【SLAM DUNK GI】152話「悪者軍団の悪だくみ」
UJBリーグ開幕へ向けて、各チームプレシーズンマッチも徐々に行われていた。
圧倒的なインパクトを見せるプレパラシオン東京に対して、
https://note.com/tyimage/n/nb52cded342bb
ヴィルフェーダ大阪は大きなインパクトを残せない試合が続いていた。
本日は久しぶりに神奈川、Bar Mr,Buuからお届けする。
「おい、ヴィルフェーダ大阪の評価はCランクだってよ。」高宮
「まじか?」大楠
「そりゃ、花道だしな、、。」野間
「りょーちん どうなんだ?」水戸
「うーん。何て書いてある?」宮城
相田彦一の記事を読む。
「個性の強いメンバーを揃えるが、新規参入チームとあり、連携面に課題がありか!?」高宮
「あれっ この彦一って確か?」大楠
「要チェックしてた?」野間
「ああ。」水戸
「ほう、興味深い記事だな。」花形
「花形さん!? いつの間に!?」高宮
「チェック甘いぞ。」花形
「花形さん 忙しいんじゃないですか? あの件はどうなったんすか?」宮城
「ああ、オーナー記事の続きを読んでくれ。」花形
「特に土屋淳、仙道彰の能力は高いが、タイプが似ている為か両者の長所を出しきていない。共存が出来るかがポイントである。このまま二人のポイントを見いだせないようだと期待値には届かないか?その見極めによっては、そこを埋める外国人選手の獲得も視野に入れるのも一つのチーム戦略か? だってよ。」高宮
記事を読み上げた高宮は、バスケ経験者の宮城、花形に見解を聞いた。
「仙道が機能しないってことは考えにくいけど、それでもまわりレベルだって高いんだから爆発力を求めるのは現状では難しいってことかな。」宮城
「能力は高いからな、下位に沈むってことはなさそうだが、確かに桜木、べノンに高い得点力を求めるのコクだ。南も不振から立ち直っているかどうかは未知数。そこも外すとなるとな、、。」花形
「じゃあ、外国人を連れてきたほうがいいってこと?」水戸
「そもそも連携の問題だからな、外国人を連れてくればいいいという問題ではないかな。」花形
「なるほどね。」大楠 「そうか。」野間
「連携ね、、。まぁ 合う人とはすぐ合うし、相性ってのもあるからな。相性ね、、。」宮城
その時、宮城は何か思いついたように笑って話しだした。
「はは(笑) てか 連携がネックなら答えはシンプルじゃん?」宮城
「どういうことだ?」高宮
「はは(笑) てか 花形さんもわかっているんだろ?」宮城
「・・・・ うむ。しかしどうすれば? 失敗はしたくない。慎重な交渉を、、。」花形
「ちょっと説明してくれ」水戸
「連携が問題なら、もうすでにそのホットラインが構築されてる奴を送り込めばいい。」宮城
「土屋淳とのホットラインが構築されてる奴ってこと?」大楠
「仙道を切るのか!?」野間
「いや、その仙道とのホットラインが構築されてる奴だよ。」宮城
「福田吉兆、今、花形さんが代理人としてUJBリーグ入団を目指している。」宮城
「福田!?」大楠 「マジか!?」野間
「確かに陵南、強かったよな。」水戸
「花形さん、自分の預かる選手信じてやれなくてどーすんだよ。」宮城
「ああ わかっている。どう戦略して交渉に持ち込むか?」
「花形さん、翔陽の秀才が俺たちとこうしているんだぜ。和光中のバカ共とな(笑)」宮城
「難しく考えるなって! 殴り込みだ。」宮城
「おお おもしれー!」高宮
「おい ふざけるんじゃない。」花形
「殴り込み、、みてーなもんだってことよ。やっぱさ仙道とかつて構築したホットラインをアピールした方がいい。」宮城
「ぶちまけよーぜ。 流川みたいによ。」宮城
NBAから日本に帰国した流川楓は、連日マスコミに騒がれていた。そこで発言した流川の言葉が、
「仙道は俺が倒す。」
だった。この声は結果的に異国の地にいた仙道彰に届く。
「流川も赤点、多かったしな!」大楠
「「電光石火の宮城リョータ」に福田を出す。」宮城
「少しばかり、俺も頭が固くなっていたようだな(笑) お前らといたのにな。やるか。」花形
そして、「電光石火の宮城リョータ」に出演させることはあくまで、構想の序章に過ぎないと、
悪者軍団は悪だくみを話すのだった。
続
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