サレンダードワイフ

サレンダード・ワイフ~賢い女は男を立てる~

どうもどうも。しんぺーです。
特に何か意味があるわけではないですが、本読んだら読みっぱなしというのもどこかさみしいのでnoteにまとめていこうと思います。
まとめてれば内容も忘れにくいし、すぐに見返すこともできるし、自分が読んだ本に興味持ってもらえると嬉しいなー的な感じです。

読んでいくジャンルとしては心理学系が中心になると思います。
心理学系に興味がある人からするとおもしろいかもですね(/・ω・)/

さて、今回読んだ本はサレンダード・ワイフという本です。
詳しくは後ほど書いていきますがザックリ紹介すると、

『女性の教科書でありながら、男性の攻略本でもある』

という感じですかね。

パートナーに愛されるために女性がすべきこと。について多く書かれていたので女性必見だな~と思いました。
内容も机上の空論ではなく、著者のローラ・ドイルさんが実際に体験したことや、実践してきたことだったので説得力もありました。

自分自身が男性なので「こうされると男は弱いなぁ。」なんて思わされることも少なくなかったです。
旦那さんや彼氏さんとの関係性をよくしたいと思うなら読んでみて損はないかなと思います。

とは言っても、どんな内容なのかイメージがつきにくいと思いますので軽くまとめていこうと思います。
自分なりの解釈なので、多少表現の違いはあると思いますがヒマがあればぜひ読んでみてくださいな。
では、どうぞ。



サレンダード・ワイフとは

サレンダード・ワイフとは男を立てる女のことです。
結婚生活や交際を円満に進める方法の1つとして男性を立てることが重要だとこの本では紹介されています。

そもそも立てるとはどういう状態のことを指すのか?また、立てることによってどんなメリットがあるのか。
それらを順に紹介していきましょう。

それではまず下記の原則をご覧ください。


【サレンダード・ワイフの原則】

①不当に彼をコントロールしない
②彼の考えを尊重すること
③彼の贈り物を喜んで受け取り、感謝すること
④彼に自分の望みを伝えること
⑤家計は彼に任せること
⑥自分を磨き、目的を達成すること

サレンダード・ワイフになろうと思ったら以上の原則を守ることを心がけてください。重要なのはパートナーを尊敬し受け入れることです。
次に①~⑥を細かく見ていきましょう。


①不当に彼をコントロールしない

サレンダード・ワイフにおいて1番してはいけないのはパートナーをコントロールしようとすることです。
だらしない彼を変えるためきつく言う。私がいないと何もできないので指示をしてあげる。彼のためを思って助言をする。これらはパートナーのためにと思ってやりがちな行動ですが、実際のところ逆効果の可能性が高いです。良かれと思ってしている行動が、逆に彼をダメにしているとなると元も子もないですよね。

そもそもの話ですが、男と女では脳の作りが違います。男性は女性から尊敬されたい生き物なのです。
そんな男性が女性からあーだこーだ言われてしまうと、自分を否定されたかのような気持ちになります。
そうなってしまえば言われたとおりにしようとは思いませんよね。
なので、彼を自分の理想通りにするためにコントロールしようとするのはやめましょう。

彼を変えたければまず自分の行動を変えていきましょう。
賢く思慮深いあなたが選んだ相手は素晴らしい男性だということを思い出してねってことです。
あなたが変われば、彼は自ら理想の男性になっていくでしょう。

②彼の考えを尊重すること

①でも書きましたが、男性は女性に尊敬されたい生き物なのです。
妻や彼女が尊敬してくれていると感じれば、彼は自然に向き合ってくれるでしょう。

では、尊敬していると思われるためにはどうすればいいかですよね。
その方法は彼の考えを尊重してあげることです。
ことの大小に関わらず彼の選ぶものを受け入れること。それが大事なのです。自分の選んだものを受け入れてもらえると認めてもらえたような気持ちになりますよね。それが尊敬されているという自覚につながります。

ただ、彼が選ぶものを受け入れることは大事ですが、女性も彼が選ぶものを選ばなくてはいけないわけではありません。
あくまで受け入れること。それが大事です。
ニュアンス的には否定しないという方がしっくりきますかね。

③彼の贈り物を喜んで受け取り、感謝すること

これはもうそのまんまの意味です。
プレゼントしてもらえば多少大げさぐらいに喜んで上げた方がいいかもです。例え自分が欲しくないものだったとしてもです。彼の目を見てまっすぐにありがとうと感謝の気持ちを伝えましょう。

これは僕個人的にもそうであってほしいと思いました(笑)
僕の理想は誕生日にブロッコリーとかを渡しても笑顔で「ありがとう!!嬉しい!!ありがとう!!」と言ってくれる人です(笑)
そんな人だと心から「愛してるよおお」となりますし、次はもっと喜んでもらうぞといったモチベーションにもなりますしね。

