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ポスト資本主義のまとめ

■ポスト資本主義
共通:炭素税、エネルギー効率向上、再エネ

グリーン成長:労働生産性向上、消費増加
グリーンニューディール:消費増加、就業保障、労働時間短縮
脱成長:就業保障、労働時間短縮、輸出減少、消費減少、富裕税

※注意点と補足
①資本主義と脱成長は両立出来ない。
②生産過程、廃棄過程においてもグリーンな工程は可能なのか。
③近未来に実現可能な話ではなく、早急な対応が必要。
④サーキュラーエコノミー(循環経済)は共通部分に該当するが、②が気になる。

労働者目線で考えれば、グリーン成長はNG。
グリーンニューディールは結局②③の解決が難しいのではないか。(グリーン成長も同様)
脱成長が現実的と思われる。
しかし、どれも結局「商品」に振り回されるという点が気になるところ。

■日本において
バブル崩壊以降、成長を目指してきたにも関わらず、結果は「失われた30年」だった。最低賃金も他国にどんどん抜かれ、幸福満足度、性愛も弱い。既得権益にしがみつく勢力、村社会、終身雇用、低い生産性等。
今後、頑張っても無駄なのは明らかで、世界の足を引っ張るならさっさと資本主義を諦めた方が、世のため人のため地球のため。→脱成長、高原社会(山口周)
脱成長とはいえ、成長を全くしないというわけではない。地球への負荷が少ない産業に変えていくことは必要。
後進国は「成長」、先進国は「脱成長」。脱成長は名前が悪いが、結局は「ゆるやかな成長」なので、その中で新しい産業を生み出していくこと。

■ポスト資本主義の先に必要なもの
その際に必要となるもの。
哲学、知識、愛と友情、行動力。
・民主主義のサイズを小さくする(米哲学者:ノーム・チョムスキー)
・正しい知識をつけ正しく考えること(独哲学者:マルクス・ガブリエル)
・社会という荒野を生きる友(日本社会学者:宮台真司)
・今は行動するとき(独哲学者:マルクス・ガブリエル)

以上。


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