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異動先は夜間中学校!?

トップ画像はなめ潟もくじさんより。

さて、タイトルの話をしていこう。
昨年度は精神疾患で、ほぼ一年間休職した。
そして今年度に入り、異動しての復職。

異動先はなんと、夜間中学校
少人数のところを希望したが、まさかまさかだった。
夜間中学校は、外国籍の方、様々な理由で中学校を卒業できなかった方や、卒業はしたが勉強をしなおしたい方が来るところ。
お察しの通り、生徒さんの年齢層は幅広い。
そして、やる気のある方が多い。

日本語学校的な性格が強く、国語教師の私から見ても、指導の仕方や内容は一般の中学校とは大きく違う。
もちろん勤務時間もだが。
ともかく、初めてのことばかりで私も勉強をしなおす姿勢が必要だと感じている。

学校の雰囲気

どんな仕事もそうだが、職場の雰囲気は大切だ。
前任校は私にとってあまりよくなかったため、余計にそう感じる。

さあ、異動先はどうか?
夜間中学校は職員数が少ない。生徒さんが一般中と比べて少ないことが理由だが、総勢十数人という少人数で切り盛りしている。
この学校の先生たちの結束は固く、仲が良いと私は見た。
程よい距離感で全員が楽しんで仕事をしている。
私は、一日でこの職場が気に入った。

また、初日の帰る間際、ムードメーカーで一番歴の長いおっちゃん先生と少し話す時間があり、こんな言葉をかけてもらった。
「先生、昨年度休職で大変やったみたいやね。新しいところに来て、緊張したりもするやろうけど、ぼちぼちいかなあかんよ。一気にやろうとしなくていいからね。困ったら絶対教えてよ。」

気に入ったとはいえ、新しいところでやはり緊張はしていた。しかし、その張りつめた心の糸がすーっと緩んでいくのを感じた。
そんな感じでマイペースに、もちろんご迷惑をかけない程度にだが、仕事をし、一週間が経った。
なんとなくでしかないが、ここでならなんとかやれるかもしれない。
正直、分掌についても、かなり容赦していただいている。
今年度はまず慣れること、来年度は役に立てるようになると自分のなかで目標を立てた。

ちょっとだけ…

不安要素も少しだけある。
ある一人の先生だけは、若干しんどくなりそうな予感がしている。
私より年上の方だが、言いたいことを言う無神経な感じがある。また、人のことが気になるようでつつきたいという感じもある。
今の印象は、自分のものさしでそれなりに仕事するが、自分が押さえているところを他人ができていないと、指摘するという感じ。
さっそく仕事を頼まれたが、注文が雑で、自分でやるべきところも私にお任せだった。
「やったるけど絶対文句言うなよ。」と思いながら引き受けている。

まあこれも、以前書いた師匠からの言葉を思い浮かべながら接しているので、受け流しつつある。

つまり、現状は総合的に見て、頑張れそうだと感じているのだ。

もう二度と倒れたくはない。
誰がどう思うか、こればかりを考えて生きてきた私はもういない。
自分を大切に。
今はこれを第一に考える、自己中な私が生まれた。
これから、楽しみながら仕事ができますように。
生きてさえいれば、人生どうにかなるのさ。

明日も元気に出勤するぜ!


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