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社会人1年目を支えてくれたドラマたち今年度(2023年4月~2024年3月)


前置き


毎回素敵なドラマに出会うたび、これはnoteに記録したい!共有したい!と思っていたのにズルズル先延ばしになってしまっていた。

もう3月で、今年度も終わるじゃあないかと、ギリギリに滑り込み。

新社会人がもうすぐ1年を終えようとしている私の目線も強く色濃く含まれている。

その時の自分が何をしていたかでドラマの受け取り方も変わってくるんだよなぁ。はたまた逆にドラマから影響を受けて変わることもあるわけで。

前置きがつらつらと長くなりましたが、ここからはサクサクとドラマへの感動感想を記していきたい。作品を見たことがない人にも気になるきっかけになったらいいなと思うのであえて物語の詳細は省きます。




「日曜の夜ぐらいは」

2023年4月~6月放送
原作なしのオリジナル作品で、それぞれに悩みを抱えた彼女たち三人がどう関わりあっていくのか、どう周囲を巻き込んでいくのか、彼女たちの明日に光がどんな風に射していくのか、毎回とても楽しみだった。

なにより、とある幸運以外の出来事はフィクションなのにとてもリアルな現実と日常を映していた。とにかく清野菜名さんや岸井ゆきのさんら役者さんの演技が普通の、等身大の女の子だったのだ。誰しも、こういう日があるんだなぁと親近感がわいた。

仕事が人生にわりこんで、日常化していくことにしがみつくのに必死だった私は同じく必死に懸命に生きるあの三人と仲間にとても励まされていた。
このタイミングで出会えてありがとう。




「かしましめし」

2023年4月~5月末放送

アラサー男女三人の友情とご飯に緊張していた心が少しゆるめられるような、でもそれぞれの悩みの切なさに胸がきゅっと締め付けられるような、そんな日常の波が親しみやすく描かれていたように思う。

解決することもあればしないこともあるけれど、それでいい。
23歳の私が少し先の未来に出会うであろう大人のほろ苦さと甘さに触れられた繊細で愛おしい作品だった。
原作もおかざき真里さんの絵が素敵なのでよろしかったら。



「転職の魔王様」


2023年7月~9月放送

社会人が働く現実と転職によるメリットデメリットを物語を通じてごく自然に学べてしまった。
このドラマは社会人や就活生だけではなく、高校生や大学生にも見てほしい・あるいは原作の小説を読んでほしいくらいだ。それくらい人が働くにあたって何が必要なのか、何を探そうかといったヒントをもらえる作品だと私は思う。現実を突きつけられたからと言って何もがっかりしなくていい。それにどう立ち向かうか考えていく時間がまだまだある。

ちょうど社会人三ヶ月を過ぎたあたり、新しい業務に試行錯誤しており体調を崩した私に押しつけもなくただ淡々と、でも心に語り掛けてきて沁みた。

今、自分のしている仕事に悩む人や疑問を感じる人にぜひおすすめしたい。辛口で、でも認めざるを得ない切れ味のいい言葉にハッとさせられるから。



「いちばんすきな花」

2023年10月~12月放送

こちらも原作なしのオリジナルストーリー。しかも、silentを手掛けた生方美久さんによる脚本で、細かく優しさがちりばめられている。

主に、主演四人が各々の人間関係や日常の悩みと痛みについて語り合ったり共感しあったり時には新しい発見を交えたりしながらゆっくりと前を向いていくストーリーだ。

四人もいるので私はこの人の気持ちに近いかも、なんて感情移入しながら毎話ごとに心が浄化されていた。私の場合はゆくえちゃんや椿さんに近い傾向だった。

派手さはなくとも、日常に派手なことはめったにないし、むしろ普段の生活のなにげない出来事に寄り添ってくれる作品だったように思う。

2023年いちばんドはまりしたし大好きなドラマになった。
ドラマにでてきた日常を生きるお守りになる言葉の数々が良くってシナリオブック購入も検討中だ。



「おっさんずラブ リターンズ」

2024年1月~3月初めまで放送

もはや笑い必至のラブコメディーだ。おまけにピュア。侮るなかれ。

といっても第1期から見ていたわけではなく、「おっさんずラブ-in the sky-」のほうから見ていたので、第1紀のおさらいもしつつ、違いも楽しみつつ見ることができた。

BL要素があるので好みが分かれやすいかもしれないが、ただひたすら恋と愛にまっすぐで不器用な登場人物たちがかわいく思えてしまう。いじらしい。

好きな人がいると毎日が楽しくて幸せででも悩みをあるよねっていうあるあるや、家族や仲間の在り方についてしみじみしてしまう。
もはやすがすがしいほどにどの話もラブに満ちている。




「春になったら」

2024年1月~3月放送(この記事を書いている現在進行形)

オリジナル作品。

父の余命と娘の花嫁準備。三ヶ月で何を為すのか、何を誰のためにできるか
そんなことを考えさせれる切なくてでも優しくあったかいコメディホームドラマだ。

闘病シーンや結婚への準備の進捗も毎話ごとに回数を重ねて変化があるのでドラマであっても時間の流れの確かさと儚さを感じてしまう。

毎回登場人物たちが愛おしいし、私の日常も愛おしく感じさせてくれる。






終わりに

私の好きなドラマはどれもラブストーリーやコメディ、ホームドラマが多い。つまるところ、自分が生きているこの毎日が愛おしくなる作品が好きなのだ。

毎日がたいしたことなくても、単調だったとしても、ちょっとした不幸には涙するし、反対に幸せがあれば微笑む。

そんな日常にちょっとの彩りと新しい変化と刺激がほしくて私は作品に触れる。毎週ドラマを楽しみにしている。

ひとつのドラマを追う場合は一週間のうちの1時間
ドラマを複数見るともっとかかる。
どこまでドラマに自分の自由時間を割くかは人次第だけれど、私は最近は余白が欲しくて1,2本にしている。そんな近況でした。

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