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育休復職2回、合計1000人のワーママをみた経験から伝えたい!スムーズな復職のための具体的な行動ステップ

こんにちは!保育園児2人を育てながら、フルタイム会社員をしている、もり なつ です。戦略的な社内転職を3回実施、出産後は徹底的に働き方と自分を見つめなおして、現在は会社員を楽しみながら複業を実施しています。noteではワーママのインタビュー記事(本業とは無関係)や、共働きをしながら子育てをする中で考えたことをお話しています。

育休からの復職する方が多い季節がやってきました!以前にも、同じ時期に復職に向けた心構えを共有しましたが、今回は”復職前にすると良い、具体的なステップ”を紹介します。


私は1人目の育休復職時はかなり失敗したし、今は仕事柄トータル1,000人以上の育休社員と関わっています。このように、自分の経験(今も保育園児2人と仕事の両立中)と客観的に様々な人を見てきた経験から、「この人は復職しても上手くいくな」とか「これはきっとつまずく…」と、成功・失敗のパターンが見えやすくなりました。

結論から言ってしまうと、復職後の生活が上手くいくパターンは「自分がどんな生活・仕事を送りたいのか根拠を持って説明できる人」です。

もちろん考えは時によって変わっても良い。ですが上手くいく人たちは、なし崩し的な両立をしていません。

これから復職を迎える方々には、ぜひスムーズに両立してほしい!そう思い、復職前にやってほしいこと、とくに上司と面談する前の準備について話します。そして、希望者には今回の記事で登場するツールをお渡しします。


3つのstepで紹介します!


Step①復職後の1日のスケジュールを書き出す

まず最初にやること。それは、1日のスケジュールを書いてみることです。
というのも、育休は平均1年~1年半ぐらい育休をとることが一般的です(特に女性)。長い期間仕事から離れていると、仕事をしている生活が思い出せない方も多いのではないでしょうか?また、子供を育てながら仕事をするのが未経験の方は、そもそもイメージ出来ない人もいるはず。

だからこそ″イメージ″でいいから1日のスケジュールを書き出してみることをおすすめします。頭でなんとなく考えているのと紙に書くのでは、違った発見があるはずです!

ちなみに私は一人目の復職時に「何とかなるだろう」と妙な自信を持っていて、1日のシミュレーションなど全くしていませんでした。すると、全ての想定が甘すぎて、何もかも上手く行かなかかったです。もうぐちゃぐちゃです!毎日泣いていたし、最初の半年間は記憶がありません。

1日のスケジュールを書くポイントは24時間で考えること。そして自分だけでなく、パートナーや子供を含め、家族全体の動きを書くことです。朝は何時に起きる?どちらが保育園の送迎をする?時短勤務は利用する?可能な範囲で細かく書き込んでみましょう。書き出すと、いろんな疑問や課題が浮かび上がるはずです。そこには印をつけて、後で見返しやすくしておいてください。


Step②復職生活で嫌なことを書き出す

次は「こんな両立生活はイヤだ!」と思うことを書き出してみてください。1日のスケジュールは一旦横に置いて、思いつくだけたくさん書き出してみてください。忖度なしで書くことがポイントです!

例えば、睡眠時間が確保できない生活は嫌、自分の時間が全くない生活は嫌、そんな感じです。「親なんだからご飯は毎日同じつくらなきゃ」とか、「子供がいるから責任ある仕事ができなくてもしょうがない」などの”べき論”は無しです!
書き出したら、その内容をじ~と見つめてみてください。嫌なことで共通しているテーマはないですか?難しい方は書いていることを少し俯瞰してみて考えてみてください。「私は自分時間が削られるのが嫌なんだ」とか、「夫婦平等が理想なんだな」とか。共通項を見つけてみましょう!

昔の私は「~べき」に凄く縛らていました。だから子供のことも家事のこともパーフェクトにしようとして復職して半年で倒れました…

Step③両方を見返して差分を考える

最後のstepは、1日のスケジュールをみながら、書き出した嫌は回避できているのか確認することです。「本音は睡眠時間を確保したいのに、寝る時間が遅い」とか、「パートナーにも平日の家事育児を任せたいのに、私ばかりがやる前提になっていている」とか。理想と1日のスケジュールに差分は無いでしょうか?

そしてぜひ差分についてどうやったら埋めることができるのかを考えてみてください。家事代行を頼む、調理家電を使う、自分の働く勤務時間を見直す…。ポイントは1人でやらない、頑張らないこと。少し余裕を持ったスケジュールを引く事です(それでも始まってみたら想定外にハプニングがあってパツパツになる可能性大、です!)。そして、パートナーとの話し合いに関しては、良ければ前回の記事も参考にしてみてくださいね。

このように、どう働きたいのか、何を活用するのか、どんな協力体制を築くを整理しておくと、復職時に上司と面談するときもスムーズに自分の意見を伝えることができます。もし上司からの無茶な提案があっても、「これは出来るけどこれは勘弁」を理由を添えて伝えることができます。


もちろん、なんとかなる精神も大事ですし、働き方に対する価値観は変わります。ですが現時点での気持ちを把握して出来る範囲の準備をすることで、行き当たりばったりの生活を防ぐことができます。

大切なのは、事前に復職生活をシミュレーションをして自分の「こうしたい」を決めてみるということです。

復職生活を応援しています!


最後に
24時間のスケジュールを立てるためのツールを欲しい人はもりなつのTwitterDMにご連絡ください!

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