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尊敬する師僧から燈りを再び味わった話

お疲れ様です。ひであきです。

先日
尊敬する僧侶、高橋卓志先生にお会いしてきました。

先生に初めてお会いしましたのは
わたしが実家の寺院をどうにかして発展できないかと悩んでいたときに
先生の著書「寺よ!変われ」を読んで
連絡を取らせていただいた仏縁からである。
実際に熱を感じたかったのだろうと思う。

当時、二日にわたり
葬儀を見せていただいた。

葬儀にかける熱。
僧侶としての姿をまじまじと感じさせていただいた。
理想との距離をはるか遠くに見せられた。
この距離を縮められるのか。

寺院継承を迷うときに
実は先生にも相談した。

先生からは「やめなさい」と言われた。
しかしわたしはその声を受け入れず
自分の道を進んだ。

医療の現場で働こうと決意したとき
先生から「これでよかったのだ」とメッセージをいただき
どこか胸をおろしたのを今も覚えている。

そんな先生がいまステージ4の状態にある。
ずっと先生と会いたいと思ってた。
だから連絡をとり会いに行った。

先生の熱がいまも変わっていなかった。
いかなる状況であってもあのときと変わっていない。
きっとそうだろう。

先生と仏教界、医療、未来など多くのことを
対話させていただいた。

わたしはあの葬儀を身近で見せていただいた以来
先生からどこか熱をまるでオリンピックの火のように
灯してもらったと思っている。
しかし、その火は正直消えそうな感覚があったんだろう。

今回、煌煌と燈りを戻した。

先生との対話は本当に心が喜ぶ。
私にとって数少ない方だ。

先生はこれからの選択として快くを大切にすると語る。

わたしもこれからの人生で大切にしたい感覚だ。

また先生と話をしたい。

わたしは最後「お元気で」と握手をして
お別れをした。

灯したこの胸の火は決して消えない。


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