2018年5月5日

【hint.13】どうやって協力していくか?

 おはようございます。東京・吉祥寺を拠点として活動している、山田 鷹(やまだ たか)です。

僕がnoteを書き始めた理由は、こちらから。

 月に一度のペースで活動をしているものがいくつかあるのですが、昨日の夜はそのうちの一つである「ハーベステラス」の活動日でした。

「ハーベステラス」は、「アドラー心理学」の理論やスキルを「介護」の場面へと活かすためのコミュニティです。

 昨年の7月ごろにアドラー心理学を学んでいる4名で発足し、現在、セミクローズドな形ながら8名のメンバーで主に活動をしています。

 細くてもいいので長く続けていけるよう、あまりこまかいところまで決め込まずにやっていくようにしているのですが、最近新しいメンバーが増えたこともあり、昨日は、「今後、どんなふうにコミュニティ活動をおこなっていく?」ということをメインの話題にしながら約2時間、進めていきました。

 ちなみに「介護をする人(ケアラー)サポート」が、活動の大きな軸であることはこれまでに決定済み。

 いままさにケアラーとしての生活を送っているメンバーが4名いることも大きな特徴のように思います。

「ケアラーとしての近況報告(悩み相談・進捗報告など)」や「アドラー心理学に関する書籍を活用した読書会」などをおこなってみようか、ということになりました。

 次回までに、各自でどの書籍がいいか、選んでくることが宿題となりました。

 こういう活動時、多くは「介護をする人(ケアラー・本人)」と「介護を受ける人(親や配偶者など)」との関係性について考えることになるイメージだったけれど、

 僕が今回、メンバーと一緒に話している中でいちばん印象的だったのは、ケアラー本人を含めた、介護を受ける人を中心とした「親族との協力関係」を築くことの難しさが、いわゆる「介護の悩み」として語られる場面が多かったこと。

 親族だからといって、価値観や生活スタイルが同じであることはまずないですもんね。

「価値観や生活スタイルの違う関係性の近い者同士が、どうやって協力していくか?」という大きなテーマがここでも存在しているのか、と、あたらめて気づかされた機会となりました。

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