yasai_旅するソーシャルワーカー

バックパッカー、歩き遍路、元文化人類学者、現在は生活困窮者支援のソーシャルワーカー、専…

yasai_旅するソーシャルワーカー

バックパッカー、歩き遍路、元文化人類学者、現在は生活困窮者支援のソーシャルワーカー、専門学校非常勤講師。 主たるテーマは、旅、移動、障害。主たるフィールドは山、四国、ネパール、沖縄、ハワイ。 どこにいても場違い。でもその場違いな存在として何かを生み出したい。

最近の記事

生活と旅。日々の生活が大事。今の生活はどうか?

夕方最寄りのモールで、無印に寄って、冬物の服や生活雑貨や、本のコーナーをゆっくり見てた。 この頃こうした時間を持てていなかったことに気づいた。 時間が過ぎるのを気にせずに、こんなものがあったら、こんな本を読んだら、日々の生活が今よりも豊かになるかもしれないなあと思い巡らす時間。 丁寧な暮らしなんていう言い方をするけど、日々の生活は一番大事だ。 心を休ませることも含めて、生活のひとつひとつのことにじっくり時間をかけて、自分にとって心地よいものや空間時間を自分のまわりに増やし

    • 宿の予約をせずに旅する人

       飛行機のeチケットだけ取る。  宿の予約はしない。  日が暮れかかってもその日に泊まる場所が決まっていないこともある。  暗くなってきて、自分がその日に泊まる場所がない心細さ。  でもその心細さを案外私はきらいではない。  なぜかというと、その日に泊まる場所がないということはないから。  必ずどこかに泊まれる。  そしてその日に泊まる場所が見つかったときの安堵感を味わうのはたまらなくいい。  自分が自由だと感じる。  泊まろうと思えばどこでも泊まれる自由。  言ってみれば野

      • 久びさの国際線ターミナル

         LCC利用で成田空港第3ターミナル発。  昼過ぎの便で、早めに着いたので、久びさに国際線ターミナルに行ってみた。  5年ぶりだ。  人でごった返してる感じは全然なくて、場所によっては閑散としている感じ。  以前自分が海外へ旅立ったときのことを思い出す。  なんといっても一番鮮やかに思い出すのは最初の海外。香港から陸路で西へ向かう旅。  両親が空港まで見送りに来てくれた。友だちも。  すごく緊張していて、頭に血が上って、体中ほてって、見るもの何もかも初めてで新鮮で、好奇心の

        • 私が歩き遍路と化した瞬間

           私が歩き遍路を始めたきっかけは、お土産にもらったこの手ぬぐい。  同じ職場のベテラン相談員(女性)がバスで2回に分けてお遍路した1回目に行ったとき、お土産にもらった。  そのベテラン相談員からはその前にも立山黒部アルペンルートに行ったときに、剱立山連峰の手ぬぐいをお土産にもらって、そのあと私は残雪期の立山に登り、続けて夏に立山から薬師岳まで縦走した。  もともと行きたいと思っていたところがあって、そこのお土産に手ぬぐいをもらうと、自動的にそこに行くというところが私には

        生活と旅。日々の生活が大事。今の生活はどうか?

          旅するソーシャルワーカー

          「旅するソーシャルワーカー」という言葉が思い浮かんだのは、コロナ禍が始まる前、ネパールの山の中を歩いていたとき。  私は障害福祉の事業所で管理職をしていて、かなり追い詰められていた。私は現場の人間なので、管理職なんてやるもんじゃない。  やっとのことで12日間の休みをとって、ネパールへと旅立った。  ヒマラヤトレッキングの起点に辿り着くまで3日。  トレッキングの初日、いきなりの急登で、膝の上がこむら返りしながら、休んだら登れなくなる気がして、我慢しながら休まず登り続ける。足

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          noteを始めたきっかけ

           noteを始めたきっかけは、他のブログに保存・公開していた文章の一部がなぜか消えてしまって見られなくなっていて、構築し直そうとする中で、他の媒体の利用を考えたこと。  今までFacebook、X(旧Twitter)、ブログ、インスタグラムを使ってきて、媒体によって書き方が違い、それぞれの媒体に合わせた自分の出し方をしてきた。  実名を出すのか出さないのかをどうするか?  Facebookとブログは実名でやっていた。なのでFacebookはリアルでつながりのある人が多くて、そ

          コロナ禍で、抗うつ薬を飲みながら、山に登る

           抗うつ薬を飲みながら山に登る人なんているのだろうか?  私は、おそらくめずらしいかもしれないそのうちの一人だ。    抗うつ薬を飲みながら山に登るなんて、危険じゃないのだろうか?  登山中にうつの症状が出たらどうするのだろうか?  でも答えはシンプル。  抗うつ薬が効いていたから、山に登ろうという気になれた。  抗うつ薬が効いていたから、登山中も平静な自分でいられた。  だから大丈夫。抗うつ薬を飲みながら山に登っても大丈夫(あくまで私の場合。他の人に勧めるものではありませ

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