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政治講座ⅴ753「停戦・和平交渉はロシアの虫の良い話」

時は戦国時代、桶狭間の戦いで今川軍25,000人 一方対戦織田軍3,000人
圧倒的な差があった。2万5千人の大軍を率い尾張に侵攻した今川義元に対し、尾張の織田信長が本陣を奇襲、または正面から攻撃し、今川義元を討ち取った。(今川義元を討ち取った者)毛利良勝(今川義元に一番槍をつけた者)服部一忠(通称:小平太)であった。現在のロシアのウクライナ侵攻はまさに、ロシアが敗退していく姿が、桶狭間の戦いにおける今川軍になぞらえることができる。プーチン大統領の病気も勝敗を決めることになりそうである。情報戦が勝敗を決める。ロシアは侵攻当初から情報戦で負けているのである。今川軍が情報戦で負けたようにロシアも当初から情報戦で敗れているのである。負けているのに上から目線の対話交渉にはウクライナは乗らないであろう。今回は、報道記事の解説を紹介する。

        皇紀2683年1月7日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

プーチン氏、ウクライナが「新たな現実」受け入れるなら対話の用意

AFPBB News - 昨日 22:04

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は5日、電話会談したトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領に対し、ロシアが占領した領土をウクライナ側がロシア領と認めるならばウクライナとの対話に臨む用意があると伝えた。ロシア大統領府が明らかにした。

プーチン氏、ウクライナが「新たな現実」受け入れるなら対話の用意
© MIKHAIL KLIMENTYEV / SPUTNIK / AFP


プーチン氏、ウクライナが「新たな現実」受け入れるなら対話の用意
© Vyacheslav PROKOFYEV / SPUTNIK / AFP

 大統領府が出した声明によると、「プーチン氏は、ウクライナ当局が領土をめぐる新たな現実を受け入れるという、繰り返し求めてきた周知の要求にウクライナ当局が応じるならば、ロシアには真剣な対話の用意があることを改めて明確にした」という。


プーチン氏、ウクライナが「新たな現実」受け入れるなら対話の用意
© AFP PHOTO / HO - TURKISH PRESIDENTIAL PRESS SERVICE

 ロシア側は、ウクライナのドネツク、ルガンスク、 ザポリージャ、ヘルソンの4州について、全域の掌握に至っていないにもかかわらず併合したと主張している

 また今回の声明には、ロシア側が「ウクライナ政権に兵器や装備を供給し、作戦や標的の情報を提供している西側諸国の破壊的な役割についても強調した」と記されている。

 さらに両首脳は、「ロシアからの食料や肥料の供給解禁」や、「ロシアの輸出品に対するあらゆる障壁の撤廃」の必要性についても協議したという。(c)AFP【翻訳編集】AFPBB News


プーチン氏、ウクライナが「新たな現実」受け入れるなら対話の用意
© MIKHAIL KLIMENTYEV / SPUTNIK / AFP


プーチン氏、ウクライナが「新たな現実」受け入れるなら対話の用意
© MIKHAIL KLIMENTYEV / SPUTNIK / AFP


ドイツが慎重姿勢を転換、ウクライナに歩兵戦闘車「マルダー」供与へ

読売新聞 - 6 時間前

 【ベルリン=中西賢司】ドイツのショルツ首相は5日、独製歩兵戦闘車「マルダー」をウクライナに供与する意向を表明した。ウクライナ軍の訓練も行う。バイデン米大統領との電話会談後の共同声明に盛り込んだ。


ドイツの歩兵戦闘車「マルダー」=2022年4月、ロイター© 読売新聞

 米仏が装甲車や歩兵戦闘車をウクライナに供与する方針を示したことを受け、ドイツもこれまでの慎重姿勢を転換した。時期や台数は公表していない。独誌シュピーゲルは、最大40台となる見通しで、早ければ3月末までに最初の供与が始まると報じた。

 ドイツは共同声明で、ウクライナの防空強化に向け、地対空ミサイルシステム「パトリオット」を提供することも表明した。両首脳はウクライナへの「揺るぎない連帯」も改めて確認した。

