【レッスン】 苦手な人との向き合い方。
今あなたの周りに”苦手な人”ってどれくらいいますか?
友達?同僚?先輩?取引先の相手?先生?
いろんな関係性や、パターンがあると思います。
『友達だったのになんだか最近苦手になってしまった…』
『職場で毎日顔を合わせる人が苦手でどうしていいかわからない…』
そして、その”苦手”にもいろんな種類、そしてレベルがあると思います。
”苦手”と思うそんな人たちと会うことを考えるだけで、
夜眠れなくなってしまったり、変に構えないといけなくなったり、
気持ちが落ち着かない、ソワソワする…
など、毎日の生活に影響が出てきます。
それがストレスになってしまい、考え事も増え、体調にも影響があり、
良いことありませんよね。
なので今日でそんな感情とはお別れしましょう。
あなたの楽しい人生にそのエナジーはもういらない♡
この記事では、そんな”苦手な人”との向き合い方をみなさんに紹介していきます。
この記事を参考にして、あなたの毎日がもっと楽しく、愛に溢れますように♡
”苦手意識”は実は自分を知る良いチャンス!
まず最初に試してほしいのが、自分を知ることです。
私たち人間は、自分より先に相手を責めやすい傾向にあります。
それは”自分を守りたい、自分は間違ってなんかいない、自分は悪くない”
という【自己防衛】から始まります。
こういう風に相手に問いがちですよね。
なので【自分を知る機会】があるとも気付かずに、そのかわりに相手のせいにする。
相手を責めて、相手をどうにかして変えようと試みる…
これって実は言い換えると、
”相手に変わってもらうように期待している自分がいる”
これではいつまで経ってもあなたの”苦手意識”はあなたの中から消えずに、
永遠にあなたの”苦手”とするものが次々にやってきます。
自分以外のことはあなたには変えられません。
変えようと試みることがまずあなたのエゴでしかないということです。
私たちはどうしたことか、自分に対して、
って自分自身に問うことすらしないですよね。
自分がその”苦手意識”に敏感に反応してしまうのは、
それこそが、”一番突かれたらイヤなあなたの部分”ってことを知らないから。
あなた自身の嫌いな部分を相手に指摘されるから、【自己防衛】が始まって、
『いや!悪いのはあなた!あなたは私を傷付けた!』
とマインド、つまりあなたの頭の中の考えが猛反対してくるんです。
ですが、残念ながらそれはあなたがあなたを嫌ってる部分がある証拠…
そのことをまず初めに理解してほしいです。
だから今回は、その深い部分としっかりと向き合う必要があります。
360度自分を見つめ直す必要があります。
または逃げてこの先もずっと同じことを繰り返して、悲劇のヒロインを演じるのか…
せっかくならそのトラウマや、あなたの傷から逃げずに向き合ってみる良いチャンスだと思ってみてください。
このことを理解して、常に意識しながら生活をしてみて、
あなたが”苦手”と思うシュチュエーションが訪れたら、
『お!今だ!ラッキー!』と捉えてみてください。
そして、自分の心に、『何で今私は嫌な思いをしたの?』
って聞いてみる。
そして自己分析を始めます。
あなたが”苦手”と感じるパターンを知ることからスタート。
ここでわかりやすいように私の体験を紹介したいと思います。
私の”苦手意識”から始まった人間関係トラブル
第一印象があんまり良くないと思っていたデンマーク人の女の子が、私の職場に仲間入りすることになったんです。
気の強よそうな、プライド高そうな、そんな第一印象。
(当時の私はジャッチメントたっぷりしていました…恥)
実際にそのデンマーク人の女の子に仕事を教えることになったニュージーランド人の女の子とすぐに対立してしまい、
職場では、最初からドラマありのスタートだった。
そんな出来事もあったもんだから、
私はそのデンマーク人の女の子、Aちゃんのことを、ちゃんとよく知ろうとする前から、
”この子はプライドの高い、トラブルメーカーっぽいな”
なんて彼女をジャッチして、あんまり深く関わらないようにしようって、一方的に壁を作って彼女と接していました。
案の定、一緒に働いていくうちに、彼女の私や他の人に対する話し方が気になり始めました。
もちろん彼女との会話は英語。彼女はデンマーク人だけど、英語はネイティブ。
彼女がストレスっぽくなる度に、話し方がとってもダイレクトになって、ズバッと切られるように話されるようになったんですね。
日本人は相手を傷つけないように遠回しに話すなんてことよくあるじゃないですか。
そんなの海外ではなくって、みんなめちゃめちゃストレートなんですが、特にそのAちゃんの話し方がどうしても自分の気に障るような、なんだか怒られているような、、、
そしてたまに冗談なのか、からかっているのか、何だかバカにされてる?なんて思い始めて。
それをずっと私は少しずつ自分の心の中に溜め込んでいました。
でも職場の仲間だし、半年以上もそのAちゃんと、なんとなく距離を置きながらも、うまく関係を保っていたのですが…
ある日、彼女は私に対して、失礼な態度で、ダイレクトにズバッと一言言われた瞬間がありました。
そのことに対して、私の中の彼女に対する苛立ちが爆発する出来事が起きました。
その日は私も疲れていたし、我慢が怒りに変わってしまった瞬間。
その場では何にも言わずに彼女が帰った後に、同じ空間にいた職場の仲間たちに私の怒りを吐き散らかしてしまった…
もちろん仲間もその出来事を見ていたから、あれはやばかったね、失礼だったよね、なんて共感してくれたので、
その後、彼女に長文のメッセージを送った。
その時の私の感情は、
”とにかく彼女に対するこの感情を伝えないと!”
