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【心が反応した言葉】有働由美子のマイフェアパーソン62

臭いものに蓋をしようと、残酷な現実を漂白し続けた結果、善悪二元論で簡単に人を判断してしまう、そんな時代なのかもしれません。情報化社会では、誰もが知ったつもりになれるけど、一方で、深く掘り下げて考える余裕がない。

『文藝春秋 三月特別号』有働由美子のマイフェアパーソン62 より


こんにちは。羽根宮です。
先日の芥川賞の選評を読もうと思って手にした『文藝春秋 三月特別号』ですが、選評以外にも色々面白記事が載っていました。

(Amazonのリンクで画像が出なくなってしまったのが、かなり残念な今日この頃。以前のように表示されるようになってほしい。)


「有働由美子のマイフェアパーソン」という、有働由美子さんとゲストの方との対談があって、62回目は東出昌大さんと対談していました。
対談の内容は面白かったです。
引用部分は東出さんの言葉です。

世の中、白か黒と割り切れるわけではなくて、間の部分がたくさんあると思うのに、善悪二元論に偏っている気がするなと、羽根宮も思っています。
片方から見たら悪でも、反対側から見たら善ということはあるのに。
「白じゃ無ければ黒」ということはないと思うんですけど、なんだか極端に潔癖になっている気がしています。
見聞きしたものに反射的に反応するのではなくて、一旦、考えたり想像するということを大切にしたい。


今までの【心が反応した言葉】はこちら


読んで下さってありがとうございました。
羽根宮でした。

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