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「コーヒーの世界」vol.5〜焙煎方法の種類〜

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皆さん、3連休はいかがお過ごしでしょうか?
毎週土曜日はコーヒーについて記事にしています。
本日のテーマは焙煎方法の種類についてです。
意外と焙煎されているところを見たことがない方が多いのではないかと思います。

少し前に東京でオープンしたスタバが焙煎を公開していて話題になりましたが、まだまだ一般的に未知の世界と思われている気がします。

■焙煎方法によって味が変わる

焙煎の浅煎りから深煎りまでの違いについては以前の記事で紹介した通りです。

焙煎すること自体は実は難しくなく、誰でも自宅で行うことができます。
自宅で機械を使わずに行おうとした場合は、網のようなものに生豆を入れて焙煎することになります。

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引用元:https://blog.skeg.jp/archives/2019/04/baisen-home.html

自宅でも美味しくできるはずですが、焙煎所のようにムラなく均一に美味しく仕上げるのは難しいです。
最近は、自宅用の焙煎機械も販売されています。

ここまで自宅の焙煎方法を紹介しましたが、普段カフェで飲まれているコーヒーがどのように焙煎されているか、また味の特徴を紹介していきます。

直火式焙煎
直火式はその名の通り、直火で焙煎する方法になります。

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メリットとしては、
✅コーヒー豆本来の香り、コク、甘みを引き出すことができる
✅浅い焙煎でもしっかり火を通すことができる

デメリットとしては、
✅焙煎に火加減や時間など焙煎者の技術によるとことが大きい
✅1回に焙煎できる量が限られている
✅焙煎に時間がかかる

熱風式焙煎
直接豆に火を当てない焙煎方法になります。
仕組みとしては熱風をまめが入っているドラムの中に送り続けることで、焙煎します。
メリットとしては、
✅コーヒー豆をムラなく均一に焙煎可能
✅1回で大量に焙煎できる
✅短時間で焙煎可能

デメリットとしては、
✅直火に比べて個性を引き出せず、同じ味になる
✅浅い焙煎には向いていない

半熱風式焙煎
直火と熱風のハイブリッドになります。
熱風のドラムは穴が開いていることで、熱風によって焙煎していますが、半熱風は一部穴が開いていないことでドラムの熱でも焙煎されます。

半熱風のメリットは直火と熱風のいいとこ取りになります。
特にスペシャリティコーヒーという高い品質が保証された豆には有効な焙煎方法です。
程よい酸味と豆本来のコクを引き出すことができます。

■まとめ

今回は焙煎の種類について書いてみました。
豆を買う際に焙煎方法についても気にしてみると、面白いかもしれません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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