製造業を救え!

製造業を舞台にした業務改革小説はないか... そんなことを考えていたときに出会った一冊を紹介したい。 『小説 第4次産業革命 日本の製造業を救え!』 藤野 直明 (著), 梶野 真弘 (著) これまでにも、いくつか業務改革小説、しかも製造業が舞台のものを紹介してきた。ゴールドラット小説やミスミの三枝氏の小説など。 これらも物語として面白く、ビジネスシーンで有益な内容になっている。しかし正直なところ、僕はあまり親近感を持つことができていなかったのも事実。 ゴールドラット

ビジネスプロセスを『天才を殺す凡人』から考える

遅ればせながら、北野唯我 氏の『天才を殺す凡人』を読了した。 『天才を殺す凡人』北野唯我 本書の内容については、既に多くのビジネスYoutuberやビジネスBloggerに紹介されているので、とりわけ詳細に説明するつもりはない。 僕は僕自身の観点から本書を語るために、 ビジネスプロセス × 天才・秀才・凡人のフレームワーク でnote記事を書いてみようと思う。 「天才・秀才・凡人」のフレームワーク本書を詳しく紹介しない、といってもこのフレームワークの説明は避けては通れ

これからの歯車のYoshiについて⚙

みなさんこんにちは。歯車のYoshiです。 さっそく本題ですが、noteのヘッダ画像を新しくしました! これは、僕の興味のあるカテゴリ、そしてこれからも学習したいカテゴリを、絞りに絞って3つにまとめさせていただいたものになります。 今日はこのヘッダ画像についてお話しようと思います。 興味のある分野の変遷⚙1年ほど前にも「興味のある分野」について画像でまとめたことがありました。それがこちらです。 ここでは9つのカテゴリについてまとめていました。 どれ

業務プロセスの「広さ」「深さ」、そして「成熟度」

久しぶりにプロセスマネジメントについての記事を書きます。 10,000字くらいの長い記事を書いても良かったのですが、図解も含めてコンパクトにまとめることにしました。 本記事で伝えたいことは以下の3点です。 その① 改善したい業務プロセスの問題が「広い」問題なのか「深い」問題なのかを事前に考える必要がある。間違っても混同してはいけない。 その② 「広い」かつ「深い」問題に対しては先に「広さ」の問題を解決する必要がある。「深さ」のアプローチから始めてはいけない。 その③

『スタンフォードの自分を変える教室』②意思の力は体調で変わる

『スタンフォードの自分を変える教室』 ケリー・マクゴニガル 著 意思を貫くためにの実践的な知恵を教えてくれる本書。 前回の記事では、原始的な本能によって長期的目標は達成しにくいこと、しかし、自己認識を強めることで達成できる確率は高くなることを説明しました。 前回の記事: とはいっても... それだけで意思を貫くことは難しいのも事実です。 意思を貫きたいと思っても、たくさんの誘惑が邪魔してきます。今回は、このような誘惑をはねのける