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泣きたくなる寂しさじゃなくて


仕事と私生活のバランス

最近、撮影やら取材やらアポイントやらで家にいる時間(家で仕事する時間)が少なくて、ちょっと雑務的なものが滞っているのでそわそわしている。

明日も週末も友人と会う予定があるから、今日中にある程度片付けなければならない。なのにnoteを開いて書き始めている私を誰か叱って。

やっぱり年度末も毎年12月に劣らぬ忙しさだね。

社会人のみんなー、生きてる?生きようね。私も頑張るよ。新社会人になるみんなー、生きてね。社会としょうもない大人に自分を殺されないでね。

ここ最近はずっとすこぶる体調が良くてほんとうに嬉しいのだけど、ここで必要以上に無理をしてエンジン全開にするとまた壊しかねないので、ブレーキをかけながら仕事もほどよく頑張っている次第。調子こかないことを覚えたよ。偉いね。

仕事を頑張りたいという気持ちは変わっていないのだけど、健康に勝るものなし(心身ともに)と痛感した昨年だったので、休むときは休む。

最近隙間時間も仕事の本ばかり読んでいて全然小説読めていないのでそろそろフィクションが恋しくなってきた。とはいえ仕事をおろそかにはできないし。バランス取るの難しいなあと思いつつ、食べたいものは毎日食べる。

疲れ切って今日も眠りにつく。

歳を重ねることの楽しさ

確定申告終わったと思ったらあっという間に4月目前だし、1月〜3月が終わる速さがほんとうに異常。そしてあと2ヶ月もしないうちに私は27歳になる。

このくらいの年齢になると「もう歳とりたくない」という声がたくさん聞こえてくるのだけど、私は早く27歳になりたくて仕方ない。

27という数字を纏いたくて仕方ない。REBORNのツナ(27)、ナブナ(727)さん、DEDO*27(ニーナ)さん。私の好きなものが27に縁ありすぎている。

それだけの理由で昔からずっと27歳に憧れがあってもう今から「もうすぐ27歳になれる!待ち遠しい!」と騒いでいる。一緒に住んでいる恋人は多分「そろそろしつこいよ」と思い始めている頃。

「27歳はね、すべてがうまくいく一年ってずっと昔から決まっているんだよ」と私が言ったら彼が「そういう心持ち珍しくて新鮮〜」と軽やかに笑っていたので「ちょっと」とツッコミを入れておいた。確かに私にしては珍しいけども。

27歳は特別だけれど、27歳に限らず私は歳を取ることを嫌だと思ったことがあまりない。誕生日は好きじゃないけれど歳を重ねるのは楽しみだ。

社会人になる前の大学生活も充実していて楽しかったけれど、戻りたいかと聞かれたら別に戻らなくていいなと思う。過去に大事にしたい思い出はたくさんあるけれど、特別未練はない。

亡くなった人たちが生きていた時代を懐かしく思って会いたくなったり話したくなることはあるけれど、今を生きるのが苦しくなるほど恋しくなるわけじゃない。

そもそも昔から「早く大人になって自由になりたい」と思っていたからかもしれないけれど、20代になったらなったで「50代とか60代になってスローライフ送りたい」とか言っている。

でも歳を重ねて自分がしたい生活をするためには今のうちに働いてお金を稼ぐ必要もあるし、人生ってうまくできてる。悔しい、結局私たち人間は神様の思い通りってこと?そんなわけあるかばか。

生き急いでいるわけではないのだけど、歳を取ることに希望しか感じない。今に不満があるわけでもないし、この先を生きることに希望があるのとはちょっと違う。なんだろうねこれ?ちょっとした矛盾だけれど、私はずっとそんな感じ。

