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検証! 辛ラーメン 韓国版 vs 日本版(①麺の比較)

こんにちは、ふかちんです。
少し寒くなり、辛いものが食べたい季節になって来ましたね!
「柳ランチのチゲの素」も徐々に売れ行きが伸びております!

先日、韓国版と日本版の辛ラーメンの比較結果をインスタストーリーで流したところ、多くの反響が御座いました。

そんなわけで、今回はその詳細版をnoteでもご報告して行こうと思いまっす。


【まえおき】

ググってみると、結構いろんな方が同様の比較結果を動画や記事にされていました。
意外にも結果は様々であることが分かりました。

味は比較者の主観も入るでしょう。
また、カップ麺か袋麺かによっても、だいぶ結果は異なるようです。
時代や販売地域に合わせてマイナーチェンジもされていたり、製造ロットや製造工場などによっても微妙に違うのかな、なんて想像したりもします。

そんなわけで、今回は、時期は2023年10月時点。
そして、
 韓国版⇒卸業者さんから仕入れいてる袋麺タイプ
 日本版⇒近くのセブンイレブンで買った袋麺タイプ
この2つを私なりに比較してみた結果であることをまえおきしておきますね。
※結果何かを保証するようなものではありませんこと、ご了承くださいませ。

それでは、レッツゴー!

【測定対象】

測定??
そう、今回はせっかくなので出来るだけ結果が数字で分かる方法も沢山取り入れてみました。
こういう比較をしている記事や動画はあまり無さそうでしたので(^^)

言わずもがな、測定対象は↓こちらの2つです。

 韓国版⇒卸業者さんから仕入れいてる袋麺タイプ
 日本版⇒近くのセブンイレブンで買った袋麺タイプ

←韓国版/日本版→

【測定器具】

細けっ!!
興味ない人は、飛ばしてください(;^_^A

・曲尺
 メーカー:シンワ測定株式会社
 品番:11481
 品名:曲尺厚手広巾 シルバー 50㎝ 表裏同目 8段目盛 JIS
 仕様:角度精度 100mmにつき0.1mm以下/長さの許容差 ±0.2mm
・スコヤ
 メーカー:シンワ測定株式会社
 品番:62009
 品名:完全スコヤ 15㎝ 表裏同目
 仕様:角度精度 100mmにつき0.1mm以下/長さの許容差 ±0.3mm
・ノギス
 メーカー:シンワ測定株式会社
 品番:19518
 品名:ポケットノギス 100㎜
 仕様:最小読取値 0.1mm/最大許容誤差 ±0.1mm
・水平器
 メーカー:新潟精機株式会社
 品番:ALM-380
 品名:アルミ水平器 マグネット付 380mm
 仕様:水平感度(mm/m=°):0.35=0.0201/水平制度(mm/m=°):±1.0=±0.0573以内
・スケール
 メーカー:株式会社タニタ
 品番:KW-320
 品名:洗えるクッキングスケール
 仕様:最小表示 微量モード:0.1g (0~300g)/計量制度 微量モード(0.1g) 0gから75gまで:±0.2g、75gを超え300gまで:±0.3g
・温度計
 メーカー:株式会社ドリテック
 品番:O-274
 品名:クッキング温度計
 仕様:表示単位 ‐10℃〜+100℃以下:0.1℃/制度 ‐10℃〜+100℃以下:±1℃
・塩分計
 メーカー:株式会社ドリテック
 品番:EN-905
 品名:塩分管理計
 仕様:表示単位 ‐10℃〜+100℃以下:0.1℃/制度 ‐10℃〜+100℃以下:±1℃
・ピンセット
 メーカー等不明

測定器具一覧

【麺の比較】

まずは、麺の比較から!

・見た目

ひとまず、見た目の比較。
うーん、わたしの目には、ほぼ一緒。
わたしの肉眼の測定精度限界を超えております。。。

見た目
(←韓国版/日本版→)

・重さ

おぉ!なんと、韓国版の方が約1g重い結果に!
尚、開封時に砕けた細かいのもちゃんと入れて測っております。

だから、なんなんだ!?
という疑問はさておき、最後まで!最後までがんばるぞ!

