largecedar

ご覧いただきありがとうございます。医療系コンテンツの編集者です。息子と娘と夫の4人家族…

largecedar

ご覧いただきありがとうございます。医療系コンテンツの編集者です。息子と娘と夫の4人家族。22-23年はボストン在住。今は日本帰国ほやほや。#読書の秋2021 世界文化社グループ 優秀賞。

マガジン

  • 京都愛好家

    京都について美味なるものから暮らしまでつれづれと書いています。旦那さん実家が生粋の京都人宅です。

  • 家族+くらし

    家族のこと。その土台になる暮らしのこと。などについて思うことをまとめています。

  • アメリカ移住レポート

    2022年2月に東京を離れアメリカ生活が始まりました。ボストン周辺の街紹介、アメリカへ来て感じた日本とアメリカのカルチャーの違いなどについて初心者視点で書いてます。

  • アメリカ生活の振り返り

    2年弱のアメリカ滞在中に「これはいいな。真似したい」と思ったポイント、滞在を経て得られた新たな気付きを書き留めていきます。

  • 世界の景色

    訪れたことのある世界の街や海外旅行への思いについて書いてます。

最近の記事

  • 固定された記事

京都人がリピートする美味しいもの5選

「旦那さんの実家が京都」と言うと、京都好きの方は大体「京都の美味しい店、教えて」と聞いてくれます。 生粋の京都人が愛用するのは、ズバリ長く続いているお店です。こんな格言もあるそうです。「人気のある飲食店の法則。大阪では安い店、東京では新しい店、名古屋では量の多い店、京都では歴史の長い店、神戸では本当に美味しい店」。これは神戸の人の格言で、京都のくだりはいわゆる皮肉なんですが、いずれにしても「京都人は歴史のある店しか認めない」というのは公然の事実ということです。 ひとつだけ

    • クリキャベを読むと、回鍋肉を作りたくなる。

      発売日(4/5)に、せやま南天さんの『クリームイエローの海と春キャベツのある家』を書店へ買いに行き、先週、子供達の新学期バタバタ週間の隙を見ながらゆっくり読んだ。 オリジナル版のストーリー展開と雰囲気はそのままに、過去エピソードがふんだんに追加されたことで、主人公・津麦のキャラクターが、より人間味豊かになって、とっても満足な読み応えだった。 やって当たり前、地味で面倒、無償の労働――そうやって隅っこへ追いやられてきた家事。この作品では、そんな家事にスポットライトを当ててい

      • 名をもたぬ 京の桜はなかりけり

        3月末、京都にある義実家を訪れた。 今年は遅咲きだったので桜は諦めていたけれど、思いがけず満開の枝垂れ桜を見ることができて幸運だった。 桜の時期に京都を訪れると、義父が桜の名所に案内してくれる。400本もの桜が咲き誇る平野神社や、伝説の桜守・佐野藤右衛門さんの私邸「植藤造園」など、思い出の場所がたくさんあるが、今回は京都一の早咲きで知られる「近衛邸の糸桜」を訪れた。 ❏京都帰省はいつも、お墓参りからスタート 八坂神社の裏手の、京都の街を一望できる高台に、旦那さんのご先祖

        • せやま南天さんの『クリームイエローの海と春キャベツのある家』が書籍になって、いよいよ本日発売!!おめでとうございます!https://x.com/s_yamananten/status/1776024960210960830

        • 固定された記事

        京都人がリピートする美味しいもの5選

        • クリキャベを読むと、回鍋肉を作りたくなる。

        • 名をもたぬ 京の桜はなかりけり

        • せやま南天さんの『クリームイエローの海と春キャベツのある家』が書籍になって、いよいよ本日発売!!おめでとうございます!https://x.com/s_yamananten/status/1776024960210960830

        マガジン

        • 京都愛好家
          19本
        • アメリカ移住レポート
          24本
        • 家族+くらし
          22本
        • アメリカ生活の振り返り
          5本
        • 世界の景色
          13本
        • 医療情報
          7本

        記事

          アメリカ滞在中、アジア系差別と思われる出来事を前に思ったこと

          少し前、アカデミー賞授賞式でのアジア系差別が話題になっていた。報道を傍観しつつ、心の中は様々な思いが駆け巡っていた。 記憶のすみに追いやっていた、アメリカ滞在中のシーンがいくつか蘇る。 2年間のアメリカ滞在中、たくさんの素敵な出会いがあったし、様々な国の興味深い文化に触れることができた。 ただネガティブなことが一切なかったというと嘘になる。人種差別の多くは見方によって変幻自在で、ジャッジが難しいけれど、「恐らくそうなのだろう」と推定できるような出来事には、私も遭遇した。