酔わない運転と深い眠り


助手席で寝るとき私はいつも体勢がすごいことになる。この日は寝不足が溜まっていたから特にすごいことになっている。

この写真撮られていた日、起きてから彼に「首痛くないの?」と聞かれたのだけど、彼が運転する車の中って一番深い眠りにつけるから痛いこともわからない。

私は車酔いがひどい体質なのだけど、母と彼の運転だけは酔わない。不思議だな、ふたりの性格なんてこれっぽちも似ていないのに運転はものすごく似ている。心地よい揺れ方をする。運転に性格(本性)が出るってほんとう?あれ多分嘘だよ、信じてない。

ちなみに私が運転すると「怖くて眠れない」「運転中ぼうっとするな」と言われる。仕方ない、運転なんて滅多にしないからぼうっとしてしまうし考え事するのに一番適した空間なんだもの。

付き合いたての頃、久しぶりに運転した私が「あ、赤だった」と気づいて急ブレーキかけたとき彼が「ちょっと先の広いところで路駐して、運転代わる」と血相変えて行ってきたのはおもしろかったな。多分背中汗すごかったんだろうな。

あの頃に比べたら、私の運転少しは上達しただろう。


いつも通り過ぎてた喫茶店



ずっと気になっていたけれど、通り過ぎるだけで入らずにいた喫茶店に彼の用事を待っている間、満を持して入ってみた。ちょっとドキドキした。想像していたよりも遥かに居心地が良くてコーヒーの種類も多くて感激した。

1時間後には彼に会えるのに、興奮して思わず「ここ最高です」とLINEしちゃったもんね。そのくらい素敵空間だった。絵画もたくさんあって見入ってしまった。あと見せるように置かれていたマグカップとソーサー全部凝っていてよかった。

「何色が出てくるかな」とちょっとワクワクしていたら、わ、春色!窓側の席から見える雲ひとつない青空と店内に流れるジャズの音、コーヒーの香りにうっとりしながら春の訪れに胸が躍った。

でもいつも通り過ぎていた喫茶店に入れたのは嬉しいけれど、ちょっと寂しいの。なんでだろうね。秘密を暴いちゃった感じ。知らないでいたかったなという憧れに似た気持ち。

SafariやGoogleの検索欄に店名を打ち込めばそのお店の評価も雰囲気も簡単に調べられちゃう世の中だけど、このお店だけはなぜかそれをしたくなかった。そう思わせる何かがあって、通るたびに好奇心が揺さぶられる感じが好きだった。それがなくなっちゃうのかあ。なんてちょっとセンチメンタル。

でも次は彼と一緒に来るという新しい約束をしたからまあいっか。幸せはこうやって更新されていくんだろうね。喫茶店を出て彼と待ち合わせしたら「目きらっきらしてるねえ」と言われたので相当ルンルンしていたんだろう。

短歌

濡れた本は軽い力で破けてしまう。人の心と同じように。どれだけ尊いものであろうといとも容易く。


泣いている時に袖で涙を拭う癖のある君の袖が
ピンク色(アイシャドウ)に光っている
どうして泣いていたの


自分の味方は自分というなら、
私の敵も私なんだろうな


あとがき


春(と初夏)が四季のなかで一番好きなのだけど、よく「春生まれだから?」と言われる。

そういうわけではないのだけど、唯一自分に対して誇れることがあるとすれば、春(初夏)生まれということかもしれない。誰かにとっては「で?」と思われるくだらないことかもしれないけれど、そのくらい私は春と初夏が好き。大好き。

*****

noteにも何度か載せている大好きなお蕎麦屋さんに彼も連れていったら私がはじめて食べたときのように感動していて嬉しくなった。

最近彼と私、お互いに「え、同じこと言おうとした!」ってことが増えていて、一緒に暮らしているうちに考えも似てくるのだろうかとふんわり考えていた。この調子で彼のポジティブ思考が私にもうまいこと伝染してくれると嬉しい。

*****

春は景色も気候も素敵な季節だけれど、憂鬱な気持ちになる人が増える季節でもあるので、やる気が起きなかったり意味もなく落ち込んでしまってもみんな自分を責めすぎないでね。大丈夫、動けるときに動けばいいよ。意外と時間はたくさんあるし、きっとうまくいく。


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