プラス思考はいい。
とにかくお金も人も情報も、上質でいい物が寄る。

更に自分が徳のある人になれば、上質な依頼や仕事が入る。
良い事づくめで、悪い事はない。

更にそれを口に出す事で、ボクもハッピー、アナタもハッピーとなる。
昔から言霊、と言うが本当である。

以前私がジムにいる時、うちの選手の携帯に電話をし、話してる途中
「す！すみません、警察です！」。

そう言って、うちの選手が電話を切った。

彼は案の定、ジムに来たらがっくり項垂れていた。
運転中の電話で反則切符を切られた、と言う。

何でも、後数週間で免許がゴールドだった、と言う。
私は咄嗟にこう言った。

「良かったな。もしそこで捕まってなかったら、よそ見で子供を跳ねて控えてる試合どころか、今頃留置所だったかもな」。

そういうと、すこぶる笑顔になり
「そうですよね！ああそうか、そう考えればいいのか」。

そう言った彼は、気分よくボクシングの練習に入った。
試合は当然見事な勝利を収めた。

物事というのは最低でも、二つの見方がある。
このコップは何色か？という議論でも、赤という人、ワインレッドという人と、人によりさまざまだ。

同じように、トラブルを幸と捉えるか不幸と捉えるかも、人それぞれ二つの見方がある。

少なくともマイナス思考の上、尚且つそれを口に出す人で、幸せになった人を私は未だかって知らない。

所で複数の方に言わせると、私は「ピンチを何故か、ビジネスに変えてお金にする人」らしい。

儒学を勉強してると、こんな言葉があった。

私は単なるドMな男ではないんだな。
この言葉を知り、そう歓喜した。

平和な時には役に立たない男。それは自他共に認める。

しかし、何かピンチになると「これを解決したらヒーローだな」。
「神はまた私を大きく、強くしてくれるのか」。

世間で言う不幸が降りかかると、私はまず先にこう感じてしまう。

何故なら、世の中に不可能というものはない事。
次にピンチが来た瞬間、解決できると思ってしまう事。

かのような人生を55年も過ごすと、何が起きても狼狽えず、
ピンチとも怖いとも思わない。

ピンチが来たら悩む、と人は言う。

私は悩む時間がもったいない上、悩んで物事が解決する事はないのだから、すぐに解決の糸口を考える。

考えながら、同時にまず行動する。
何故？考えた後、行動する時間が勿体無いから。

最近、東洋哲学を勉強し出して、怒りが消えた。
従業員を叱り飛ばす事はあるが、それ以外本当に腹が立たない。

少年の頃すぐカッとなり、傷害事件ばかり起こし、とうとう少年鑑別所に入れられた時。

少年審判で、裁判官からキレられ「短気、凶暴、粗暴！心理テストで、これが３つ揃う奴はお前以外いねえんだよ！」。

そう言われたても困る。横にいる父親に言ってくれ。

そう思い、裁判官に飛びかかりそうになったあの自分は、一体どこに行ったのか不思議で仕方ない。

嘘のような話だが短気がなくなり、プラス思考だけが残った私は、現在地味ながら、やってる事が100%と言っていい程上手くいっている。

思えば悪い事ばかりしてた少年時代から、私は読書だけは欠かさなかった。

これが私の少年時代の最後の怒りや常識、最後の一線を食い止めた理由だと、今つくづく感じる。

若者は本を読め。

良い友人、師友にはそう簡単には出会えないが、良い書物は本屋に行かずとも、今や電子書籍でも出会える。

本を読む癖がなかったら・・・。
想像しただけで、今の自分がどういう道に行ってるか。

多分とっくに殺されてる、と思うとゾッとする。

さて、12月8日、愛でたくKindleから、私の処女作が発売される。

12月8日から11日までの間。
この間のみ、Amazon書籍で、価格99円で売るようにしている。

決して宣伝ではない（笑）。

しかし。

読書は良い。
親御さんは幼少の頃から、お子様に読書だけはさせた方がいい。

私の周りの起業家、実業家に共通して言えるのは皆、読書家だという事は紛れもない事実である。

かのビルゲイツでさえ、読書のおかげで閃く能力を育んだ。

さて。
私の著書は、どのような評価をされるのだろうか。

童心を忘れなければ、夢は何歳でも見れるし、追えるものだ。
心底、自分は幸せだと思う。

プラス思考に感謝する。