韓国版:111.2g
日本版:110.2g

重さ
(←韓国版/日本版→)

・直径

直径に違いはありませんでした。

韓国版:約130mm
日本版:約130mm

直径
(←韓国版/日本版→)

・直角

いやー、韓国版も、日本版も、バッチバチに直角出てますねーっ!
木工ではこの直角出せるかどうかが、作品の良し悪しに響いてきます。
いや、今は木工の話じゃないですね(;^_^A

直角
(←韓国版/日本版→)

・厚み

一番ぶ厚いところを測定。
日本版の方が少し厚みがありました。

韓国版:約31mm
日本版:約34mm

3mmの差ですが、10%弱の違いと思うとまあまあ大きいですね。
全体的に見ても、少し日本版の方が厚みがあるように感じました。

厚み(韓国版)
厚み(日本版)

・麺の太さ

これは、測定個所によってだいぶバラツキが出るだろうということで、
ランダムに10箇所測定し、その平均値で比較してみました。

これは、ちょっと興味深い!
日本版より韓国版の方がまあまあ太い結果になりました。

わたしの肉眼の測定精度限界を、ノギスが見事にカバーしてくれました。
さすがシンワ測定さん。お世話になってます。

韓国版:2.31mm※10箇所測定の平均値
   (10箇所詳細:2.4/2.4/2.2/2.5/2.4/2.1/2.3/2.4/2.4/2.0)
日本版:2.24mm※10箇所測定の平均値
   (10箇所詳細:2.2/2.4/2.3/2.2/2.3/2.3/2.1/2.3/2.1/2.2)

麺の太さ(韓国版)
麺の太さ(日本版)

・麺の断面形状

麺の太さを測定してみて、わたし、気が付きました。

こ、これはっ!韓国版の方がただ太いだけじゃないっ!
10箇所分の測定値をよくよく眺めてみると、韓国版の方がバラツキが大きいぞっ!!

韓国版:MAX値2.5mm/MIN値2.0mm(バラツキ0.5mm)
日本版:MAX値2.4mm/MIN値2.1mm(バラツキ0.3mm)

と言うわけで、断面形状を比較してみることに!

ピントがなかなか合わなくて写真でうまく伝わるか分からないですが、韓国版の方は長方形なのに対して、日本版の方はより丸い形状であることが明らかでした。

測定値のバラツキがなぜ韓国版の方が大きいのか?
こういうことだったんだなー、ふむふむ。

麺の断面形状
(←韓国版/日本版→)

【中間考察】

はい、ここまで、麺の比較をしてまいりました。

ちょっと、、、だいぶ書くの疲れてきたので、、、(;^_^A
一旦、ここまでの結果を総評して今回は終わり。

「カヤクの比較」と「スープの比較」、「その他」は次回に回したいと思いまーす!

麺の比較を通して、一言で言うと「ちゃんと確認&検証するって大事だなぁ」と思いました。

先日インスタストーリーで流したときは、
麺をざーっくり眺めた結果、
「一緒だ、一緒に違いない!」という結果を叫んでしまったのですが、、、

肉眼では曖昧で良く見えないものも、文明の利器を使っていろいろな角度からちゃんと正確に測定してみることで、違いが明らかになりました。

測定器を使うと、何が正しくて、何が正しくないのか、一目瞭然です。
そして、自分の手で目でちゃんと確認してみたことは自信をもって人にも伝えられますね。

辛ラーメンの麺の違いが明らかになった!
「だから、、、なんなんだ!?」

いや、たしかにそれ自体は「なんでもないこと」なんですが(;^_^A
なんでもないことを通して、日常の様々なこともそのようにそうなんだなと学びながら、人生歩んでいくことが大事だなと感じます。

やっぱり身につまされるのは、特に人間関係ですかねぇ。
相手の考えや、思っている事、大事にしている事、そんなことを適当に眺めてスルーせずに、いろんな角度からちゃんと理解する努力をする。

そんな歩み寄り方をみんながしたら、もっと平和で幸せな世の中になるんじゃないかなぁ。

ということで、次回は「カヤクの比較」と「スープの比較」、「その他」お送りしまーす!
お楽しみに!
えっ!?ぜんぜん楽しみではないっ!?(;^_^A

それでわ、またっ!

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