なんかあれらしいですよ。男は好きな人のためなら勝手にプレゼントとか買ってくる生き物らしいですよ。
まぁ、それは人にもよりそうですけどね(笑)

あと、女性は男性にご飯などおごってもらう機会が少なからずあると思います。
その時もプレゼントされた時と同じく、笑顔で「ありがとう。ごちそうさま。おいしかったよ」なんて言うてあげるといいかもです。
しっかり喜んでくれれば男性も「お、おう。全然ええで(どや顔)」と、内心めちゃくちゃ気分良くなってるのでまさにwinーwinじゃないですか。

④彼に自分の望みを伝えること

著者ローラ・ドイルさんによると、サレンダード・ワイフをパートナーに持つ男性は奥さんの幸せがどれぐらい重要かという質問に対して大多数が【大変重要】であると回答したそうです。サレンダード・ワイフは愛されるんですなぁといった感じです。

この本では彼に自分の望みを伝えることが大事だと書かれています。
しかし、あーしてほしい、こーしてほしい。ということではありません。大切なのは言い方です。
【要求】をするのではなく【望み】を伝えることが大事です。

例えば「ヴィトンのカバンを買ってくれるわよね。」や「どうして旅行へ連れて行ってくれないの。」といった言い方は【要求】です。
要求とはコントロールを含んだ言い方なので、彼は抵抗し、頼んだことをしてくれないどころか不機嫌になるかもしれません。そうなれば逆効果ですよね。めんどくせーなー(笑)

なので彼に何かしてほしい時は【望み】を伝えるようにしましょう。
例えば「ヴィトンのカバンが欲しいなぁ。」や「たまには旅行に行ってみたいな。」みたいな感じですね。
いや、そんなに変わらんやんけと思われるかもしれませんが細かいニュアンスの違いは本当に大事だと思います。

伝え方によって受け手の感じ方も、捉え方も変わります。
僕自身もこれは非常に大切なことだと思っています。
個人的に意識しているのは何か頼みごとをする際に「〇〇しておいて」というよりも「〇〇してくれると嬉しい」と言うようにはしてます。
少しの違いですけど、なんか柔らかくなった気がしません?(笑)
これも【要求】するという表現から【望み】を伝えるに変えたからだと思うんですよね。

最初にサレンダード・ワイフをパートナーに持つ男性は奥さんの幸せが重要だと考えていると書きました。
男性に自分の【望み】を叶えさせてあげるのは幸せなことなのかもしれませんね。
旦那さんは奥さんに喜んでもらえる。奥さんは【望み】を叶えてもらえる。
どっちも幸せハッピーエンド。まさにwin‐winですね!

⑤家計は彼に任せること

ぶっちゃけここに関しては僕自身結婚してないんであまりよく分かってません。なのでちょっとグダグダになるかもしれません(笑)
この本によると財布のひもを握るのは旦那さんで良いじゃないかと書いてあります。

個人的に、結婚してしまえば女性側がお金のやりくりしているイメージなんですけど、なんとなんとそうじゃない方がいいみたいなんですよね。
では、なぜ旦那さんにお金の管理を任せた方がいいかという話なんですけど、読んでいる感じだと、「家計を通して彼を成長させることができる」という風にとらえることができました。

家計を守るということは家族を守ることにつながります。
家族を守っているという実感は男性からすると大変誇らしいものですよね。
この実感こそが彼の男らしさを取り戻すのだそうです。

たまにはミスをすることもあるでしょう。例えば電気代やガス代が未払いで止められてしまうことなんかも。
しかし、その時も「私がやった方がいいじゃない!」と怒らずに見守ることが大事です。電気やガスを止められたぐらいで人生が終わるわけではないですしね。

このように家族を守っている実感から頼れる男らしい旦那へと成長していくことでしょう。
その際にも感謝の気持ちを忘れずに「ありがとう」と伝えましょう。
そうすれば彼はもっとあなたを愛してくれるはずです。。。

とはいっても、パートナーの浪費癖がすごいから女性側が管理しているという夫婦もいると思うんで絶対彼に任せるべきだとは言いがたいかもしれませんけどね。
こればっかりは経験ないんでどっちが良いか悪いかはわからないです(笑)


⑥自分を磨き、目的を達成すること
 

はい。ということで最後です。

最後は自分を磨き、目的を達成することですね。
女性は家事や育児に仕事と多忙な生活を送っている方が多いと思います。
なので、「なかなか自分の時間が持てない」ことや、「自分の好きなことを我慢している」ことが多いのではないでしょうか?

