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【読書メモ】ブランド人になれ!φ(..)

読んだ本

単行本: 229ページ
出版社: 幻冬舎 (2018/7/6)
田端 信太郎

メンタルマップ

<何故この本を読もうと思ったか(理由)>
・ブランド人というものが気になったから

<得たいこと(メリット)>
・自分ブランドの立て方が分かる

<読んだ後どうなりたい(期待)>
・自分のブランド戦略がたてられる

本の特徴

田端さんが大学生からNTTデータの新卒時代、リクルート、ライブドア、LINE、ZOZOを通してどうやってブランド人になっていったのか、考え方が分かるもの。ブランド人になる方法、マインドセット、会社の考え方がのっている。

<オススメな人>
・会社で働くことが嫌な人
・会社で「こういうことしたらいけないんじゃないか?」と委縮・恐怖して働いている人
・「恥をかく」のが怖い人
・田端さんが好きな人、生き方を真似したい人

勉強になった点まとめ

<ブランド人>
ブランド人の仕事は「お客様を喜ばせること」
・ブランド人へ道はお客様とともに歩む

★限界を超える仕事をし続ければ、振り返ったとき確実に自分のキャパは広がっている。「こんな量は絶対不可能だ」というレベルの仕事を、必死でやりきる。

★ブランド人になりたければ、社内での人事評価ではなく、社外へ向けて、圧倒的なインパクトを残すことを最も重視するべき

●手に入れるべきはカネより信頼だ。クレジットや署名(シグネチャ)のないところにブランドは決して築かれない。

★「何を知っているか」より「誰に知られているか」を問え
・クリエイティブな仕事において、品質を客観的に定義することは不可能
漫然と「いいものを作ろう」なんて思って仕事をしていては、ブランド人への道は開かれない
一流と呼ばれるインフルエンサーが一言でも褒めてくれれば、無名の商品、無名の一般人でもたちまち有名になる
・大切なのは、特別なあの人に「あいつはおもしろい」「あいつはすごい」と知ってもらうこと。そう言ってもらえるようになることだ。

★システムの歯車になるな。システムそのものを創れ。
・ブランド人として仕事をしていくならば、「ワクワク感を失い、システムの歯車になったら死んだも同然」
組織の歯車、システムの歯車になりかけているようであれば、それが我が子のように育てたプロジェクトであっても、自分を育ててくれた会社であろうと、別れを決断し、再スタートをきるべき

★ブランド人にとって
必要な嗅覚が、自分が物理的に対峙している生身の人間が放つ言語化されていないインサイトをかぎ取る力
武器となる視覚は、遠く離れた場所で起こった事象が言語化されたとき、その情報が正しいのか間違っているのか見極める「情報リテラシー」

●本当に必要な情報リテラシーとは、自分に直接に関係し、自分の長期の人生や、短期の生活に影響するような判断を、正しく行う為、判断材料をそろえるためにメディアに接する態度や技術の事

●体を張った実体験を通して、真のリテラシーは磨かれる

★フォロワー1万人を目指せ

<会社の奴隷解放>

★武士は打ち首。サラリーマンはノーリスク
・会社から多額の金額を横領しているわけでもない、事業の失敗の責任を取って、昔の武士のように打ち首になることもない
・責任を取ると言ってもせいぜい会社を首になるくらいだろう
・フリーランスが自ら立ち上げた事業に失敗すれば、貯金を切り崩した借金をしたり、自分で全責任を負わなければならない。
・実はサラリーマンこそ、ギャンブルし放題

読んだ感想

ブランド人になる方法というよりどちらかというと「会社奴隷からの解放」というニュアンスが強く、会社との付き合い方、マインドセットなどが凄く勉強になった。

会社で働き続ける人も読むことで、働くことへの向き合い方が変わって、自分の人生が歩めるのではないかなと感じた。

メモ

※自分が必要な情報を抜粋。意訳のものあり。正確な情報、詳しい内容が気になった方は是非本を読んでね!