          アメリカ滞在中、アジア系差別と思われる出来事を前に思ったこと

          アメリカの図書館と、そこで出会った日本の絵本たち

          今日図書館いこっか。 うん。行く! アメリカへ転居した頃、娘は通園する先が無かった。月齢条件を満たしていないという理由で公立のプレスクールには入園できず、かと言って月謝が20~30万円のアメリカの保育園に通うのは経済的に無理なため、9月のキンダーガーテン(義務教育)入園まで家で見ることにした。 子連れで外を歩いていると、満面の笑みをたたえたアメリカ人が子供にフレンドリーに話しかけてくれる。それ自体はとてもありがたかったのだが、娘はいつも戸惑った表情を浮かべて固まっていた。

          アメリカの図書館と、そこで出会った日本の絵本たち

          アメリカで感じた「正解を当てるより大切な、理由を考える力の育み」

          2年弱のアメリカ滞在中に「これはいいな。真似したい」と思ったポイントを書いていく、アメリカの「これいいな」シリーズ。 第2弾は"小学校の授業"。小3息子と保育園年長(アメリカでは小1)娘から聞いた話が興味深かったので、子供達との対話をそのままご紹介します。 ◎答えが合ってる子より、良い理由を考えられた子が褒められる 夕飯時、子供達の学校生活の話を聞くのが楽しい。 先日、息子がエビグラタンを頬張りながら算数の授業についてこんなことを言った。「アメリカの学校では、答えが合

          アメリカで感じた「正解を当てるより大切な、理由を考える力の育み」

          アメリカで感じた「小学生の持ち物は3つだけでよい」

          2年弱のアメリカ暮らしを経て、昨年末に日本帰国したLarge cedarです。 先日の記事で、日本暮らしを再開して噛み締めた日本の良いところ・好きなところベスト6を書きました。 今度はアメリカ滞在中に、「これはいいな。真似したい」と思ったポイントを書いていきたいと思います。題して、アメリカの「これいいな」シリーズ。第一弾は"小学生の持ち物"です。 ❏小学生の息子がバックパックに入れてたのは「水筒」「おやつ」「連絡ファイル」だけ アメリカ滞在中、一番驚いたのは子供の学校

          アメリカで感じた「小学生の持ち物は3つだけでよい」

          ご贔屓の地元クラフトビール醸造所を持つ

          ボストン暮らしをしていたとき、クラフトビール醸造所に併設されたバーをよく見かけた。家族、友人、学校や仕事の仲間などが、ビールグラスを片手にお喋りに興じている。フードはあまり頼まず、ビールだけじっくり味わうのがアメリカンスタイルのようだ。 ▶醸造所との距離が近いタップルームやブリューパブ 醸造所に併設されたバーではできたて生ビールを頂ける。お気に入りの一品を味わうのもよいし、季節限定の銘柄にチャレンジしてみるのも楽しい。 ナッツやチップスなどの簡単なおつまみだけ販売してい

          ご贔屓の地元クラフトビール醸造所を持つ

          アメリカ生活を終えて帰国。噛みしめる6つの幸せ。

          2年弱のアメリカ生活を終えて、日本に帰国した。 つい1ヶ月半前まで確かにあったアメリカでの日常は日に日に遠くなっていく。記憶をたどろうとすると、夢の中の出来事のように、フィルターがかかった頼りない光景に変わっていく。今の環境に脳が適応しようとしているのか。 英語クラスの先生だった、厳しくも知的なアメリカ女性のバーバラに、「アメリカ生活を豊かにしてくれてありがとう。ここでの思い出が、時間の経過とともに、曖昧になっていくのが寂しい」とメールしたのが12月なかば。もはやすっかり

