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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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2022年12月の記事一覧

【詩】おわる年はじまる年

終わりが近づく ゆっくりしずかに すみやかににぎやかに 二〇二二も店じまい おわりを知らせ…

天鳥そら
1年前
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【詩】新月の星たち

今日は月のない日 1ヵ月に1度か2度おとずれる ぼくらだけの特別な日 太陽が沈めば星がまたたく…

天鳥そら
1年前
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【詩】一生に一度だけの

星のかけらが流れていく あっちからもこっちからも いつもなら 流れ星は貴重なもの ひとつの星…

天鳥そら
1年前
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【詩】こんないいことありました

うれしかったこと たのしかったこと 胸の中であたためる 誰かに言ってみようかな なんだかもっ…

天鳥そら
1年前
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【詩】ひと休みの景色

どんどん前へ進みたい 焦りの気持ち 早く次の景色を見たい はやる気持ち 次の場所へ行きたい …

天鳥そら
1年前
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【詩】照らし続ける

 闇の大地に浮かぶ明かり  これは一体だれのものだろう  明るく小さく  ときおり揺れる  …

天鳥そら
1年前
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【詩】お月様がひとりじめ

 暗闇の中から浮かび上がる  一輪の赤い花  赤いつぼみは固いまま  いつになったら開くのでしょう  暗闇の中から浮かび上がる  一輪の赤い花  赤いつぼみはやわらかい  いつになったら開くのでしょう  暗闇の中から浮かび上がる  一輪の赤い花  赤いつぼみがふっくらと  いつになったら開くのでしょう  暗闇の中から浮かび上がる  一輪の赤い花  赤い花びらふんわりと  いつになったら開ききるのでしょう  暗闇の中から浮かび上がる  一輪の赤い花   赤い花びらふわふ

【詩】クリスマスのお人形

 私はクリスマスのお人形  クリスマスが近づくと箱の中から出される  ほこりをはらわれ軽く…

天鳥そら
1年前
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【詩】自分にしかわからない風景

ファインダー越しにのぞく ファインダー越しといってもスマホ 竹藪の奥をのぞき込むようにスマ…

天鳥そら
1年前
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