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人生の「これまで」と「これから」…40代男性の肥満解消と健康

今回は、「無性に自分のことについて書きたくなった」というトレーニーさんから手書きで寄せられた日記をご紹介します。

2021年になりもう少しで45歳になります。

まだまだ自分の人生は長く続きます。男性の平均寿命からすると、おおよそ半分が過ぎた頃と思います。

振り返ると、10代はサッカーをしていました。ボールを追いかけひたすら走っていたと思います。

20代になり体を動かす空白の期間ができました。単なる夜遊びです。

結婚し子供が生まれてから、子供の習い事の一環として親子で空手を習いました。残念なことに子供は先に離脱。

私は気持ちが弱いながらも通い始めて6年が過ぎた頃に初段の試験をクリアー。黒帯を取得しました。

よくわかりませんが、登録されているらしくおとなしくしています。その空手をしている期間の影響で体力がついてかなり元気でした。

当時流行っていたマラソンに勢いで挑戦しました。フルはしんどそうなのでハーフに登録。何とか完走でき喜んでいました。それから走る日々で2年間毎年大会に出場していました。

3年目は、世間の健康ブームがあり参加人数が大幅に増えたため抽選。さらに参加料も増額になりました。

抽選結果は外れ。そのまま走ることもやめてしまいました。

体を動かすことをやめると、順調に体重が増えてしまい、脇や股が擦れるというはじめて味わう感覚。顔もまん丸で人生で一番体が重く感じました。

このままでは、健康ブームなのに逆走して肥満になっていると気付き、何か自分に合う運動ができないか模索していました。その時期はちょうど筋トレブームの走りでした。

早速ジムに通い始めました。最初はなかなか体の使い方、筋肉の動かし方が掴めずガムシャラでした。

しばらく通っていると、筋肉マニア達にも挨拶できるようになり顔と名前を覚えてもらい、トレーナーさんからだけでなく彼らにもアドバイスを受けるようになりました。勘違いして大会に出ようかとか悩みましたが、膝の異変に気づきました。

病院で検査すると半月板を損傷していました。医師の話を聞くと、動きの制限がでるとのこと。わかりやすいのは、正座ができないことがわかりました。

空手時代に遡ります。稽古始めと稽古終わりには正座してから礼があります。

初段取得後の稽古で礼の挨拶時に突然正座ができないことがあり不思議でした。その時思っていたのと結びつき合点がいきました。

医師からは、自然治癒もしないし治療もあまり効果がないため激し目の運動はやめましょう。とアドバイスを受けてから筋トレへの気持ちも折れました。またもや運動不足の日々で肥満へ戻ります。

ストレスも溜まるので暴飲暴食。それを防ぐため、食べているものを書き出すことをトレーナーさんにアドバイスしたもらいました。これが抜群に効果がありました。

書き出すことで余計のものを口に運んでいる物や量を自分で可視化して見ることができました。コントロールするのは可視化することが一番でした。

残りの人生でまだまだ挑戦することは多々あります。健康に気をつけて緩やかに下り坂を楽しみたいと思います。

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