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誕生日だから、人生の成功について考えた

以前行ったモヤモヤ企画に、久しぶりにモヤモヤが。

人生の成功という言葉について。
明確な答えはない問いかとは思いますが素敵な企画にのっかってみたくて参加させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

人生の成功・・・。

人生の成功者とは言えない僕が「成功」について書くのはおこがましい気がするけれど、成功者ではない僕がイメージする「成功」の景色や全体像を考えてみたい。

「人生の成功」について考える時、こんな言葉を思い出す。

「成功とは自分を好きになること、自分のしていることを好きになること、そして、自分のやり方を好きになること」

マヤ・アンジェロウ

人生の成功について語られた本や名言、これらのほとんどは“成功者によって語られていること”を念頭に置かなければならない。

例えば、いわゆるお金持ちの人が言う「お金が全てではない」という発言は、確かに説得力こそあるが、どうも実感というかイメージが湧かない。お金持ちという状態を経験したからこそそう言えるのではないか、と思ってしまう。

今回取り上げたマヤ・アンジェロウさんも、おそらくお金持ちであったのだろうけれど、他の成功者の言葉とは何だか雰囲気が異なる。

あくまで勝手な解釈だけれど、“今自分が持っているもの”に目を向けている気がするのだ。

・やりたいことや好きなことを見つける
・人のために生きる
・成功するまでやり続ける

といった言葉を見ると、今自分にないものや考え方を新たに取り入れたり、自分を変える必要があると感じてしまう。

ただ、実際のところそれは難しい。それができていないから、結果として成功できていないとも言えるのだけれど、好きなことややりたいことが見つかっていたら、そもそも「成功」という概念に執着していない気もする。

「成功とは自分を好きになること、自分のしていることを好きになること、そして、自分のやり方を好きになること」

だからこそ、持っていないものではなく、今すでに持っているものに目を向けるという考え方をしてみる。

無理やり「好きになる」のは難しいかもしれないし、何でも好きだからやっているわけではないのかもしれない。ただ、やっている・続けているからには、何かしら「嫌いではない理由」があったり、前向きな理由が一つや二つあるはずだ。

好きな理由より嫌いな理由の方が多いかもしれない。好きな一面より嫌いな一面の方が多いかもしれない。数で見れば、自分のことを好きになれる要素なんてどこにもないのかもしれない。

だからこそ、ほんの少しの「好き」に目を向けて、むしろその「好き」こそ大切にして、自分自身を見つめてみる。


「自分を好きになれるには?」と自分に問い続ければ、成功への執着は薄れていくのかもしれない。

成功に執着する限り「成功した」と実感できるその瞬間まで、成功できないことで悩み、苦しみ続けることになる。

とはいえ、「執着しないようにしよう」と頭で分かっていても、そう簡単に切り離すことはできない。僕らはきっと、執着しないことに執着してしまう気もするし。

だから、自分を好きでいられる服を着て、自分を好きでいられる仕事をして、自分を好きでいられる人と一緒にいて、自分を好きでいられる価値観で判断をして、自分を好きでいられる毎日を過ごす。

それって、紛れもなく「成功」なのではないだろうか。いや、間違いなく「大成功」だと思う。


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