要は本人に好奇心があるかどうかです。好奇心というのも、学校教育でかなり摘み取られています(中略)学校で洗脳されます(中略)だから学校教育で、好奇心を骨抜きにされている人が多いのです(中略)脊椎症や脳性マヒなどのリハビリにもナンバ歩きをもとにして、動きや症状の改善も行なってきました。リハビリにも応用できます(中略)置いた足の足首を意識して動かさない(中略)足首をなるべく動かさない(中略)重心を崩し、脚が前に出るようにしないと、全身で動いているとは言えない(中略)重心を前に崩す(中略)足首の動きが、右半身と左半身の上下の連動を起こしている(中略)骨を動かそうとするだけで筋肉も鍛えられる(中略)歩き出す際、脚の筋肉で蹴り出すのではなく、ただ、重心を前に崩す事によって自然に脚が前に出る。この繰り返しが歩みになる(中略)重心を崩し脚が前に出る、の繰り返しが歩くということ(中略)動きが滑らかになれば、その副産物として違和感や痛みから解放されます(中略)映画人や役者は、勉強不足としか言いようがありません。時代劇を撮るなら、江戸時代の特殊技能であったナンバ走りを、映画やドラマでも再現してもらいたいものです(中略)現代の動きと江戸時代までの動きは、全く違うものです(中略)特別な人たちというのは、表の世界では飛脚で裏の世界では忍者です。特殊技能であるナンバ走りができるのだから、それは高級が稼げたはずです(中略)特殊技能はお金になる(中略)そして特殊技能ですから、簡単に他人には教えません。秘伝ですから。今も特許ともいうらしいのですが。だから、誰にも教えません(中略)江戸時代の長者番付を見ると、飛脚はかなり上の方にランクされている(中略)忍者の服部半蔵は、いまだに東京で半蔵門という名を残している(中略)(※ウサイン・)ボルトの走りも「ナンバ走り」(中略)このことはフィギュアスケートでも同じこと(中略)武士は素早く力強く動いても、着物が着崩れないように動いていました(中略)ナンバ歩きで歩いても、ほとんど誰も気づかなくなります(中略)難しいことに取り組むのを楽しめるかどうかで、人生はどうにでも変わってきます。※引用者加筆.