 ウクライナ国防省高官は、ロシアの占領地奪還に向けた反転攻勢を春から再び強めるとの見通しを示しており、ドイツは後押しする考えとみられる。

ウクライナ政府が岸田総理の訪問要請 松野長官「適切な形で対応する」

テレ朝news - 5 時間前

 ウクライナ大統領府がゼレンスキー大統領の意向として岸田総理大臣の訪問を呼び掛けました。松野官房長官は「適切な形で対応する」としています。

 ウクライナ大統領府は4日、イェルマーク大統領府長官がゼレンスキー大統領に代わり、岸田総理に対して「都合の良いとき」にウクライナを訪問してほしいと要請したと発表しました。

 要請は、イェルマーク長官と日本の松田邦紀駐ウクライナ大使が会談した際に行われました。

 松野官房長官:「両首脳間においてもこれまで、累次にわたる首脳電話会談を通して緊密に意思疎通を行ってきています。本年はG7議長国であることも踏まえつつ、引き続き日本として適切な形で対応していく考えであります」

 松野官房長官は「ウクライナ訪問について招待があった」と認めたうえで、適切に対応すると述べるにとどめました。

 一方、外務省幹部は「G7広島サミットの前には行きたい」としています。

ゼレンスキー大統領「世界中がロシアのやり口を知っている」 プーチン氏の停戦呼びかけに不信感

TBS NEWS DIG - 5 時間前

ロシアのプーチン大統領は日本時間のきょう夕方からウクライナでの36時間の停戦を命じましたが、ゼレンスキー大統領はウクライナ兵の動きを止めるためのものだとして不信感を示しています。


ゼレンスキー大統領「世界中がロシアのやり口を知っている」 プーチン氏の停戦呼びかけに不信感© TBS NEWS DIG【動画】ゼレンスキー大統領「世界中がロシアのやり口を知っている」

プーチン氏の停戦呼びかけに不信感ロシアのプーチン大統領は5日、ショイグ国防相に対し、日本時間の6日午後6時から8日午前6時までの36時間、ウクライナの前線全域での停戦を命じました。ロシア正教のクリスマスにあたる7日にあわせたもので、プーチン氏はウクライナ側にも停戦に応じるよう呼びかけています。このクリスマス停戦の呼びかけにウクライナのゼレンスキー大統領は…。ウクライナ ゼレンスキー大統領「ロシアはクリスマスを利用してドンバスのウクライナ兵の動きを止め、ロシア兵や兵器を前進させようとしている」「世界中がロシアのやり口を知っている」と不信感を示しました。また、アメリカのバイデン大統領は「12月25日や新年にも病院や保育園、教会に爆弾を落とそうとしていた」と指摘し、「プーチン氏の発言にはあまり反応したくない」と多くは語っていません。この日、プーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と電話で会談し、和平に向け停戦を求められた際にロシアが一方的に併合したウクライナの4つの州をロシア領と認めることが交渉の条件だとの立場を伝えているということです。一方、ドイツのショルツ首相は5日、アメリカ・バイデン大統領と電話会談。両国がウクライナに対し、歩兵戦闘車を供与する意向だと共同で表明しました。前日には、フランスも装甲車の供与を発表しています。

ロシア、NATO加盟国沿岸近くでミサイル配備可能=前大統領

Reuters - 6 時間前

[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアのメドベージェフ前大統領は5日、極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を搭載したフリゲート艦が大西洋に派遣されたことについて、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の沿岸近くにすぐに到達すると警告した。


ロシア、NATO加盟国沿岸近くでミサイル配備可能=前大統領© Thomson Reuters


新年の大きな贈り物はNATO加盟国の沿岸に向け昨日出航したツィルコンミサイル搭載艦だ」と強調。米海岸から160キロの距離にミサイルを配備することが可能だとし、「ロシアとその同盟国に直接の脅威をもたらす者を皆、正気に戻すだろう」とした。
同氏は在ロシア米大使館が公表した「ロシア国民への呼びかけ」と題するビデオを痛烈に批判。ビデオは「戦争にノーと言おう」とロシア語で書かれたスローガンが示され、「われわれは今より平和な未来を追求しているあなたと連帯して立ち上がる」とのメッセージが流れる内容となっている。

