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CFOの組織設計:CFOが積極的にボードメンバーとのコミュニケーションに関わっていくことで組織全体のチームアップに繋がる

なぜCFOが動くのか

とても単純な話です。
誰もが忙しくてボードメンバーのコミュニケーション
必要性さえ考えることができないからです。

CFOが暇という話ではなりません。
広義にCFOは財務だけではなく、
管理部全体を見るポジションでもあります。

管理部には人事機能があることも多いので、
CFOが音頭を取ってしまったほうが早いということです。


もともとCFOは事業計画策定時は、
各種CXOクラスとのコミュニケーションは
他のCXOより求められているポジションでもあるので、
普段の業務から積極的に関わることで、デメリットは少ない
です。

なぜボードメンバーとの
コミュニケーションなのか

エクイティストーリー策定や
経営方針策定の議論を円滑に進めるためです。

何も言わないようにというような
社内政治的なことではなく、むしろ逆です。

CFOは普段のコミュニケーションを通じて、
議論の場において、
積極的な意見がでてくるような
環境作りをする必要があります。



ボードメンバーのMTGで
何も意見が出てこないことがあったりします。
それはアジェンダ通りです。
アジェンダ通りということはMTGをする必要がありません。

ボードメンバーでのMTGは合意する場ではなく、
議論する場でないと企業の非連続な成長は生まれません。


なぜボードメンバーで
コミュニケーションをとらないと
いけないかを他のCXOへも共有する

小難しい話ではありません。
企業が成長するために、
定期的に会社の成長についてMTGを持ちましょう、
ということを前提にすれば良いだけ
です。


断ることはないはずです。
必要ない、という判断があるのであれば、
企業成長を止めることになりますから。


週1回ということではなく、
月1回もしくは3ヶ月に1回程度でも良いかもしれません。


それくらいの単位で設定するからこそ、
大きなアジェンダ良いのです。

例えば、
・来期に向けての事業戦略
・事業計画の策定
・資金調達
・上場準備

一筋縄でいかない内容を時間と回数を重ねることで、
会社のエクイティストーリーや戦略が見えてきます。


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