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心の病【一家に一人のセラピスト】




★ 心の病

アロマの勉強を始めたきっかけは、友達のご主人が「心の病」にかかったことからです。長年ハーブを育てていて「ホームハーブ」で料理やクラフト、などを学んでいたので、アロマはとても身近な存在でした。アロマの精油は心の病に良いというのは聞きかじっていたのでそれを勧めてみました。

ホホバオイル

でもどうして?香り?という疑問からアロマの本を手に取ったら、これは私に良いのでは?…と夢中で色々な本を読みました。

自律神経の働きが悪く若いころからひどいめまいと頭痛、肩こりで色々な病院で検査をしたり、気功、カイロプラクティック、怪しい療法なども試していましたが全く改善されず、何十年も薬を手放せませんでした。

100%ピュアナチュラルな植物の香りを嗅ぐと、嗅覚からダイレクトに大脳辺縁系に伝わり、自律神経系、内分泌系、免疫系を司る視床下部へ働きかけます。心を鎮静させふっと気持ちが楽になって緊張感から解き放されます。精油の植物によって香りも作用も異なりますが、好きな香りが今の自分に必要な香りのようで心と身体によく響きます。

25年ほどずっと飲んでいた頭痛薬やめまいのときの安定剤を今はまったく飲んでいません。その代わりにいつも持ち歩いているのは香りのお守りです。このストレス社会の中、心が辛くなっている人や更年期などで不定愁訴の人などにはアロマはとても効果的だと思います。まずは自分の好きな香りを見つけてお守り代わりに持ってみたら、きっと植物からパワーをもらえて元気になります。

エッセンシャルオイル

★ 一家に一人のセラピスト

アロマセラピストの資格をとるなんて全く思ってもみませんでした。アロマの本を読んで体調が良くなっていたので、17年ほど前に日本アロマ環境協会の1級の試験を受けてみました。ハーブを学んでいたので少しの勉強で合格できました。

一日だけ講習会に出るとアドバイザーの資格がもらえるというので行ってみました。最後に「アドバイザーだけでも良いのですが出来れば一家にひとりのセラピストになって欲しい」と言う講師の方の言葉に心を打たれアロマを学びたい!と強く思いました。

普段パートとはいえPOPライターの仕事をしていたので、土日にインストラクターとセラピストを学ぶ時間を作ることが出来るのか、体調を壊さずに通えるか、そして自分にお金をかけることなどなかったので高い入学費にも…色々悩みましたが、「一家にひとりのセラピスト」の言葉に突き動かされて直感を信じてセラピストの養成校の門をたたいたのは、45歳の春のこと!

★ 直感を信じ行動

毎週吉祥寺で土日ガッツリ1年間、アロマインストラクター、セラピストコースの学校に入学しました。同期の仲間は年齢もさまざまで、トリートメントの実習での裸の付き合いがはじまりました。授業もとても楽しく講師が毎回アロマの学習の前に哲学、心理学、シンクロニシティなどのお話しを30分以上してくださり私はその時間がとても好きで夢中でノートを取りました。今もその時にぎっちり書いたノートを見ると色々気づきがあります。1年間はあっという間で休まずに通うことが出来、インストラクターとセラピストの資格も取得できました。

その後不思議な流れで、森林療法、自然療法、心理学を学びました。


また、次々と理不尽な出来事や4人の両親が倒れて介護して看取るという大変な状況も起こりました。介護の時期は看る側も、看られる側もとても辛いことが多くありましたが、香りを上手に使って気持ちをコントロールすることが出来どれだけ救われたことか…

あの時直感を信じ勇気をだしてでセラピストの学校に行くという行動ができたおかげで、自分自身が香りで元気になり、色々学んだことを実践しながら大変な時期を乗り越えることが出来ました。そんな実体験をもとに香りの素晴らしさを伝えることをライフワークにしています。

庭のハーブと♡

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