ロシア軍、東部ドネツク州の集落40以上を攻撃…近く追加部隊投入の見通しも

読売新聞 - 1 時間前

 ウクライナ軍参謀本部によると、5日朝までの24時間に、東部ドネツク州の要衝バフムトや州都ドネツク周辺で、40以上の集落が露軍の攻撃を受けた。露軍は同州の占領地域拡大に力を入れているとみられ、激しい攻防が続いている。

5日、ウクライナ南部ザポリージャ州で、ロシア軍に向け砲撃する
ウクライナ兵士=ロイター© 読売新聞

 ドネツク州知事によると、バフムト市街の6割超が破壊された。インターファクス・ウクライナ通信は4日、ウクライナ国防次官の話として、「露軍が近く追加部隊を投入し、攻略を本格化させる」との見通しを伝えた。

 5日は南部でも露軍の砲撃が続き、ヘルソン州ドニプロ川西岸では、7日の正教会のクリスマスに向けて準備をしていた家族3人が死亡した。ザポリージャ州でも2人が死亡した。

エルドアン氏、ウクライナで「一方的停戦」を プーチン氏に要請

AFPBB News - 昨日 20:24

【AFP=時事】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領は5日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話で会談し、ウクライナにおける戦いで「一方的な停戦」宣言を行うよう要請した。


エルドアン氏、ウクライナで「一方的停戦」を プーチン氏に要請
© AFP PHOTO / HO - TURKISH PRESIDENTIAL PRESS SERVICE


エルドアン氏、ウクライナで「一方的停戦」を プーチン氏に要請
© Adem ALTAN / AFP

 トルコ大統領府によると、エルドアン氏はプーチン氏に対し「平和と交渉を呼び掛ける際には、一方的な停戦と公平な解決策への展望を示すべきだ」と促したという。

 エルドアン氏は同日中に、プーチン氏に続き、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とも電話会談する予定

 トルコではこれまでに2度、ウクライナとロシアの和平交渉が行われた。また国連が仲介した黒海の穀物輸出合意の締結も支援している。

 またエルドアン氏はプーチン、ゼレンスキー両氏に対し、トルコを訪問して和平交渉を行うよう繰り返し呼び掛けている。(c)AFP【翻訳編集】AFPBB News

ロシア兵、1日で800人死亡 東部激戦地などで=ウクライナ軍

Reuters - 昨日 17:27

[キーウ 5日 ロイター] - ウクライナ軍は5日、主に東部ドネツク州での戦闘が原因で、1日でロシア兵800人が死亡したとの推計を示した。

ロシア兵、1日で800人死亡 東部激戦地などで=ウクライナ軍© Thomson Reuters

ウクライナ軍によると、ドネツク州でロシア軍はバフムトに戦力を集中させており、同州アウディーウカとハリコフ州クピエンスクでの攻撃は失敗に終わったという。

この24時間にロシア軍兵士800人以上が死亡し、航空機1機、ヘリコプター1機、戦車3台が破壊されたとしている。

遠い和平 露・ウクライナ 新提案も相互に要求つり上げ

産経新聞 昨日 18:45

ロシアは侵攻したウクライナに年明け直後から攻撃を加え戦闘継続の意思を鮮明にした。ウクライナのゼレンスキー大統領は昨年末、10項目からなる和平提案を明らかにしたが、被害の深刻化を受け、昨年2月の侵攻直後よりも厳しい要求をロシアに突きつける内容となった。攻撃を続けるロシアの歩み寄りは期待できず、停戦の糸口さえ見えないのが実情だ。(キーウ 佐藤貴生)

ロイター通信によると、ゼレンスキー氏は昨年11月、20カ国・地域(G20)首脳会議で「和平のフォーミュラ」と題する和平提案を公表し、露軍が占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所の安全確保や、露軍に破壊された電力インフラ復旧の資金拠出など10項目の条件を示した。

