我が道

自信とは、突然湧いてくるものなのかもしれない。
自分がやりたいこと、成し遂げたいことが果たせる、そんな気がしてきた。

独立したいという思いと、日本語教師を続けたいという思い、そして妻と二人で何かビジネスができればという思いが重なり、灰色だった青写真に明るみが出始めた。

体が弱い妻は、今は専業主婦として、頑張ってくれている。
私は、それで十分満足している。
それでも、彼女自身が納得できていない。
自分の稼ぎも生計の足しにしたいという気持ちは有難い。
だが、また病気になられては困る。
何より、子供の世話を優先にして欲しいという気持ちがある。
一方で、彼女の気持ちもわかる。
ベトナムの両親に、いくらかでも仕送りしてあげたいという気持ちもあるだろう。

だから、近い将来、夫婦で共同でやれる事業を起こそうと思う。
そのとき、ベトナム人としての彼女のサポートは大いに役に立つに違いない。
日本語教師もやりつつ、新規ビジネスもやる。
明確な目標が定まった。
そのときまで、教務主任としてのキャリアを積んでおくのも悪くない。

私は、ベトナムと日本の架け橋となり、国際社会に貢献しよう。
それが、今後の我が道となる。


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