CFOのnote:資金調達|CXO|上場準備|ファイナンス

Wild Blue:戦略策定:13社、資金調達:31社/累計約80億円、管理部門立上げ…

CFOのnote:資金調達|CXO|上場準備|ファイナンス

Wild Blue:戦略策定:13社、資金調達:31社/累計約80億円、管理部門立上げ/運用改善:14社、上場準備支援:4社 スタートアップやベンチャーでの所感をざっくり記載 お仕事のご依頼やお問合せはこちら https://forms.gle/bwZHjJqN4q7Fhvxs5

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CFOのデスクツアー:スピード×正確性を追求するために必要な環境を整え、クリエイティビティを高めるための投資としてデスク環境を構築する

作業環境の重要性は環境を整えてみる、 むしろ整え続けていくことで スピードや正確性が飛躍的に上がっていきます。 飛躍的な効果を得ることで時間効率が高まることでクリエイティビティに 時間を使えることでさらなる成果が得られることになります。 メインモニター: メインモニター台 モニターサウンドバー:ここにHomePod mini×2を配置 モニター2:右側に配置、横に長いExcelやフォルダを並べて配置 モニターアーム モニター3:左側に縦で配置 モニターアーム

    • CFOの財務戦略:長期的な企業価値を上げていくためには資金調達/資金管理が戦略的に実行されている必要がある

      2024年の資金調達/資金管理戦略スタートアップのエクイティ資金調達環境は、 一様に厳しいと言われて続けています。 直近スタートアップでのエクイティ・ファイナンスが 盛り上がってきたからこそ、 資金調達がエクイティ・ファイナンスありきに なってしまうかもしれません。 エクイティの資金調達環境が悪いということは、 企業のシェアアウト比率が相対的に大きくなる、 ということになります。 従来の出資を受けた資金を 事業としての投資にまわすと結果を 今まで以上にシビアにしていくこ

      • CFOのキャリア:CFOは財務をベースとした事業推進要素を持つために資金繰り表からバリューをさらに高めることができる

        CFOのCOO的な要素CFOだからといって事業のことが解らない、 というのは資金繰りや資金管理ができないことに なりかねません。 事業のことを理解しつつ、 財務数値を基に、 事業推進できるスイッチを自分なりにもてている ことが大事になります。 事業推進できるスイッチCFOはあくまで財務ベースで考えます。 例えば、 資金繰り表の作成及び運用もその一つです。 今、お財布にいくらはいっているのか、 これからお財布にいくらあるのか、 を把握するだけで 事業推進のスイッチを押せ

        • CFOの資本政策:バリュエーションを説明できる要素は合理的な説明かつ意欲的な設計できるのかが重要

          バリュエーションがどういう理屈で 設定されるのかを理解することバリュエーションの算出では、 ARRでマルチプルで。。。 PSR、、、 PER、、、 という方法が様々あります。 上記以外にも バリュエーション算出にはどういう説明ができるのか、 を考えていかなくてはいけません。 ARRだけでしかバリュエーション設定ができないとなると 昨今の資金調達状況下では不利になってしまいます。 また、ARRだけに拘ってしまうと 戦略としての手札も自ずと限られたものしか持てない という息苦

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          CFOの組織設計:組織に足りないスキルを洗い出し、2-3年後を想定し取締役や執行役員体制を構築していく

          取締役や執行役員候補者は周りにいても、 カルチャーフィット、ジョインしてくれる 人材は簡単には見つからない会社の規模を拡大していく、 事業を加速させていくために、 取締役/執行役員の採用を考えた場合、 1.自分の友人/知人に紹介を依頼 2.紹介会社に依頼 3.リファラルを活用 などが主だった手段です。 上記3つを活用することで、 候補者となる人は、一定数はあがってくるはずですが、 本当に必要な人材は見つけられることは少ないことを 認識した上で、活用する必要があります。 2

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          CFOの資金調達:企業価値をどうしたら上げられるか、を考え続けるのがCFOの仕事になる|資金調達期間だけではないCFOの仕事