原発の安全と電力供給網の確保はゼレンスキー政権にとって国民の生命を守る生命線だが、ロシアにすれば電力インフラはウクライナ社会に打撃を与えうる格好の標的だ。同国東・南部での戦果に乏しいロシアが攻撃を停止することはまず考えられない。

ゼレンスキー氏は提案でウクライナの「領土一体性」を確認するよう露側に求めた。以前と変わらぬ要求だが、一切の妥協を排した点に特色がある。

ウクライナは昨年3月の露側との協議で、2014年にロシアが一方的に併合した南部クリミア半島と、親露派武装勢力が「独立」を宣言した東部ドンバス地域の帰属は分離協議とする方針を示した。ウクライナの「中立化」、つまり北大西洋条約機構(NATO)に加盟しない可能性も示唆したが、これらは今回の提案には含まれていない

一方、プーチン露政権は先月下旬、ロシアによるドンバス地域など東・南部4州の「併合」を考慮しない和平提案は「あり得ない」(ペスコフ大統領報道官)とし、ゼレンスキー提案を一蹴する姿勢を示した。

被害の拡大で和平のハードルを上げたウクライナに対し、ロシアも「併合」の既成事実化を迫り、交渉の難易度は高まっている。

ゼレンスキー提案に対する関係諸国の反応も鈍い。同氏が米国を電撃訪問した先月下旬、バイデン米大統領は和平に関し、ウクライナと「全く同じ視点を共有している」としつつも、提案には直接言及しなかった。マクロン仏大統領や今年のG20議長国であるインドのモディ首相も慎重姿勢を崩していない。

米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は先月28日付で、「ウクライナの提案は、ロシアとの戦争をどう終わらせるかという自国の視点の一部を示したものだ」という英国の大学教授の見方を紹介した。提案は、支援を兵器供与にとどめる各国を外交面でも団結させ、対露圧力の強化を狙ったものといえそうだ。

ロシアの停戦案、ウクライナ軍前進阻止の隠れ蓑=ゼレンスキー氏

Reuters - 11 時間前

[5日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は5日のビデオ演説で、ロシアが提案した「クリスマス停戦」について、東部ドンバス地域におけるウクライナ軍の前進を食い止め、戦闘要員や装備を増強するための「隠れ蓑」という認識を示した。


ロシアの停戦案、ウクライナ軍前進阻止の隠れ蓑=ゼレンスキー氏© Thomson Reuters

プーチン大統領は5日、ロシア正教のクリスマスに当たる6日正午(日本時間6日午後6時)から36時間、ウクライナでの停戦を命じた。ゼレンスキー大統領は「ロシア軍が撤退、もしくはウクライナ軍がロシア軍を退却させれば、(戦争は)終結する」と語った。会話を始める


参考文献・参考資料

プーチン氏、ウクライナが「新たな現実」受け入れるなら対話の用意 (msn.com)

ドイツが慎重姿勢を転換、ウクライナに歩兵戦闘車「マルダー」供与へ (msn.com)

ウクライナ政府が岸田総理の訪問要請 松野長官「適切な形で対応する」 (msn.com)

ゼレンスキー大統領「世界中がロシアのやり口を知っている」 プーチン氏の停戦呼びかけに不信感 (msn.com)

ロシア、NATO加盟国沿岸近くでミサイル配備可能=前大統領 (msn.com)

ロシア軍、東部ドネツク州の集落40以上を攻撃…近く追加部隊投入の見通しも (msn.com)

エルドアン氏、ウクライナで「一方的停戦」を プーチン氏に要請 (msn.com)

ロシア兵、1日で800人死亡 東部激戦地などで=ウクライナ軍 (msn.com)

遠い和平 露・ウクライナ 新提案も相互に要求つり上げ (msn.com)

ロシアの停戦案、ウクライナ軍前進阻止の隠れ蓑=ゼレンスキー氏 (msn.com)

桶狭間の戦い - Wikipedia

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