くれちゃん

言葉で日々に艶を与えていく。

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ここに、小松菜奈がいた。今日は、僕らがいる。

はじめて『溺れるナイフ』という映画を観たのは大学3年生の頃。それまで小松菜奈という名前の女優さんがいるのは知っていた。正直、第一印象ではそこまで魅力的な俳優さんだと感じていなかったと記憶している。 けれど、『溺れるナイフ』を観てからその魅力を理解し始めた。ファンになったのだ。といっても相手はアイドルではない。握手会があるわけでもないし、サイン会があるわけでもない。だからファンといっても小松菜奈ちゃんが出ている映画やMVを観たり、写真を集めるという程度。それと併せて、いつか『溺

    • 家から近いお店ほど、足を運ばない、心理。

      家の近くのお店ってあまり行ったことがない。あまり、というか一度もない。同じ町内でも、家から遠ざかれば遠ざかるほど足を運んだことがあるといった具合だ。どうして家から近いところは行ったことないんだろう。ちょっと家族でお昼ご飯を食べに行こうとなれば、車で回転寿司チェーン店に行ったり、ラーメン屋に行くことがこれまでの人生多かった。 僕の家の近くには、僕の家族がここへ越してくる19年以上前からやっているイタリアンのお店がある。個人経営だ。その歴史の長さから当然うかがえるが、口コミを見

      • SNSを辞めても繋がる人は、親友なのか。

        僕は昔から、人の言葉や行動に影響を受けやすい。それは、プラスの意味でもマイナスの意味でも。これまでの人生、どちらかといえばマイナスに受け取ってしまうことの方が多かったかもしれない。最近特にそれを感じるのがSNS。例えば、Instagramは高校3年生くらいの頃(約8年前)からやっていて、その歴としては長い方なのだが、近頃はそこで目にするコンテンツに悪影響を受けている、気がする。なぜ、今になってなのか。自分でも不思議に思っていた。 よくよく考えてみると、みんながシェアするコン

        • 東京、午前3時の空気感。

          それは物語が生まれる時間帯だと思う。東京に住んでいるときは学生だったのもあって、よく深夜に街を出歩いた。都会の夜は眠らないなんて言うけれど、それは一部の街だけだと思う。僕が住んでいた八王子や多摩のあたりは、信号だけ切り替わる閑散とした道路を目にすることがほとんど。これは深夜3時くらいの話である。この時間がとっても好きだった。付近にはいくつかの大学があるエリアに住んでいたこともあって、家の近くの公園やドンキには大学生が騒いでいることもあったけど、そういう景色を遠くから見ているだ

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          二度目は訪れたくない、特別な場所。

          旅先でふらっと小さな神社やトンネル、細い路地なんかに行くことが好きだ。なんだか不思議な気持ちになる。少し悲しいような気持ちも同時に。でも、それがあとあと強烈な思い出として残ったりする。 あたりまえのことを、時間をかけて真剣に考えることが好きだ。よく考えるのは、人との出会いや場所との出会いについて。人生で会える人の数は限られている。人生で足を運べる場所は限られている。仕事中、ボーッと窓の外を眺めていると、遠くに自転車に乗った男の人の姿が目に入る。「あの人はどんな人なんだろう、

          二度目は訪れたくない、特別な場所。

          人生は引き算なのか。

          今朝のこと。いつもなら通勤時間は読書をすると決めているが、きょうはその気が起きなかった。それでなんとなく、インスタグラムで友人のストーリーや、いかにもサブカルチックな特段自分好みの投稿を見漁っていた。と、本当であればこんな調子で数十分電車に揺られていれば名古屋駅に着くのだが、きょうは違った。とある友人のことがふと頭に浮かんだのだ。たぶんそのとき聴いていた曲のせいだろう。何の気なしに音楽をかければ、その曲を知った頃、ハマっていた当時の記憶が瞬時に蘇る。これだから音楽って最高なん

          人生は引き算なのか。

          見落としがちな愛の話。

          きょうは久しぶりにnoteを更新します。 いつも「あ〜書きたいことがねえ〜」となって、 誰かの記事を読んでばかり。 でも、きょうはあります。書きたいこと。 それは、僕のことを1番にしてくれるあなたに ついて。 あんまり長くダラダラと書くつもりはないので、 土曜の夜の風呂上がりにアイスでも食べながら ベッドでグダグダするついでに読んでみてください。 (もうそんな時間じゃないか…時刻a.m.1:25) 僕はいま人材系の広告代理店で コピーを書いたりデザインをしたりという 仕事

