ブランディングの3つの軸、『インナーブランディング』・『アウターブランディング』・『コンセプトメイキング』 とは?

みなさん、こんにちは! Wellness Brand TeamのYUTOです!

前回の僕たちWellness Brand Teamが考えるブランディングとは!?
の投稿内容に出てきたブランディングに大切な3つの要素について、

今回は1つずつ掘り下げて見ていきたいと思います!!

インナー/アウターブランディング・コンセプトメイキングってそもそも何なのか…!?そして、なぜそれがブランディングに重要なのか・・!!??

今日はそんな内容をお伝えできればな〜と思っております!

❶インナーブランディング:ブランドの核となる内面の強化

インナーブランディングは、ブランドの核となる内面の強化のことを指します。ブランドの外面的な要素だけでなく、組織内部の意識や文化を育み、それを共有することでブランドの力を最大限に引き出す重要なプロセスです。まず、インナーブランディングの意味と重要性について確認しましょう。

インナーブランディングとは、企業や組織の内部でブランド意識を高めるための取り組み・施策です。それがなぜ重要なのか??
それは、社内の従業員が企業ブランドの価値を理解し、共有することで共通認識や一体感を生み出し、顧客へのサービス提供に一貫性を持たせ、顧客に対し質の高いサービスを安定して提供し続けるためです。

社内でのブランド意識の醸成と組織文化の形成がインナーブランディングの中心的な要素です。組織全体がブランドの理念や価値を理解し、その価値観に基づいた行動をとることが重要です。このためには、リーダーシップ(ブランドマネージャー)の役割が欠かせません。リーダーはブランドのメッセージ(目的や方向性)を示し、組織の一員としての誇りと責任を醸成する役割を果たします。近年は、ブランドマネージャーを雇う企業が増えているのを見ると、それだけ企業にとって"ブランド"というものが大事になってきているのが分かります。

さらに、インナーブランディングの成功には、社員の参加とエンゲージメントも重要になってきます。社員がブランドのアンバサダーとして自らの仕事に誇りを持ち、ブランド価値を具現化し、それを体現することが求められます。従業員にブランドの背景やビジョン、ミッションについて理解してもらうことで、ブランド意識を高めます。また、リーダーシップやコミュニケーションスキルの育成を通じて、社員1人1人が企業ブランドの代表者としての役割を果たせるようにサポートすることも重要だと思います。

最後に、ブランド価値を共有し、社員のエンゲージメントを高める具体的な手法についてです。例えば、ブランドガイドラインやブランドストーリーを作成し、共有することで組織内の共感や共通認識を生み出します。また、ブランド価値を具体的な行動指針(クレド、エッセンシャルズなど)に反映させることで、社員がブランドの価値を実践できるように支援します。さらに、社内イベントやワークショップを通じて、社員同士の交流や情報共有を促進し、ブランドの理念や文化を浸透させることが効果的です。定期的なコミュニケーションチャネルの確立や社内報の活用、社員の功績や取り組みを公表することも大事な施策だと思います。

❷アウターブランディング:ブランドの外面の向上と認知度の向上

アウターブランディングは、ブランドの外面を向上させ、認知度を高める取り組み・施策のことです。
ものすごく端的に言うと、自社のサービスやブランドを、どこの媒体ででどういう風に発信するのかを決定し、それを実行することです。
それがなぜ重要なのか?それは、ターゲット層に対してブランドのメッセージを効果的に伝え、関心や信頼を得ることができ、サービス購入のきっかけになるからです。

アウターブランディングの意義と重要性は、競争の激しい市場でブランドを差別化し、顧客に自社のサービスを必然的に選んでもらうことが重要だと考えます。ブランドメッセージを伝えるためには、効果的なコミュニケーション手法が必要です。ターゲット層の特性やニーズを把握し、それに合わせた伝達方法を選択することが重要です。

ブランドコミュニケーションと広告戦略は、アウターブランディングの中心的な要素です。ブランドのストーリーを伝えるために、クリエイティブなサービス動画やキャンペーンなどを展開することが効果的です。また、予算に限りがあるスタートアップなどの企業では、媒体の選定や広告予算の最適化も重要な課題のひとつです。効果的なブランドコミュニケーションと広告戦略は、ブランドの認知度を向上させ、顧客の心に深く印象を刻むことができます。

また、デジタルマーケティングやソーシャルメディアの活用もアウターブランディングにおいて重要です。オンラインプレゼンスを構築し、ターゲット層との関係を築くことができます。コーポレートサイトやブログ、SNSなどを活用して企業ブランドの情報を発信し、顧客との対話を促進することで、ブランドの認知度や信頼度を向上させることができます。

アウターブランディングの目的は、顧客やターゲット層に対してブランドの魅力と価値を的確に伝え、彼らの心に深く印象付けることです。効果的なターゲット層へのブランドメッセージの伝達手法、ブランドコミュニケーションと広告戦略の活用、デジタルマーケティングやソーシャルメディアの活用方法は、アウターブランディングの成功に欠かせない要素です。

❸ コンセプトメイキング:ブランドのコンセプトの形成と展開

コンセプトメイキングは、ブランドコンセプト(世界観)の形成と展開を行う取り組み・施策のことです。
なぜ重要なのか?それは、顧客にイメージ通りの印象を持ってもらい、企業ブランドの独自性を確立するために必要な要素だからです。

コンセプトメイキングの意義と重要性は、ブランドの目的や方向性を明確にし、それを共有することです。ブランドストーリーを作成し、ブランドの核となるメッセージを自社のサービスに関わる全ての方に的確に伝えることで、顧客に対して一貫した魅力的な体験を提供し続けることができます。ブランドのコンセプトは、ブランドの独自性や差別化を図るために重要な要素です。競争の激しい市場で成功するためには、他社との差別化ポイントを明確にし、顧客の心を掴むことが必要不可欠です。

ブランドのコンセプトを具体的なプロダクトやサービスに反映させるためには、戦略的なプランニングと創造的なアイデアが必要です。ブランドのコアバリューやブランドイメージを考慮しながら、プロダクトやサービスの開発やデザインを行うことで、ブランドのコンセプトを具現化することができます。

ブランドコンセプトの形成と展開で成功している企業はたくさんありますが、例えば、数あるコーヒー屋さんの中でもスターバックスにたくさんの人が集まるのは、『いつもと違うおしゃれな空間で、一息つきたい』と思ってコーヒーやフラペチーノを買う人のために、初めからそういうコンセプト(世界観)を設計しているからです。このような企業の例をみても、持続的な企業の成功には、適切なコンセプトメイキングが重要な要素のひとつであることは間違いありません。

◉まとめ◉ (ここ一番大事です!!笑)

最後にまとめですが、僕たちWellness Brand Teamは、このインナーブランディング、アウターブランディング、コンセプトメイキングの3つの軸のバランスを最も重要視しています。そして、もっと大事なのは、ブランディングがただのデザインではなく、僕たちの理想の未来の実現するための経営戦略の1つだということ。私たちWellnessは、『 Wellness for all 〜すべての人に、豊かな人生を〜 』というミッションを実現するために、予防医療をもっと当たり前の世の中にし、事前に防げる可能性のある病気をなくし、1人でも多くの人の『健康』という資産(幸せの土台)を守り続けていきたいと思っています。