よう

ライフサイエンスの研究をしています。 子どものころからぼーっと意味のないことを考えてしまう性質で、つまりは妄想です。 あたまの中で永久機関のようにぐるぐる回っているものを文字にしただけで、つまりは仕事とは関係ありません。 https://twitter.com/yoh0702

分解して組み立てるまでがワンセット

アニメ・ゲーム関連の作詞家である畑亜貴さんと漫才師のサンキュータツオさんが『ただらじ』というラジオ番組を自主制作されていて、その中に『感情言語化研究所』というコーナーがある。

発注を受けて制作するアニソンと、自主制作の楽曲では、作詞の意味合いが異なる。
アニソンは作品の一部となることを前提に作られるわけだから、テーマや雰囲気は作品を反映していなければならない。
つまり作品のため、引いては視聴者を

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勉強してからやるか、やってから勉強するか

大体、座学から入るタイプだ。
かといって、体当たり的に現場に出て実際に手を動かしたり体験したりしてから改めて勉強する方法論を否定しないし、むしろ羨ましいとさえ思う。

自分は典型的に、抽象的な説明から始まらないと理解できない頭の構造をした人間だと思う。
アウトラインや基本原則を示してから具体例を説明されないと何も頭に残らない。
アニメを見始めたのは、アニメについて語っているのを聞いて興味を持ったか

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分からなくてモヤモヤする。

一般向けに書かれた科学書を時々、読む。
ブルーバックスのようなものとか翻訳物とか種類は色々だけれど。

例えばロボットと生物の共通点について書かれた本は、わたしに馴染みのある生物側の知識を工学的に解説してくれるところや、ロボット工学の研究者達がロボットを作るときに何を考えながら作っているのか垣間見えて楽しかった。

しかし白状すると、そういった書籍を読み終えた時、常にモヤモヤした気持ちを抱えてしま

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箸が欲しければ箸が欲しいと言えばいい。

「そんなの常識だろう?」と口に出したくなるのをぐっと抑える。
研究室の後輩と一緒に実験をしている時に多い。
以前はSNSを見たりニュースを読んだり世間話をしたりする時にもそう思っていたが、最近はどうでもよくなってきた。
色々な考えが混沌と頭に渦巻いて、結論を口に出す前に疲れてしまうようになった。

後輩を前にして口から出そうな言葉をぐっと飲み込み、あとで常識とは何かを考える。
人生の30パーセント

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脳内バイリンガル

説明するにしても自分の気持ちを伝えるにしても頭の中で文章を作ることに特別の難しさを感じない。
けれどこれは、伝えるべきことが常にそのまま口から出てくるということでない。

緊張するとしどろもどろになるし、相手が不快になるのではないかと心配しすぎて言えなかったりする。
だから少なくとも外面的には、いつも綺麗に言語化できているわけではない。
そしてそういうことも全て「言語の運用」に含まれると思う。

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