●今までこの国は、終身雇用、年功序列が約束されていて、奴隷でいる方が圧倒的に楽だった。会社の中でいかに評価されるかがすべてだったし、自分の仕事を聞かれたら、会社の名前を答えればよかった。

●サラリーマンであっても、「自分という会社」を経営しなくてはいけない。
アーティストやアスリートと同じように自分というブランドを磨き上げなくてはいけない。

moto(@moto_recruit)さんの「moto株式会社」という考えに近いかも

●会社に仕事をやらされるのではなく、自分の手で仕事を選び取る。
無難な仕事ではなく、あえて面倒な仕事に身を投じる。

●奴隷として染みついた発想や習慣を捨てるだけだ。その瞬間からブランド人への道は開ける。

●汗水に価値はない
★一言で言えば、「お客様を喜ばせること」、それだけがブランド人の仕事だ。
・自分の仕事の本当のお客様は誰なのか?他人や社会とどのような関わりをもっているのか。どうすれば自分の仕事がお客様とその集合体としての社会を盛りたてることができるのか。大義や志はそこにあるのか?
・ブランド人へ道はお客様とともに歩む

●ブランド人たるもの、「カネを稼ぐ」という自分本位の目的など捨て、「他人の幸せ」を考えなければならないのだ。それが出来た時にカネは勝手についてくる。

●給料の値段はオマエが決めろ
・「あなたはいくら給料が欲しいのか?」
もし口ごもって答えられないのならば、ブランド人になれるはずもない。

・就活に挑む人間は、会社に対して自分の労働力を売ろうとしているわけだ。労働力を提供した引き換えに、その人は会社から金を受け取る。取引相手(会社)が君を雇い、君の労働力を求める対価として、最大ここまでなら払ってよい、と思っている上限の予算を、自分なりに想像したり把握したりできていないのはおかしい。

・あなたはいくら給料がほしいのか?好きな額を言ってみてほしい。そして、自分がなぜその金額に値するのか?を説明してほしい。

サーフィンが好きな人の回答が面白かった。以下意訳。
「人生の第一優先として、とにかくサーフィンに打ち込みたい。
ボロ家で月々の手取りは15万円あれば十分だから、波の調子がいいときはいつでも休ませてほしい」
給料交渉は多く貰う為ではなく、自分らしく生きる交渉の一つだと気付いた。

●20歳を過ぎたような大人に対して、プロとしての基礎を形成するのに必要な育成期間は2年というのが世のスタンダード

★限界を超える仕事をし続ければ、振り返ったとき確実に自分のキャパは広がっている。「こんな量は絶対不可能だ」というレベルの仕事を、必死でやりきる。

●目の前のチャンスに誰よりも早く「はい!」と名乗りをあげる。
実際にどう動くかは、それから考え始めたって遅くはない。早く名乗りをあげすぎたせいで赤っ恥をかいたところで、失うものはたいしてない。まずは名乗りを上げることでしか、君がブランド人への一歩を踏み出すことはできないのだ。

●毛沢東は革命の三原則は「若いこと」「貧しいこと」「無名であること」と言ったが、持たざるものだからこそ、無理や無謀を突破できるのだ

●武士は打ち首。サラリーマンはノーリスク
・たとえ「R25」がズッコケて億単位の巨額の損失を出したところで、「給料を全額返還せよ」と迫られるわけではない
・会社から多額の金額を横領しているわけでもない、事業の失敗の責任を取って、昔の武士のように打ち首になることもない
・責任を取ると言ってもせいぜい会社を首になるくらいだろう
・フリーランスが自ら立ち上げた事業に失敗すれば、貯金を切り崩した借金をしたり、自分で全責任を負わなければならない。
・実はサラリーマンこそ、ギャンブルし放題

●ブランド人になりたければ、社内での人事評価ではなく、社外へ向けて、圧倒的なインパクトを残すことを最も重視するべき

●手に入れるべきはカネより信頼だ。クレジットや署名(シグネチャ)のないところにブランドは決して築かれない。

●「何を知っているか」より「誰に知られているか」を問え
・クリエイティブな仕事において、品質を客観的に定義することは不可能
・漫然と「いいものを作ろう」なんて思って仕事をしていては、ブランド人への道は開かれない
・一流と呼ばれるインフルエンサーが一言でも褒めてくれれば、無名の商品、無名の一般人でもたちまち有名になる
・ならば君にとって大切なのは、特別なあの人に「あいつはおもしろい」「あいつはすごい」と知ってもらうこと。そう言ってもらえるようになることだ。

