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【お知らせ】新作スポーツエッセイ&ノンフィクション集「笑う敗者」を出版しました

こんにちは、僕です。和良拓馬です。

さて、突然ではございますが、このたび新しいスポーツエッセイ&ノンフィクション集である「笑う敗者」を発売開始させて頂く運びとなりました。まあ、1か月前(5月10日)に発売開始して今更ランディングページつくってるんかい! という皆様のツッコミに真摯に耳を傾けつつ、少しばかりおつきあい願います。

現在、Kindleや楽天kobo、BOOK☆WALKERなど主要な電子書籍ストアでの販売を開始しております。是非とも下記リンクよりご確認願います。BCCKSでは紙本のお買求めもできますので、ぜひ!

【作品紹介】
敗者が笑い、勝者が泣いた。敗れ去ったり、失敗したり、挫けたりした者たちの姿に、心を動かされる瞬間があるのは何故だろうか? 一筋縄ではいかない勝負の世界を生きる、彼らの熱闘と軌跡を追い続けたスポーツ・エッセイ集!

・そこに戦う「勇気」があるのなら 「リメンバー、タッチダウン!」(アメリカンフットボール/第71回及び72回ライスボウル)
・敗者が笑い、勝者が泣いた 「笑う敗者」(ラグビー/LIXIL CUP2016決勝戦)
・屈辱はゴールではなく、スタートなんだ 「『最下位』から続く道」(競馬/日本ダービー)
・見守る人々の、静かなる熱い戦い 「赤い団扇」(野球/第88回都市対抗野球大会)

また、noteや外部に掲載し、無料で読めるものは下記の通りです。本書に収録するにあたり、大分加筆修正しましたが

「赤い団扇」も都市対抗野球前にこちらにアップするかもしれません(予告)

そんな感じで色々と書いてきましたが、この本に関する思いというのは本書のあとがきにまとめてあります。こう書いておいてあとがきを読ませるために買わせるのは少しよろしくないので(笑)、↓に置いておきます。ご一読頂ければ幸いです。

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 この度は本書を手に取って下さり、誠にありがとうございます。

 以前、僕の本を手に取って下さった方から、「最後は『負ける』作品が多いですね」と言われたことがあります。正直に申しますと、オチが勝つか負けるかの割合は、半々位だと思っていたので、非常に意外でした。
 そんな僕が、「敗者」をテーマに1冊本を作ったわけです。

 競技も大会も全く違う(強いて言えば、東京ドームと東芝が目立つ?)一方で、この4つをひとまとめにすることは容易でした。あの日、秩父宮ラグビー場で泣き崩れる田中と励ます廣瀬・大野の写真を撮影した後に思いついた「笑う敗者」というキーワードも、本をつくる上での大きな後押しになりました。
 ただ、「笑う敗者」という言葉を眺めた時、果たして「笑う」というのはsmileなのか、laughなのか、funnyなのか、それともcynicalなのか……実を言うと、作者も未だに悩むところなのですが、これは読者の皆様に判断を委ねさせて頂ければ幸いです。

 今回も表紙はNovelJamつながりで杉浦昭太郎氏にお願いいたしました。世界観を再現して頂き、感謝感激でございます。でもって、またしても細かい注文が多くてすいませんでした……。
 そして、「『最下位』から続く道」はウマフリさんの掲載作品を本書収録用に一部加筆修正したものです。毎年ダービー特集でニッチな作品を生み出しては、読みやすく編集して下さりありがとうございます……! 

 そんな感じで、時代が変わってもスポーツが持つ新たな側面に光を当てていきたいと思います。ではまた! 

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)