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復職観察日記 #6「自分なりの考え方」

さて、所謂別れの季節である。
私の勤務先でも異動の先生方が発表され、少しずつその実感がわきつつある。
私は残留だが、来年度の分掌はどうなることやら。
まあ、今年度はかなり容赦していただいたわけだし、恩返しのつもりでやろうじゃないか、と前向きに考えている。
それでは、復職観察日記#6始まるよ~

私の性格

私の性格はと問われれば…。
・自他共に認める「真面目」。
・固すぎるほどに真面目。
・「こうでないとダメ」「こうあるべき」が何をするにも付きまとう。
・100点満点でなければ許せない。
・指摘されたことは真正面から受け止め、改善させていく。
・いつ如何なる場面でも「良い人」と思われるよう行動せねばならない。

とまあ、ざっくり書いただけでもこんな感じ。
しかしこれは、精神疾患になる前の私。
つまり上記はすべて過去形になるわけだ。

今の私は…
・自分に甘め。
・20点とか30点の日もあるさと思えるようになった。
・生きてることが大切なのよ。

とまあ、ずいぶん楽観的になったものである。
気楽にハッピーな人生を突き詰めたところ、こうなったわけだが、突き詰めながら以下のことがわかった。

・何事も型を作ってそこにはめ込もうとすれば、自分がしんどい。そして、その型を身近な人にも押し付けてしまう。そうなれば、みんながしんどい。
・話の通じない人、自分と合わない人はたくさんいる。
・他人を変えることはできない。しかし、自分の考え方を変えることはできる。

頑固さは邪魔

さて、なぜこう考えるようになったか。
それはタレントの所ジョージさんの考え方に触れたからである。
所さんの考え方は「自分の人生を自分で楽しむ」に特化している気がする。

「他人と考え方なんて合うわけないじゃん。他人を変えるなんてのはできないんだから、間違ったことをしてるこれが正しいですよなんて教えてやる必要ないの。あ、そうですかって流してりゃいいんだよ。」
「奥さんとだって考え方が合わないのは当たり前。違う人間なんだから。奥さんにここ行こうって言われたら、気が進まないとかじゃなくてとにかく行くの。そうすりゃ2人分の人生楽しめるじゃん。」

本当に素敵な考え方だと思う。
川の水のような考え方でありながら、その実、水に浮かぶ葉っぱのごとく、急な流れや緩やかな流れを楽しんでいるかのような人柄が言葉に表れていて、本当に素晴らしい。
自分のやり方を押し通せば、必ずしっぺ返しがくる。
頑固さは、謂わば「呪い」だな。

同僚でも家族でも

家族も、考え方や伝え方はまったく違う。
言う必要がないことと、私が思っていても、他の家族にとっては重要なことだったりもする。
その人には、その人なりの経験があって、現在の考え方が形成されているからだ。
しかし、言ってほしくないことはやはりある。
それを「違い」として楽しめる日は来るのだろうか。
はたまた、避けていく方が良いのか。

教えて、所さん。

なんて思いつつ、こうも思う。
自分だってたくさん失敗をしているし、これからもする。
家族だって同じだ。
両親も兄弟も、失敗や間違えることがあって当然。
嫌だと思うことは毅然と言ってやればいい。
それで「自分の言うことが聞けないのか」と激昂するなら、今は関わってはいけないタイミングなのだと冷静に判断するのだ。
その時は距離を取ればいい。

私は私自身を幸せにしてあげることで忙しいのだ。
自分が幸せになれば、身近な人もきっとハッピーになる。
そう信じている。

やったことがない分掌にあたっても、自分のスキルアップだと思えばいい。
うん、きっと所さんならそうする。

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