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洗濯の詩


洗濯の詩を
書いてみたいものだ
よく晴れた日の青空と
清々しい風を感じる
女性が書いた
洗濯の詩を
幾つか読んだことがある
あなた達の生活の
喜びと 楽しみと 
夢と 憧れを
悲しみと 失望と
倦怠と 寂しさを
しぼって
パンパン叩いて
洗濯バサミで吊るして
風に晒せば
みんな 何処へ
飛んで行くんだろう
白いシャツに
陽光が染み込んで


洗濯の詩
私にも書けるだろうか
もちろん書ける
独居男性は
もう長いこと
自分で洗濯しているから


そうそう たまには
外干ししてみるか






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