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見落としがちな愛の話。

きょうは久しぶりにnoteを更新します。
いつも「あ〜書きたいことがねえ〜」となって、
誰かの記事を読んでばかり。
でも、きょうはあります。書きたいこと。

それは、僕のことを1番にしてくれるあなた
ついて。
あんまり長くダラダラと書くつもりはないので、
土曜の夜の風呂上がりにアイスでも食べながら
ベッドでグダグダするついでに読んでみてください。
(もうそんな時間じゃないか…時刻a.m.1:25)


僕はいま人材系の広告代理店で
コピーを書いたりデザインをしたりという
仕事をしています。
日々頭を悩ませながらも、
いい広告を作ろうと励んでいますが
この世界、甘いものではない。
先輩から褒められることなんてまずないし、
ダメ出しばかり。
それはもしかしたら上司なりの
指導方針なのかもしれないし、
事実褒められるに値するアウトプットではないというだけかもしれません。
なんの基準もなく「いいねえ〜」と褒めてもらってばかりなのが良いとも思いません。
叱咤激励のなかでこそ、伸びる人もいると思うし、
良し悪しの基準があるから正しい方向へと進んでいけます。

そして、この世界、
1番になるということはもっと難しい。
僕のような若手は何か結果を残したくて、
会社に評価されたくて、上司に褒められたくて公募の広告賞に出したりするけど、グランプリはおろか入賞することさえ困難。

どこの世界でもそうだけど、
なにかの1番になるって本当に難しいことです。
だって、選ばれるのはたったの一人なんだから。
でも、それは自分かもしれない、
自分のための席かもしれないと希望を抱いて突き進んでいく。
この姿勢はともてかっこいいことだし、
その進む熱量って誰もが持ちうるものではないと思っています。
だから、1番を目指して前に進む人は本当に尊敬します。

そもそも人間ってどんな環境でも
なにかしらのものさしで優劣を決めたがります。
誰が1番で誰が最下位か、なんていうことを
決める必要のない場面もあるけど、
僕は心の中で勝手に意識をしてしまいます。
例えばわかりやすく営業会社とかであれば、
「1番数字を構築したのは誰か」という点において
組織の中の1番が自動的に決められますよね。

最近は何でも順位で評価しようとする自分の周りの環境に嫌気が差していました。
だって、1番になんてなれないんだもん。


小学生の頃は学校で1番足が速くなりたいとか、
中学生の頃はクラスで1番の成績を取りたいとか、
部活で1番上手くなりたいとか、
昔からそういう希望や目標を持って何かしら頑張っていました。
でも、いまと大きく違うことがあります。
それは、そこでもし1番になれなくても
当時は「ま、いっか」とやりすごせたということ。
悔しい気持ちもあったし、泣いたこともあったけど、自分を責めることはなかったです。
あの頃はまだ、大人たちが作りだした
小さな環境のなかで義務的に過ごしていた時間でした。

でもそれが、大学生になって、東京に出て、
関わる人が多くなっていくと”1番”の意味が少し変わってきたんですよね。
「あいつが1番お金を稼いでいる」とか
「アイツは〇〇ゼミで1番良い大企業に就職した」とか1番という数字こそ、その人の価値を定量的に示すことのできるものなんだと、
思っていました。”いた”というか、
今もそう感じてしまう時が多いです。
(まじでこじらせているイタイヤツ・・・。麻布競馬場さんの本とか共感しかない。)


とまあ、結果が出ず落ち込んでいる毎日のなかで、
僕は見落としてしまっていた大切なことがあったんですよね。
それは、自分の恋人にとって、”1番”の存在になれているという事実。
いつも近くにいて、その存在が当たり前になればなるほど大事なものを無意識のうちに見落としてしまうのが人間です。
視野が狭くなるというのかな。

「1番だよ」って言ってもらえるということ。
本当に感謝しないといけないです。
なにかの1番になることがとてつもなく難しいこの世界で、この社会で、
君だけが僕を1番にしてくれる。
君には選ぶ権利がある。
自分が幸せになる権利がある。
結婚となれば、一度しかない人生の一生を
捧げる選択でもあります。

そんななかで、僕を1番にしてくれるということ。
とっても素敵だなってことに気がついたんです。

学生の頃、俳優の玉木宏さんと
女優の宮崎あおいさんが出演している『ただ、君を愛してる』という
映画を観ました。
その映画の中で印象的に残っているセリフがあります。うる覚えだけど。

「瀬川君は1人分の幸せをその手に持ってるの。
だから瀬川君が持ってる幸せをその子にちゃんと渡してあげないと」

これって言葉の通りの意味で、
僕たちがいつか誰かと結婚するという未来があるなら、いつか人生を共にする一人の人間の幸せをこの手に握っているということです。
言い換えれば、誰かを1番にしてあげられる未来を握っているということ。


1番になることは凄いこと。目指すこともいいこと。
でもそこにばかり気を取られて、
自分の価値を自分で見定めて下げてしまうのはちょっと違う。
たしかに他社が評価して作られる自分の価値ってのもあるけど、自分が定める価値だってある。
そして、もしも自分が1番になれる何かがあなたにあるなら、それはとても感謝をしないといけないことだと思います。

僕はこの先もあなたの1番でいられるように頑張らないといけないし、あなたが僕を1番にしてくれることに日々感謝しないといけないです。


ありがとう。


そろそろ寝る時間ですか?
なんか真面目な話をしすぎたか。
backnumberみたい。(ディスってません。大好きです。)


それでは、この辺で。




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