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成果主義の欠如

介護の仕事は中々、成果が目で見えるものではなく、人事考課も難しいのではないでしょうか。今回は介護の仕事の評価制度についてお伝えしていきます。

介護業界だけではない曖昧な人事考課

 

私も介護業界で一度、評価項目が成果主義でない事に不平不満を言っていた事があります。これは半分以上、私が間違えだったと考えております。

多くの業界や企業でも数字による評価だけでなく、少なからず人間による、必ずしも数字化出来ない評価もあるわけす。

仕事の成果を全て数字化しての評価となると、それはそれで冷酷というか、逆に本当の意味で平等でなかったり、組織として考えても良いとは言い切れません。やはり、数字で見える成果と上司の主観や温情も含まれる評価のバランスが大事なのではないでしょうか。

されど圧倒的に足りない成果主義による評価

実力!?

上でお伝えしたように、数字化が出来る成果による評価と、人による主観等の入った評価のバランスが大事なのは多くの方が否定できないのではないでしょうか。

それでは介護業界はどのような人事考課、評価制度をしているでしょうか。
かなり、曖昧な評価かつ、又は数字で見えるよう評価に関しては皆無に等しいのではないでしょうか。

それによって介護士達のモチベーションはいかがでしょう。

結論から申し上げるとやはり、利用者やご家族からの評価を絶対的なものにしなければ、介護士の個々のモチベーションは勿論、サービスの質も向上していくのは難しいはずです。

サービスや商品を最終的に評価するのはお客様ですから。そもそもそれを絶対的なものにしない事にも疑問を生じるのは私だけでしょうか。

御利用者や御利用者ご家族による具体的な評価

やはり、御利用者アンケートを定期的に実施していく事が現実的でしょう。回答が難しい方へは、ご家族等に代行して頂く事になるかもしれません。

さて、御利用者へのアンケートを実施すれば『あてにならない』『仕事出来ないのに、あの人は利用者に好かれているだけ』という声も出るでしょう。

しかし、成果に対してはそれも評価で全く問題ないのではないでしょうか。

仮に営業の世界ですと個々の社員でお客様に何とか好かれようとお歳暮、お中元、年賀状、暑中お見舞い、定期的な顔出し等あたり前の話です。勿論、経費を落とさなくても自腹でもそれくらいはします。

『営業マンと介護士を一緒にするな』という声も聞こえてきそうですが、サービスの向上、つまりは介護サービスの向上を図るには必要不可欠な事であるといっても過言ではないからです。

どうしたら、利用者さんに喜ばれるか、利用者さんに喜ばれる為には何をすれば良いのか、結局それに行きつきます。

そこまでくれば、あくまで一つの形ですが、仮に法定労働時間を超えても残業申請もしませんし、何より介護士は成績をいかに上げるしか頭にありません。

自信の成績の為に、それは利用者さんを笑顔をにする為、満足して頂く為、最終的には介護事業所に更なる貢献をしてくれる事でしょう。

あくまで一つの形ですが(笑)


まとめ
 

今回は介護業界の評価制度についてお伝えしました。どうしても良いサービスや良い人材を追究するとなると、少なくとも人事考課の一部としてもう少し数字化に依存した評価が、必要になるのではないでしょうか。

御一読ありがとうございます!!


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