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車雑学

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車に関する雑学を入れておきます。
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#安全

不用意にレンジ操作をしない方が良いワケ

不用意にレンジ操作をしない方が良いワケ

【はじめに】

たまに信号待ちで一瞬バックランプ(後退灯)が点く車がいます。

これは信号待ちの時にATのレンジ操作でP(パーキング)レンジに入れています。

しかし、ATのレンジ操作にはリスクがあります。

【レンジ操作のリスク】

〈操作ミスによる追突〉

AT車ではクラッチ操作をしなくても発進することが出来ます。

なので、発進時はアクセルを踏みますが、レンジ操作をしてN or Pに入れてい

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車内の凶器

車内の凶器

【はじめに】

車は日常の足として生活の一部になっている人もいると思います。

しかし、車を使うと事故と隣り合わせです。

事故の時には非日常に引き込まれます。

それは事故対応などだけではなく、事故の瞬間の車内は日常では味わったことのない空間に変わります。

その時、何気なく車内に置いているものが凶器になります。

【前面衝突】

荷室には物を置きますよね?

そのための空間なので当然です。

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アクセルとブレーキの踏み間違い事故について

アクセルとブレーキの踏み間違い事故について

【はじめに】

最近踏み間違え事故の報道がよくされています。

踏み間違い事故について解説します。

【踏み間違い事故のシーケンス】

シーケンスといってもはじめの一歩はアクセルとブレーキの踏み間違いです。

以降以下になります。

①ブレーキを踏むつもりでアクセルを踏む
②車が進む
③アクセルを踏んだことに気がつく
④アクセルを離す
⑥ブレーキに踏み替えようとする
⑦ブレーキを踏むつもりで再びア

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オートマ車のレンジ選択ミスについて

オートマ車のレンジ選択ミスについて

【はじめに】

オートマのレンジ選択ミスによる事故が発生しています。

TVCMでもトヨタやダイハツがアピールしています。

この選択ミスや事故にはどんな特徴があるのか深掘ってみたいと思います。

【なぜレンジ選択ミスが起こるのか?】

一般的なオートマのレンジ選択は上下方向にレバーを動かしてレンジを選択します。
(ゲート式含めて)

レバーを上下方向のどの位置で止めるのかで、レンジを選択します。

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セーフティ・サポートカーとは

セーフティ・サポートカーとは

【はじめに】

自動車メーカー各社が自動ブレーキ等の運転支援装置を開発し、各社しのぎを削っています。

新技術が出てくると各社各様の名前を付けて複雑化するため、ユーザーには分かりづらくなる面があります。

これまでも名称が共通化されないことで混乱を招いてきた背景があります。

そのような反省を踏まえ、国が運転支援システムに対して共通の指標を付けるように施策されたのがセーフティ・サポートカー(サポカ

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ドライビングポジションについて

ドライビングポジションについて

【はじめに】

正しいドライビングポジション(以降ドラポジ)は安全運転のためにとても大切です。

ドラポジは自動車学校でも習ったと思いますが、その時に良い教え方をされなかったか、忘れてしまったのか、いい加減な人が多いように思えます。

自動車メーカーのTVCMであっても「オイオイ」と突っ込みたくなるようなものもあります。

正しいドライビングポジションを取るためにどうしたらいいのか?

また、メリ

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駐車場ではバックで止めた方が良い理由

駐車場ではバックで止めた方が良い理由

はじめに最近、駐車場で頭から止める人が多い気がします。

早く降りて一刻も早く用事に取り掛かりたいということでしょうか?

それとも、駐車場の構造のせいでしょうか?

しかし、前進駐車はバック駐車には無いリスクがあります。

駐車場の潜在的リスク駐車場には危険がいっぱいです。

普通の駐車場では道路と違って歩行者と車のいる領域が隔てられておらず混在しています。

また、駐車場は車同士が接近している

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煽られたらどうしたらいいのか?

煽られたらどうしたらいいのか?

はじめに公道には様々な人が居ます。

中にはとても危険な運転をする人が居ます。

煽り運転はその代表でしょう。

煽り運転とその対処法について説明します。

煽り運転とは後方から接近し、車間距離を詰める行為です。

その時、パッシング(ヘッドライトのハイビーム⇔ロービームを頻繁に変化させること)や警笛を鳴らしたり、右ウインカーを出したりすることもあります。

前方の車に対して「どいて欲しい」という

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車の衝突安全について

車の衝突安全について

【はじめに】

車の衝突安全は車の性能の中で最も大事な性能であるのにも関わらず、ユーザーからは比較的軽視されてきました。

近年では安全性の優先順位は向上しているものの1位にはまだ程遠いです。

【衝突するということ】

衝突するということはそれまでの速度で進んでいた車が何かにぶつかって急激に減速するということです。

車が走っているということは、その中にいる人や荷物なども同じ速度で走っています。

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傷の位置でわかる苦手な運転

傷の位置でわかる苦手な運転

【はじめに】

ぶつける位置でその車を乗っているドライバーの苦手としている運転がある程度わかります。

基本的にぶつけるのは以下のどれかが原因である事が多いです。

以下の優先順位で重要です。
・判断力不足
・確認不足
・注意力不足
・車両感覚の欠如

【判断力不足】

判断力が欠如すると「このくらいなら、まっいっか」と思って勢いで行動してしまいます。

判断力は必ず安全を確保できるかどうかの生命

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車両感覚を磨こう

車両感覚を磨こう

【はじめに】

車両感覚を身につけることは車をぶつけずに使うのに必須の感覚です。

自分が考えている感覚と実際の車の位置がどの程度ずれているのかを確認する必要があります。

曖昧なままではいつまでたっても向上しません。

精度を高めるために一番効果が高いのは練習する事です。ベタですが。

以下に練習方法を示します。

【駐車場で止めるたびに車体を見回す】

自分の持っていたイメージと見比べて下さい

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