お題の結論！（はやっ！）

①薬草の質が悪いから。

②自分の体質と飲んでいる漢方が合っていないから。

③良くない生活習慣で慢性的に健康を害しているから。

＊この意見は単なる漢方薬愛好者に過ぎない私の感じた事であって、素人の与太話です。

漢方薬を飲んで効果がない原因は、以上3点のどれかに該当すると思います。漢方薬の即効性については、作用、副作用共に即効性がある事はこのシリーズでも度々触れてまいりました。

日本での生活において、漢方薬の効果があまり感じられないという原因は結論の①以上に②、②以上に③の傾向が強いと思っています。（あくまでも私見です。）

①の問題、薬剤のクオリティー問題は、ここ香港や中国でも今まさに起こっている問題です。このコロナで中国からの薬剤供給がストップし、いい薬剤が入手できなくなった時期がありました。だけども儲けは以前通り確保したい業者がB級品にA級品の価格をつけて売るという手法もありふれています。環境汚染という原因も影響しているかもしれません。

②そもそも漢方薬は個々の体質に合わせたオーダーメイドの処方箋が一般的です。

例えば、日本で市販薬として売られているダイエット用？お通じを良くする用？の漢方薬の代表的なものに「防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）」「防風通聖散（ぼうふうつうしょうさん）」「桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）」「大柴胡湯（だいさいことう）」などがあるかと思います。

これらはざっくり分けてむくみが強いぽっちゃりタイプ、食習慣や運動習慣が乱れがちで皮下脂肪が多いタイプ、ホルモンバランスの乱れで水分排出が悪くなるタイプ、体力が充実しているのに頭痛がちなど体調が不安定なタイプとか、一応の分類はされています。

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ざっくり分けるとしたら、「防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）」「防風通聖散（ぼうふうつうしょうさん）」はどちらかと言えば身体を温める系ではありません。

「桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）」「大柴胡湯（だいさいことう）」はどちらかと言えば身体を温めてくれる系です。

（一つの薬の名称みたいに思われるかもしれませんが、数種類の薬剤が入っていますので、中和される作用があるので一概にどっちとは言えませんが。）

いつも身体を冷やす、温める、ばかり申しておりますが、それが譬えとして一番わかりやすいからで、他にも細かく分ければ濕、陰、熱、粗とか色々な状態があります。

一つ言えるのはご購入の際は、せめて薬剤師さんにアドバイスを求めたらよいかと思います。

ぶっちゃけ、第二類医薬品という部類の市販薬なので、そんな体に合わないような大きな反応が出るほど、すごい薬効成分を凝縮して入れてないとは思います。（飲んで具合が悪くなったと言われたら大変ですから。どれも無難に整腸作用のある成分くらいがちゃんと作用する程度かと思います。）

で、後は③。

「日本食ってとってもヘルシー💛」「日本食はヘルシーだから世界中のセレブも真似して実践してる」

日本食は確かにヘルシーでしょう。おまけに日本は空気もいいし水もいいから食材も宝石のように美しく美味しい！

事実です。

が、しかし！そのヘルシー日本食神話の影に隠れている部分。

そう。

日本は世界が誇るスナック菓子帝国。スイーツ王国。こってり大魔王。

塩分過多、糖分過多、脂肪分過多。

こう書けばもう、何もサンプル画像なんて乗せなくても、心当たりありますよね。ありまくりますよね（笑）

世界中のセレブがこぞって真似している「あっさりと淡泊な素材を生かした味付け」の日本食とは真逆の、塩分糖分脂肪分の三拍子、適正メモリを大幅に振り切った三高ジャンキー食生活を満喫している日本人、多分かなり多いはず。

毎日のように、スナック菓子またはスイーツまたはこってりメニューを食べて身体を害しながら漢方薬がイマイチって？いやいやそりゃそうでしょう。

今はヤラセ問題で終了してしまいましたが「ほこ×たて」というバラエティー番組を思い出します。何でも突き抜ける事ができる矛と、何も突き通す事のない盾、一体どちらが勝つか。

三高ジャンキー食生活の体質改悪　×　漢方薬の体質改善

「毒薬を飲みながら解毒剤を飲んで」あ～この解毒剤効果がイマイチだな～みたいな？

そして、これらウマじょっぱくて、甘くて、コッテリしたものを進めるのに日本のジュースたち美味し過ぎる件。どんだけ糖分入っているんでしょう。

「いやいや大丈夫、この缶チューハイ、カロリーオフ、糖分フリーだから」と言いながら、どれだけ人口甘味料を身体に摂取しているでしょう。

現代日本人の食生活は、今や世界の他の国々と比べてもヘルシーじゃなくなっているかもしれません。

というのが③を取り巻く背景にあるのじゃないかな～と思っています。本当に体質改善を切望するなら、漢方薬を飲む以前に食生活を見直しするのが何よりかと。

という事で今日の記事は以上です。

尚、こちらでは香港の街角にある気軽な漢方薬クリニックの様子が見られます↓↓

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