逃げる夢追いかけてくる黒ずくめ雲よ私の身を隠してよ

逃げる夢
追いかけてくる
黒ずくめ
雲よ私の
身を隠してよ

走っても
泳いで飛んで
隠れても
消えてくれない
追っ手の気配

建物に
逃げ込むことは
逆効果
だけど毎回
入り捕まる

繰り返し
何度も見てる
同じ夢
いなくなりたい
想いの強さ

現でも
どこか遠くに
消えたいと
想いが見せる
逃げる夢

こんにちは。羽根宮です。
小牧幸助さんのシロクマ文芸部に参加しました。
お題は「逃げる夢」から始まる小説・詩歌・エッセイです。

先に投稿したこちらを元にしました。

こちらでは【毎週ショートショートnote】さんの裏お題と同時参加にしたので、いつもシロクマ文芸部に参加する際の形でも作ってみました。連作短歌の形です。

最近は黒ずくめの人に追いかけられる夢は見なくなったので、寝起きが平和です。
憶えている限りでは中学生くらいから、追いかけられて逃げる夢をたびたび見ていましたが、仕事を辞めてからは悪夢も見ることがほとんどなくなりました。
当時の職場は父親の関係で入社した会社で、そこをやめて父の過干渉から少し外れたくらいから見なくなったので、やっぱり羽根宮の深層心理はそれまでの親との関係を脱したかったのかなと思っています。

今までにシロクマ文芸部に参加したものはこちら

読んで下さってありがとうございました。
羽根宮でした。