●会社なんて幻想だ!
・会社は社員のために存在し、社員のためにインフラをふんだんに準備してくれる。発想を変えれば、サラリーマンには自分のために組織を利用できる特権があるのだ。

★システムの歯車になるな。システムそのものを創れ。
・ブランド人として仕事をしていくならば、「ワクワク感を失い、システムの歯車になったら死んだも同然」
・組織の歯車、システムの歯車になりかけているようであれば、それが我が子のように育てたプロジェクトであっても、自分を育ててくれた会社であろうと、別れを決断し、再スタートをきるべき

「システムそのものを創る」ってどんな感じなんだろ

●「銀行ヤバい」と思って辞めていくやつらはクソダサいとしか言いようがない。誰だってこんな状況は予測できて、辞めるならずっと前にやめておくべき。落ちるところまで落ちたらイノベーションによって起死回生できるチャンスがあるかもしれないのに

★ブランド人とは「人々の心のひだに分け入るような豊かな想像力を発揮できる人」の異名

★人々が求めるものは何かを鋭敏に想像し、需要を刺激する情報を発信できる物がマーケットで勝利する

この能力が今物凄く欲しい、何言ってるかようわからnw

●マーケットを知るためには自分が誰よりも消費者にならないといけない。
一流の消費者でない人間が一流のマーケッターになれるはずがない

★とにかく新しいものは、何でも試せ!

★ブランド人にとって
必要な嗅覚が、自分が物理的に対峙している生身の人間が放つ言語化されていないインサイトをかぎ取る力
武器となる視覚は、遠く離れた場所で起こった事象が言語化されたとき、その情報が正しいのか間違っているのか見極める「情報リテラシー」

●本当に必要な情報リテラシーとは、自分に直接に関係し、自分の長期の人生や、短期の生活に影響するような判断を、正しく行う為、判断材料をそろえるためにメディアに接する態度や技術の事

●どうやって本物と偽物の情報を見極めていけばいいのか。
その情報を切望する状況に、もし間違った情報を引いてしまったら猛烈凹む状態に、自分の身をおくしかない

●体を張った実体験を通して、真のリテラシーは磨かれる

●これからカネの価値はどんどん下がっていくだろう。どんどん使って自分の知見に換えていこう。そうすることでまた金が回ってくる

●相手に対面で直接言えないことはツイートもしない。

●何が何だかわからない手探り状態の中で、誰よりも早く試してしまう。手を動かしながら考え、一番乗りのポジションを取ってしまう。こういう人はフォロワー数が伸びる。

●フォロワー1000人を超えない人間は終わっている

・情報にオリジナリティがあれば「このアカウントが発信する情報は使える」と、同好の士から注目を集める
(例)小説を読むのが好きな人は、文芸誌に載った書き下ろし作品の情報や、マニアックな深読みレビューをバンバン投稿する
ワイン/ラーメン/カレーなんでも可能

・大切なのは他者からの目線
・自分の発信がいつ、誰に、どのように受け取られるか、
それがどんな価値につながるか、君にしか出せない価値があるか
手に取るようにフォロワーの気持ちを想像しなければならない

他者からの目線はゆうこす(@yukos_kawaii)さんの本を読んだらわかるのかな?

●ツイッターにはw絶対ネガティブなことは書かない。私生活や仕事に関する愚痴を書いたところで、見ている人まで不愉快になって生産性がないから

●ツイッターのフォロワーが
100人や300人、500人といった数字でとどまるのは草野球レベル

1000人から3000人くらいの層が一番中途半端、ツイッターで炎上したときに会社から怒られて損するだけ、「炎上して、クビになりました」とツイートしても、転職のオファーがこない

フォロワー1万人を目指せ
万単位になれば、少しくらいアカウントが炎上したところで会社の横やり何てはねのけられる。馬鹿な会社からイチャモンつけられたときには、逆ギレして辞めたっていい

●正直者であれ
裏表がなく、バカ正直に君の人間性を丸出しでいきるからこそ応援が集まる

●ツッコマレビリティ(弱みをツッコまれる人徳)
飲み会の席で「寝ないでくださいよ」とツッコまれない上司では、部下から信頼を集めることは難しい。
恥も余白も失敗もさらして、部下や若手からツッコマレビリティを感じてもらえるようになる

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