          アメリカ生活を終えて帰国。噛みしめる6つの幸せ。

          外国人の友達なんて一人もいなかった日本育ちの私がアメリカ滞在で体験できたこと

          ❏アメリカ暮らしも終盤へ 家族でアメリカ暮らしを始めて2年弱。いよいよ来年明けに日本へ帰国することになった。ようやくこちらの環境にも慣れて英語でのコミュニケーションを楽しめるようになってきたところで最後はあっけない。もう頑張らなくていいんだなと思うと、ほっとする一方で少し寂しい気持ちの自分がいる。それでも日本へ帰ることのできる喜びは、それをも打ち消すくらいには大きくて。アメリカも楽しかったけれど、やっぱり日本は良い。 振り返ってみると、ものすごい勢いで色々な国の知り合い

          外国人の友達なんて一人もいなかった日本育ちの私がアメリカ滞在で体験できたこと

          カントリー情緒溢れるアメリカンファームを120%楽しむ

          ボストンエリアで暮らしてみて、一番季節を感じられた場所はファームかもしれない。 一歩足を踏み入れると、春にはむせ返るような草の香り、夏にはたっぷりとした日差し、秋には実り豊かな巨大かぼちゃ達が出迎えてくれる。そして四季折々のフルーツの実る畑がどこまでもどこまでも続く。 日本にいる頃から週末ハイキングを楽しむことの多かった我が家だが、アメリカへ来てカントリー情緒溢れるファームで過ごす週末が増えた。今回はそんなアメリカンファームでの楽しみ方を共有してみたい。 ◆フードトラッ

          カントリー情緒溢れるアメリカンファームを120%楽しむ

          創作大賞2023発表で個人的に思ったことのつぶやき

          note創作大賞2023の発表記事で、フォローさせて頂いてるせやま南天さんの作品『クリームイエローの海と春キャベツのある家』が見事に受賞されているのを見て、なんだか嬉しくなった。きっとあの作品は受賞するだろうなと勝手に期待していた。 アメリカ生活を始めて、英語スキルの向上という平坦ではない道をたどるなか、「日本語の誘惑」に溺れるのを恐れて、日本語コンテンツを意識的に遠ざけている時期があった。 そんなとき、ふとせやまさんのあの創作作品が目に留まった。読み始めたら、するすると

          創作大賞2023発表で個人的に思ったことのつぶやき

          アイスランドで巡り会えた、碧い氷山と赤いオーロラ

          氷の放つ、凛とした美しさに惹かれる。 幼い頃に目にした、朝日を受けて輝く氷柱があまりにも美しくて、今でも鮮明に思い出すことができる。ひとつまたひとつ、手に取っては溶けてなくなるまで自然のなせる神秘の美しさを見つめていた。 当然のことながら、氷と炎の国として名を馳せるアイスランドには大きな憧れを抱いていた。自然の織りなす巨大な氷河や氷山を間近で見てみたい。 そのチャンスは今年4月に訪れた。 ❏ボストン空港からひとっ飛び 日本が「東の果て」なら、アイスランドは北の果て。日

          アイスランドで巡り会えた、碧い氷山と赤いオーロラ

          世界レベルに美しいカフェへ、イスラエル料理を食べに

          カフェ激戦区のボストンで、着実に店舗数を増やし続けている人気カフェがある。 その名もTatte BAKERY&CAFE。ボストン界隈を歩いていれば否が応でも目に入ってくる、いわゆる人目を引くタイプのおしゃれなカフェだ。 ❍世界レベルに美しいカフェ 2022年に有名建築雑誌の「最も美しくデザインされたトレンドのカフェBest23(世界)」の特集でも選出されている。専門家からも一目置かれるクオリティの高さ。まずはその美しさをご覧いただきたい。 In Boston, the

          世界レベルに美しいカフェへ、イスラエル料理を食べに

          週末の朝をちょっぴり豊かにしてくれるのは、近所のパン屋さん 〜ボストンのパン屋さん「Iggy's」

          その土曜は完璧な朝だった。だから私はいつも通りの朝ごはんで一日を始めるのをやめてみた。 近所のパン屋さんでスモークサーモンとクリームチーズのたっぷり入ったベーグルサンドを買って朝ごはんにしよう。きっと完璧な朝食になる。 朝に弱い夫が出張中だったので、子供達と特別な朝をつくる絶好の機会だった。 ❍真面目なパン屋イギーズ パン屋の名はイギーズ。 いつ行ってもパンを焼く匂いの漂うレンガ建ての大きなお店。どのパンも素朴な味わいで美味しく、アットホームな雰囲気につられて、ちょく

          週末の朝をちょっぴり豊かにしてくれるのは、近所のパン屋さん 〜ボストンのパン屋さん「Iggy's」