Aちゃんの立場、気持ちを考えずに、”傷ついたのは私だ”、”あなたの私に対する態度を変えてほしい”、みたいなメッセージを送ってしまいました…。
すると彼女からすぐに電話がかかってきたけど、出なかった。
マッサージ受ける寸前だったし、距離が必要って思った。
テキストで電話出れなかったけど、月曜また直接話そうってメッセージを入れて、迎えた月曜日の仕事。
Aちゃんはかなり戸惑った様子で、うちらの職場のボス(かなり仲良し)も含め3人で話合いをすることになったんです。
それでね。どんな会話になったかと言うと。
私はもう一度なんで彼女に対してそう思ったのか、ちゃんと冷静に私の気持ちを伝えたんですね。
そしたら、
『なんでわたしがあの状況で、失礼だったのか全然理解できないし、
このメッセージはとっても傷付いた。
私はただ私のままで話しているだけだし、
思ったことは必ず声に出す性格だし、
そうやってずっと生きてきた。
だからあなたが今言っていることが理解できないし、とっても失礼だし、
私の話し方やジョークを悪いように受け取けとったのは、あなた!
あなたの中に問題がある証拠よ!』
って言われました。
それを言われた瞬間は、ポカーンって感じだった。
言葉が出ないくらいショックだった。
”傷付いた私”のはずだったのに、
”相手を傷付けた私”になっちゃった・・・?
何でもうちょっと相手のこと考えずに行動しなかったんだろうって自分を責めたり、
逆に、彼女うまく言い訳された、なんてまた私のマインドが出てきたり。
このトラブルを通して学んだ自分とは。
この会話の後で、私は何度も何度も自分と向き合うことになります。
というか向き合わさせられたって感覚。
このトラブルの後にも、パートナーとも喧嘩が止まらなかったり、全てのことにイライラしたり、
今まで感じたことのない感情がボコボコ出てきたんですね。
え?まさか妊娠?って疑っちゃったくらい。
その感情と自分の心とマインドと向き合わさせられるようなシュチュエーションが次から次へとやってきた。
本当にほとんど毎日、毎週のようにやってきた。
こんなシチュエーションがあまりにも多く続いたので、
これは自分をよく知る良い機会だと思い始めて、
と初めて自問自答をしはじめました。
それですぐに思いついたことが、”小さい頃のトラウマ”
でした。
この小さな小さな私が当時感じていた感情、家族間でのトラウマが出てきた。
トラウマと言っても、今まではただの思い出として扱ってきた私の記憶。
それがまさかトラウマなんだとは思ってもいなかったです。
二人の姉がいて、三女として生まれてきた私は、いつも家族みんなに揶揄われては、笑われて、バカにされていました。
いじめられて(けしていじめではないけど当時の感覚はそんな感じ)、
泣いては、
お父さんに怒鳴られる…
(どういうこと〜って感じだよね)
当時の私は、
という悲しい感情を抱いて育ちました。
今考えたら、家族は私のことを、可愛がっていて、本当に愛あっての冗談だっただけなのですが、小さな私は本当にそれが大嫌いでした。
そんなある小さい頃の私の感情をふと思い出したのです。(インナーチャイルドともいう)
すると私は、『あ!これが原因か!このトラウマと向き合う時がきた!』
とやっと理解したのです。
向き合うって言っても、”自分の中にそういう感情と連携したトラウマがあった”
とただ認めて、そのトラウマをそのまま受け入れただけなんですけど、
そのあは、びっくりするくらい気持ちが軽くなって、
そのトラウマを自分で癒してあげることができました。
見る世界が変わり始めるのは”自分”が気づいた時。
このトラウマを癒した後に、人間関係の仕組みをさらに理解できるようになった。
自分の中に抱いていた傷やトラウマを理解し、受け入れ、癒したことによって、
相手に対してイラつくことがなくなりました。
”自分はこうされる/言われると嫌だ”と100%発見したことで
自分を360度理解できるようになったからです。
今までの自分は、【過去にあった出来事】というある特殊のフィルターを通して、
世界を見ていた。要するにジャッチメントですね。
そうすると、今見ている世界の全てが【過去の感情】をベースとして、
【現実】として映し出されてしまうんです。
だから似たようなシュチュエーションがあった時に、私たちはそれに似た過去の感情を引っ張り出してきて、
悲しくなったり、怒ったり、感情的になってしまうシステム。