          資本政策を意識し、資金調達を実行するCFOが資金調達期間以外で何をするのかで、 企業価値は大きく変わります。 スタートアップではCFOはエクイティでの資金調達をすること、 が至上命題にもなり、 CFOはエクイティ資金調達しかしないとも 考えがちになってしまいますが、 実際は、資金調達はデットでの資金調達もあるわけです。 特に資金調達環境が悪いと言われ続けている現状で、 エクイティを中心に企業成長を考えているのは、 資本政策上のリスクが高くなるだけになります。 資金調達期

          CFOの資金調達:企業価値をどうしたら上げられるか、を考え続けるのがCFOの仕事になる|資金調達期間だけではないCFOの仕事

          CFOの採用活動:CFOがCXOクラスの採用ができる組織の強み|経理財務以外の業務もできるから組織が強くなる

          なぜ経理財務以外の領域ができることが 強みになるのかスタートアップではCFOが経理財務だけできるよりも、 業務範囲が広いほど組織への貢献度が高まります。 どうしても経理財務だけの管轄であると、 他部署との共創をし、 組織形成をしていくうえで加速力が落ちてしまいます。 CFOの採用活動とは何か採用活動自体はCXOは1年中実施していますが、 特に現実的な組織形成の延長線と 企業成長において必要なCXOクラスを 適切なタイミングで組織にジョインさせる力となります。 または、

          CFOの採用活動:CFOがCXOクラスの採用ができる組織の強み|経理財務以外の業務もできるから組織が強くなる

          CFOの資金調達:定石にこだわらず、会社成長のことを考える資金調達ラウンドを組成する

          定石にこだわらない資金調達とはシード→PreA→SeriesA→SeriesB・・・、 と資金調達ラウンドは続いていきます。 これはあくまで一般論/一般的な考えであるということです。 シードラウンド後にブリッジラウンドを組成することもあります。 SeriesBの後にSeriesBエクステンションやPreSeriesCを 実行することもあります。 まだSeriesAにはいけないけど、資金調達が必要であれば、 ブリッジラウンドをどう生成していけばいかなくてはいけないかを 考え

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          CFOのキャリア:CFOになる前には、バリューを上げるために経験したい業務

          経験したい業務CFOになるまでに経験することで 自分自身のバリューが上がる業務がいくつかあります。 実務で経験したことがないと、 自分自身でハンドリングすると とてつもない時間がかかることになります。 できる限り早めに経験しておいたほうが良いです。 CFOは管理部全体を見ることも多いため、 CFOが経理や財務だけ分かっていも、 組織として強くなることはないからです。 ◼︎経験したい業務 上場準備 規程作成及び改訂 内部統制 予算作成、予実管理、予実分析 取締役

          CFOのキャリア:CFOになる前には、バリューを上げるために経験したい業務

          CFOの戦略策定:時間をかける机上の戦略ではなく、矢継ぎ早に出せる施策を重ね合わせる施策が戦略を重視する

          スタートアップでの戦略は時間をかけるより 何度も何度も繰り返して磨かれていくスタートアップでは、PoCと言われることや マーケットフィットということ言葉があります。 では、マーケットフィットが永遠なのか!? マーケットフィットは、 すぐにでも再現性はなくなると考えたほうが良いです。 PoCやマーケットフィットで散々試行錯誤してきて、 売上が上がってきたと思ったら、 また売上を上げることに課題が発生する、 この繰り返しをしていくことで、 セールストーク1つやセールスを実施し

          CFOの戦略策定:時間をかける机上の戦略ではなく、矢継ぎ早に出せる施策を重ね合わせる施策が戦略を重視する

          CFOのキャリア:常に半年先の業務を準備していく|CFOの業務範囲は資金調達から上場準備、上場後は市場からの評価と注力するポイントが大きく変化する

          CFOに任せられる責務は上場という使命CFOは管理系と責任者として 管理系全般の業務を任せられることが多いです。 スタートアップで資金調達が必要な時期から、 上場という資金調達の準備もしていかなくてはいけません。 そして多くのスタートアップのExitが上場であることから 上場準備を必要な時期から担当することにもなります。 上場準備では、ファイナンス以外にも、 経営企画、経理、人事(労務)、内部統制、内部監査、機関設計、IR を全般把握しておく必要があります。 もちろん、

