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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】新聞に現金、紙にペン…災害時にはアナログなものが役に立つ

災害時には、新聞や現金、紙にペンなど、私たちの身の回りにあるアナログなものが役立ちます。なぜアナログアイテムが不可欠なのかをまとめました。

現金の必要性
電源が失われ、通信網が途絶えると、スマホ決済やクレジットカードは使えなくなります。そのため、小銭と千円札を含む現金の準備が不可欠です。コンビニではおつりがないことも考えられます。必要な物資を購入する際の支払い手段として、現金はマストです。

新聞はいろいろ使える
新聞は、情報収集の手段としてだけでなく、さまざまな用途で役立ちます。能登半島地震の際、避難所には地元紙が大量に配達され、被災者が最新の情報を得るための重要な手段となりました。また、新聞はトイレの臭い対策や、断熱材としても使用することができます。

紙とペンの重要性
スマホやタブレットなどが使用できない状況では、紙とペンが重要なコミュニケーションツールになります。物資のリスト作成、避難所内でのメッセージ伝達、連絡先の記録など、さまざまな情報を書き留めるのに役立ちます。

ちなみに能登半島地震では、スマホの充電設備が各避難所に設置されるのに5日程度かかりました。「10分充電するのに1時間以上並んだ」人も少なくありません。

ほうき・ちり取り
災害後は、家屋や避難所の清潔を保つことも重要です。ほうきやちり取りは、衛生的な環境を維持するのに役立ちます。清潔な環境は、災害時のストレスを軽減し、病気のリスクを低減させることにもつながります。

このように、アナログなアイテムは、災害時において予想外の価値を発揮します。災害は予測不可能ですが、準備は可能です。今回紹介した基本的なアイテムを準備することで、万が一の時に備えることができます。

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