サレンダード・ワイフの目的はパートナーを立てることによっていい関係性を築くことです。
しかし、女性自身がストレスをため込んでいる状態だとパートナーを立てるのはなかなか難しいと思います。
なぜならパートナーを立てるというのは忍耐と集中力が必要だからです。

①や②に書き出しましたが、彼の意見を尊重することなんかは自分の意見を飲み込まないといけない場面も少なからずあると思うので、それだけで最初はストレスになると思います。

そんな忍耐と集中力が必要な時に、さらに自分の時間がなかったり、自分の好きなことができないなんてなれば「やってられるか!くそがっ!!」といつか爆発するに違いありません(笑)

なので、女性は自分自身のセルフケアはしっかり行うようにするようにしましょう。
セルフケアは「満足な睡眠」や「好きなことをする時間を設ける」ことを指します。

家事や育児で時間がない人でも、無理やりにでもいいから時間をつくことが大事だと本書では紹介されていますね。
ため込んでため込んで爆破して上手くいかないのと、無理にでも時間を作り上手くいくのでは後者の方がいいでしょう?という考え方です。

パートナーに家事や育児を任せるのは悪い気がするや、任せるのは心配だという女性の意見もあるようですが、そこはパートナーを信頼して任せてあげてください。

パートナーを頼るのは悪いことでもないですし、むしろいいことです。
パートナーはあなたが心配するほど無能ではありません。思い切って頼ってみる勇気を持ちましょうということですね。

はい、こんな感じですね。
個人的な意見ですが、男性側も気遣ってあげることが大事なんじゃないかなと思いました(笑)
結局親しき仲にも礼儀ありですよね。お互いがお互いを気遣っていける関係性が1番だなと思います。


【しんぺーまとめ】

はい。ということで軽くではありますが サレンダード・ワイフ~賢い女は男を立てる~ をまとめてみました。
いやぁ、なんかもっと簡単にまとまるかなと思ったんですけど思ったより時間かかっちゃいました(笑)

個人的な感想なんですけど立ててくれる女の人はいいですね。
男性目線で考えると、頼ってもらえたり、尊敬されるのはグッときます。
読んでて思ったんですけど、やっぱり男っていうのは単純ですよね(笑)
僕も例外なく単純な男なんだなと思いました。。。(笑)

本書で書いてあった例えがめちゃくちゃしっくりきたんで紹介しておきますね。

『男は運転手で女はVIPである』

これはまさしくそうだなと思いました。
リムジンに乗ったVIPって乗り物をコントロールしている運転手よりも権力を持っていますよね。
それと同じで男女関係においても、コントロール(主導権的なもの)は男に任せて、女性はリムジンの後ろでくつろいでいたらいいと思うんですよ。
ただ、ここでの最大のポイントはVIPの方が実質の権力は上だということです。
言いたいことはわかりますよね(笑)

表向きは男性に主導権があるように見せておく。しかし実際は女性側が上手く操っている。これが男女関係においてはwin‐winになるんじゃないかなと思います。
主導権を任されている男性からすると【頼りにされている】【尊敬されている】と思うことができますし、女性は自分の時間を作れますしね。
無理にコントロールしようとすると上手くいきませんが、相手を理解し、心理を上手く利用することによっていい関係性が作られるってわけですね。

この本のジャンルはいまいちわからなかったですが、僕がジャンル分けしていいのなら【性別心理学】と呼びたいです。
性別の違いに上手く焦点を当て、性別の違いを上手く活かした攻略法を書いているなと読んでいて思いました。
多分サレンダード・ワイフを奥さんに持つ人は本当に奥さんのことを愛しているんだと思います。
めちゃくちゃうらやましいです(笑)

この本のすごいところはコントロールするなと言いつつも、最終的には男性を上手くコントロールしてるところなんですよね。
要はやり方ってことですよね。最終的にwin-winで終われるならそれでいいじゃないかみたいな。

最後にサレンダード・ワイフの人物像を書いておきますね。

サレンダード・ワイフとは

小言を言うかわりに傷つきやすく
コントロールするかわりに信頼し
要求するかわりに敬意を払い
不満を言うかわりに感謝をし
疑うかわりに信じる女性のこと

なんかこれだけを見てると「か弱すぎて気持ち悪い、私には無理だ」
なんて思う女性がでてきそうですが、パートナー前だけ少しぶりっ子を演じてみるのもいいのでは?と思います。
ぶりっ子といっても「私はかわいいの♡♡」みたいな腹が立つぶりっ子じゃなくて、甘え上手というか、頼り上手というか、男性が守ってあげたくなるような女性ですね。
少しずつ甘えたり頼ったりしていって、パートナーの変化を見るのもおもしろそうですよね(笑)


はい!では終わります!!!
さすがに疲れました(笑)

なんとも歯切れの悪い終わりですが1本目なのでこんなもんでしょ(笑)
次からはもっと短く、そしてわかりやすくまとめられるよう心がけます。

ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回作で会いましょう!
それでは!!!xoxo





























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