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          CFOの組織設計:CXOクラスはシード・アーリーフェーズでどれだけ参画させられるのかが、事業加速の明暗になる

          なぜシード・アーリーフェーズで CXOクラスが必要になるのかCEOの時間を空けるということです。 初期フェーズになればなるほど、 CEOが現場に関わる時間は長くなります。 一方でCEOにしかできない仕事もあります。 初期であれば、営業です。 数値を作るのにCEOが入れば意思決定が早くなるため 商談の進みが早くなるからです。 売上が早く積み上がる可能性を高めることで 資金調達のハードルが自然と下る効果もあります。 開発は? マーケティングは? 戦略は? 資金調達は? 営業

          CFOの組織設計:CXOクラスはシード・アーリーフェーズでどれだけ参画させられるのかが、事業加速の明暗になる

          CFOのキャリア:CXOになれる思考法は会社の成長と時価総額にどれだけ寄与できる人材となれるのか

          CXOの心構えスタートアップでは、 転職後のポジションがCXOやCXO候補として 新しいステージが急におとずれることになります。 普段から勉強や多彩な経験をしていても、 経営サイドに関わることは全く違うものになります。 今までの常識とまた違った常識を捉えていかないと、 CEOや周りのCXOとの差が確実に広がっていきます。 CXOになれる思考法とはCXOになる以前は、 日々の業務の正確性やスケジュール、 四半期での目標達成を念頭に、 業務を実施していることが多かったと思いま

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          CFOの資金調達:資金調達ラウンド前までに既存事業に+αを追加することでバリュエーションも加速させる

          +αとは何か前回ラウンドで資金調達実施から 事業進捗とともに良い成果でた施策であり、 今回の資金調達でターゲット市場の拡大や アップセル、KPIをさらに加速させる内容のことです。 ただし、 この+αの注意点は2つあります 1.既存事業と関係ない内容ではいけないこと 2.良い実績を必ず得てから資金調達に望むこと なぜこの2点なのか、 資金調達時にバリュエーションの評価を不当に 落とすことを避けるためです。 なぜ+αを付加するのか資金調達実施時には、 どういうKPIを伸ばし

          CFOの資金調達:資金調達ラウンド前までに既存事業に+αを追加することでバリュエーションも加速させる

          CFOの組織設計:CFOが積極的にボードメンバーとのコミュニケーションに関わっていくことで組織全体のチームアップに繋がる

          なぜCFOが動くのかとても単純な話です。 誰もが忙しくてボードメンバーのコミュニケーション の必要性さえ考えることができないからです。 CFOが暇という話ではなりません。 広義にCFOは財務だけではなく、 管理部全体を見るポジションでもあります。 管理部には人事機能があることも多いので、 CFOが音頭を取ってしまったほうが早いということです。 もともとCFOは事業計画策定時は、 各種CXOクラスとのコミュニケーションは 他のCXOより求められているポジションでもあるので

          CFOの組織設計:CFOが積極的にボードメンバーとのコミュニケーションに関わっていくことで組織全体のチームアップに繋がる

          CFOの戦略策定:戦略の実装はバリュエーションを向上させるハンドリングをすること

          なぜ戦略をなのか戦略がなく、何も見通しがないままに 営業をしてもプロダクト開発をしても、 結果からのフィードバックを得ることができなくなる からです。 例えば、新しいプロダクトをリリースする場合には、 1.単価 2.営業方法 3.ターゲット 上記の項目などを決めていかなくてはいけません。 売れれば良い、というアプローチもありますが、 再現性がないのは中長期的見て、企業成長の妨げになりかねません。 どの方法でリード獲得をした方がいいのかは、 かなりの確率で企業で実施されて

          CFOの戦略策定:戦略の実装はバリュエーションを向上させるハンドリングをすること