見出し画像

アルファスティム体験談

前章の続きです。

背景

2024年2月時点の状況

治療開始時点の状況です。

困りごと
・不眠、中途覚醒
・それによるブレインフォグ(頭がぼんやりする症状)と気力低下
・集中の転換、マルチタスクがまだ少し苦手

内科的状況
①重金属(水銀等)の脳内残留はわずか。←検査に基づく主治医の判断
②微生物の脳内侵入はない。
←バイオレゾナンス医の所見
③炎症ストレス状況は正常
←検査結果から
④電磁波過敏症
⑤血糖値スパイクあり
⑥副腎・甲状腺ホルモンの異常ほぼなし
⑦メチレーション異常は未検査

アルファスティムは脳に微弱電流を流す療法です。
脳内に余計なものがあったら効果が出づらいのは明らかなので、治療開始のタイミングを調整しました。
ここのところは結構重要かと思います。
①②③から、機器購入・使用開始に踏み切り2か月弱が経過しました。

頻度・やり方等

一日1回40分、毎日やってます。
電流は300-350μAです。
これは購入したクリニックの医師の指導によります。

50μAから一段階ずつ電流を強くしていって、頭がふわっとする感覚を感じたらその手前の強さでキープ、というシンプルなやり方です。

じわじわ効きます

不眠と中途覚醒は9割方電磁波過敏症と当たりをつけていたので、あまり期待はしていませんでした。

が、ブレインフォグと気力低下、集中の転換はじわじわと改善していきました。

慢性的な睡眠不足でも通常の70-80%くらいで頭が働くようになりました。
仕事は在宅でIT系デスクワークですが、ほどよい緊張感が保てます。

そして集中力が落ちてもタスクを中断できない、いわゆる過集中状態がほぼゼロになりました。

仕事の合間に家事をし、終業後は残りの病態について今後の治療計画を立案したり、必要に応じてスパッと頭を切り替えれるようになりました。
結果、マルチタスク能力も向上しています。

これからも毎日続けていく予定です。

ただし本当にじわじわ

・発達障害グレーゾーン程度でクローズド就労している僕が、
・脳の内科的治療をそこそこクリアして、
・毎日40分行っています。

効果が実感できたのは1〜2週目くらいでしょうか。

生活にさほど問題なく、メインの治療もまあ順調。そういう人間が毎日かかさず行って、じわじわと効果が出てくる。

逆に言えば、うつや発達障害などの症状が重い人が、これ一本で完治させるのは難しい、というのが率直な感想です。

通院の場合は頻度が減りますのでなおさらです。

僕の見解としては、こういった比較的手軽な治療法はタイミングを見極め、根本原因の除去と併用するのが正しいと思います。

補足:消耗品について

やってみたい人のためランニングコストについて書いておきます。

使用は医師の指導か取扱説明書に順じてください。

耳たぶを挟むクリップ(中央下部)に白いパッドをつけ電解液(青い液)を染みこませて通電させます。


・クリップにつけるパッド

4個1セットで使用

耳たぶを挟むクリップにつけるパッドです。
買ったりレンタルすると多分ついてきます。
256個入りで2200円。
「2~3回使用するごとに替えればいいよ」と医師に言われたので、毎日使っても半年以上持つ。

・電解液

付属してたやつはひと月ちょいでなくなりました

クリップにつけたパッドを濡らす液体。
8800円もしましたが、毎日使っても一年以上持ちそうです。

・単4乾電池
意外と減りが早いですが、ドンキで4本100円とかです。

以上です。

(目次へ戻る)

頂いたお金は新しい治療法の実験費用として記事で還元させていただいております。 昔の自分のようにお金がない人が多いと思いますので、無理はしなくて結構です。