この仕組みをうまく説明するYoutuberの方が表現していたことをシェアします。
私たち、マインド(エゴともいう)がプロジェクター(コンピュータの情報部分)だとしたら、
その内蔵された情報をスクリーンに映し出していて、
見えている映像こそが、私たちの見ているこの現実だ。
ということです。
少しややこしいので理解するのも、自分が本当に理解できないとただの言葉にしか聞こえないのですが…
そのコンピュータ部分を変えない限りは、同じ映像しか流れないですよね。
ジブリが見たかったらジブリのDVDを入れて観る。
ディズニーが見たかったらディズニーのDVDを入れないと観れない。
それと同じで、自分の心を360度理解しない限りは、あなたの嫌いな部分が世界や相手に反映されて見えてしまう。
だから同じようなあなたの嫌うシチュエーションが何度も何度もやってくるんです。
わかるかな・・・?
この仕組みを理解するだけで本当に自分が変われるようになります。
変われるといっても性格や個性を変えるというわけではなく、
自分の中にあるマインド(エゴ)をうまく調整できるようになると言ったらわかりやすいかな。
だから映し出される相手の見方もどんどん変わっていくんです。
あれだけ”苦手”と思っていた相手も、ただの自分と同じようにひとりの人間って思えるようになるし、
その”苦手意識”も気づいたらスッといなくなっていきます。
しばらくしたらその相手に優しく接しられるようになったり、
相手のことをもっとよく知れるようになったり、
すると相手も優しく接してくれたり、
気を遣ってくれるようになったり…
本当に感動するくらいに自分の中で変化があるだけで、
世界がもっと愛溢れたものになっていくんですよ。
私もこの気付きがあってからは、Aちゃんに対する”苦手意識”は無くなっていたし、
今まで”苦手”と思っていた人への見方も変わっていきました。
相手をそのまま受け入れる必要は無い。
『相手は相手、自分は自分だから、相手の価値観、性格全てを受け入れないといけない。』
って前まで私も考えがちだったのですが、
自分の中でこのプロセスを進めていくと、
”相手をそのまま受け入れないといけない”
みたいなプレッシャーも無くなるんですよ。
その相手をそのまま受け入れ、感情的にならないようにするってかなり難しいんですよね。
どうしてもまたマインド(エゴ)が邪魔してきて、
『またこんなこと言われた』
『なんて酷い人だ』
ってこの独り言が始まってきちゃう…
だから”相手をそのまま受け入れる”のが”苦手意識”を無くす解決にはならないってことを覚えておいてください。
先ほども書いたように、
①まずは自分を見つめ直し、
②自分を360度知り、
③コンピュータ部分を書き換えて、
④写す映像を変えていく。
このプロセスが一番効果的です♡
それでも”苦手意識”が無くならない場合。
大体の苦手意識はこのプロセスで自然と消滅していきますが、
中には厄介な苦手意識もあります…
例えば、一番最初にも書いた、
このパターン。
誰でも経験あると思います。
話す側は、いろんな問題を誰かに共感してもらいたいからひたすら話します。
そういう人って大体話して満足、人の話はあんまり聞かないっていうのが多いように感じます。
だから聞く側からしてみれば、その会話から得ることがないし、ネガティブの波動が伝わってきてしまって、ドッと疲れてしまう…
こういう”苦手”のパターンである場合、できることとしては、
距離を置く。
それしかない…
自分のように話を聞いてあげれて、共感できるのであれば、一緒になって解決してあげるのが一番いいですが、
ジャッチメントない状態で、相手の話を聞いていても、自分の波動と合わないなぁ、疲れるなぁ、って思うのであれば、
その人の波動とあなたの波動は全く違うのですから離れて全然OKなんです。
相手を大切にするのも大切ですが、まず最初に自分を大切にできないのであれば相手も大切にできない。
なので自分にとって一番心地の良い友達や、パートナー、関わる人たちを選んで生きていけたらそれが一番いいですよね♡
あなたのハートによく聞いてみてあげてください。
『どんな時が一番心地いい♡?』
今日も最後まで読んでくれてありがとう♡
Love, Tsukasa
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