          見落としがちな愛の話。

          静かに見守る彦根市の琵琶湖。

          先日、滋賀県は彦根市へ 日帰り旅行に行ってきました。 GW初日といえばいいのか、 9連休の方からすればちょうど真ん中にあたる日。 実は個人的に滋賀県という場所にとても惹かれていて、ほんとうにいつか居住したいと思っているほどすきな街。その理由はまた別の機会に話します。 想像以上の大渋滞に巻き込まれ、 到着したのは13時半頃。 遅めの昼食を取ろうと周辺の飲食店を探しました。 ちなみに、こういうプチ旅行や宿泊も兼ねた旅行で訪れる飲食店は絶対に個人店と決めています。 チェーン店には

          静かに見守る彦根市の琵琶湖。

          そして、健康的にラジオを聴くようになりました。

          ラジオを聴くタイミング。 これによく迷う。 ひとり暮らしをしていたときからよく迷っている。 寝る前にベッドで聴こうとすれば、 それもはもうラジオが主役ではなく入眠のお供みたいな存在になってしまう。 「よし、聴こう!」と意気込んでベッドに入るも、 集中力が続くのはほんの10分程度。 脳は副交感神経へと切り替わり 徐々に徐々に深部体温が下がっていく。 眠りのはじまりだ。 これまで色々なシチュエーションでラジオを聴いてきたが なかでもよくやっていたのは掃除中にラジオを聴く、とい

          そして、健康的にラジオを聴くようになりました。

          褒め上手なアイツの話。

          他人から褒められるということ。 多くの人がされて嬉しいことの一つだと思う。 「すげーじゃん!」 「お前に頼んで本当に良かったよ!」 「さすがすぎる!」 こんな言葉をかけてもらったときは 多少の捻くれ者でも何食わぬ顔をしながら、 心の奥底で笑顔になっている気がする。 自分の過去を振り返ってみると、 褒められた経験があまりないということに気づいた。 昔から特定の分野で秀でているわけではなかったし、 むしろ、勉強なんて人並み以下だった。 絵や彫刻だってド下手。センスのかけらも

          褒め上手なアイツの話。

          『ひと夏の』って言葉に大人は弱い。

          "ひと夏の恋" "ひと夏の思い出" "ひと夏の出会い" うん。どれも響きがいい。その年一度しか訪れることのない夏。 そして、一年に一度の夏は一生に一度の夏。「何かが終わってしまう」ということを想像させる表現ですよね。 ”あれは93年の夏のことだった。” こんなのも悪くない。小説の最初の一節がこれだとしたら、「ありきたりだな〜」という感想を抱く反面、どこかワクワクしてしまうはずです。 夏がすきだ。 夏はずるい。「あの夏は」なんて振り返れば、色々な出来事が少し美化されて

          『ひと夏の』って言葉に大人は弱い。

          【#2 これは私へのnote】あの人も生きた23歳だから

          去年、祖母が亡くなったとき、「あ〜この先どうしよ」って思った。物心がつく前から、私はいつも祖母と一緒にいた。幼少期のアルバムを見返せば、きまって祖母の姿がある。たかが23年という短い人生だけど、辛いときはいつも傍にいてくれて、いつも私だけの味方をしてくれていた。母親と喧嘩をしたときは祖母の家に逃げ込んで慰めてくれた。受験生の頃に模試の結果が上がらず、悔し涙を流したときは「りょうなら大丈夫だよ」って励ましてくれた。 そんな祖母が亡くなったとき、私はこれから、誰に頼っていけばい

          【#2 これは私へのnote】あの人も生きた23歳だから

          歳の離れた兄弟と再会する。 成長期のそれは ある意味タイムスリップ しているような感覚。 #つぶやき #日記 #兄弟

          歳の離れた兄弟と再会する。 成長期のそれは ある意味タイムスリップ しているような感覚。 #つぶやき #日記 #兄弟

          苦しくて、愛おしい、夏。

          苦しくて、愛おしい、夏。

          一本のペンから始まった

          近頃、仕事に対するモチベーションが上がらないでいた。 そんなとき、自分が尊敬する何人かの先輩や友人に相談をしてみた。 その中には、就活期に出会ったある一人の女性がいた。 ・ ・ ・ ちょうど一年と四ヶ月くらい前だろうか。新宿駅から徒歩10分くらいの場所でメディア系の会社が集い、大規模説明会を行うという話があった。 当時、私は映画業界一本に絞って就職活動をしていたので参加するほかなかった。 基本的には、興味のある企業のブースに行って話を聞くというスタイルだったの

          一本のペンから始まった

          恩師

          先日、四月から毎週楽しみに観ていた『ドラゴン桜2』がついに、終わってしまいました。 視聴者の期待を裏切ることなく、第一シーズンのメンバーも全員出演し、ひっさびさに地上波の番組で興奮しました。 特に感動したのは、藤井遼(鈴鹿央士さん)の受験を通しての変化と最後に見せた優しさです。 桜木という人物との出会いが、彼の内面を変え、一人の人間として成長させました。 藤井にとって、”桜木”という一人の男は一生忘れらない恩師になると思います。 ”恩師” 私には、”恩師”と呼べる