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美しいということ ~桜~

桜は
美しいから儚いのか
儚いから美しいのだろうか。
人の若さも美しいものとするならば
それも儚く短い。

残念ながら(?)人生は
「若い」頃より「若くない」時の方が長い。

美容好きの私が言うのもなんだが
なんだか最近は
男も女もジェンダーレスの方も
外見が若く美しくいることが
まるで何よりもスゴイことのような風潮になっている気がしてならない。
ソレッテ チガウヨネ。

そりゃね
同じ「中身」なら、汚いよりは美しい方がいい。
でも
その「中身」は?

そう。
人生は
「若い」頃より「若くない」時間の方が長い。のです。
そして
若い頃は中身が未熟でも、若いからいいのです。
でも
若くない人間の中身が
成熟さのカケラもなく何もなければ?
どんなに美しい容姿でも
ペラッペラで魅力がないですよね。
( ワタシガ イウノモ ナンデスガ… )
一言で言うと
「で?」
って感じでしょうか。。。

歳を重ねたが故の
心魂の厚みから出るオーラというか
たおやかな美々しさというか。。。
あえて外見的な事で言うならば
ただ形がキレイな人」 より
魅力的な人」になりたいと
私は思います。

上っ面を一心不乱に毛繕いしている内に
時は過ぎ、
その過ぎし時は
上っ面を一心不乱に毛繕いしているだけだった。
な~んて
アァ オソロシイ。。。

もちろん私なんて
無駄にちょっぴり濃ゆい生き方をしてきたくせに
いろんなものがナイナイづくしの未熟者だけれど
「心の成熟からにじみ出る美しさ」
本当の美しさだということは知っている。

桜は
美しいから儚いのか
儚いから美しいのだろうか。
花は散っても
幹は力強く脈打ち美しい。
また美しい華を咲かせるために。

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