記事一覧
浴衣着るなら知らないと危険
7月に入りました。
薄ものの季節です。
街を歩くと涼しげな絽や紗、
あるいはゆかたを着た方とすれ違います。
テレビのニュースを観ていたら
ワンピース状の着付けいらずの浴衣が
今年はよく売れているようです。
(浴衣とワンピの2WAY)
さて。
一般的な浴衣でも、ワンピース浴衣でも
一番に気をつけて頂きたいこと。
それは
浴衣の下に何を身につけるか
です。
何を当たり前なことを?
と驚かれるか
他装のお稽古 女袴の着付け
他装のお稽古は女袴の着付けのつづき。
前回は最初から丈を短く詰めた
二尺袖の襦袢と着物(レンタルは大抵これ)
で練習したので
今回は振袖に袴を着付ける手順を練習。
二尺とは違い、襦袢も着物も丈上げが
必要になる分手数も増えるし
テクニックも必要となるので少々気を使う。
丈を詰めていない限り、
袴と合わせる時は着物丈は短く着ることに
なるからここで取る方法はふたつ。
①おはしょりを長くとる
②裾
きものへの憧れ 大人の学び
思い返せば私の中にはずっと
きものへの憧れがあった。
でもずっと遠くにある気がしてた。
実家の箪笥にきものが数枚入っているのは
何となく知っていたけど
母がそれを着た姿を見た事はほとんどなかったし、手入れをするのも見たことなかった。
それでも一応母は自装出来るというし
(出来栄えはさておき)、
高校では授業で浴衣を縫ったと話すので
そういうものかと思っていたら
自分が大人になってみて驚いた。
3
きものの始め方 マイサイズで練習しましょう
私が初心者のころのはなしをします。
むかし、着物を着始めた頃は
自分のものを買ったり、
ましてや誂えたりなんてとても出来ないと
思い込んでいました。
着物はとても高価なものだと思っていたし
(事実高価なものも沢山ある)
そんな贅沢は幼い子を育てていて、
現金収入のない私には身の丈に合わない
事と決め込んでいました。
着物を買うどころか
お稽古代を家計から出すことすら
後ろめたく思って、必要以上に
フォーマルなのかカジュアルなのか
何年か前、私の先生が
審査員として関わってらっしゃるご縁で、
西陣織大会の審査会を
私も見学できる機会に
恵まれたことがあります。
広い会場いっぱいに展示された、
沢山の豪華な袋帯(帯以外も色々あった。
ただやはり帯が記憶に色濃く残ってます)
豪華なもの、技巧を凝らしたもの、
今までにないものをという意気込みを
感じさせるもの…まさに圧巻で
作品から伝わる作者の熱に呑まれるような
気すらしたもので
美しいに執着すること
美しい着物が好きで
美しく着物が着たい。
美しく着物を着付けたい。
美しいかたち。
美しい角度。
美しいバランス。
色んなことを考えながら
手を動かして、
着付けの最後の瞬間まで
心を離さず美しくしたいと執着する。
手を動かすことに精一杯のうちは
何がきれいか見えてない。
沢山着付けて、
沢山の着付けを見て
自分の中の美しいが明確にならなきゃ、
着付けの最後に、
一体何を見たらいいのからすら
学ぶはたのしい。
でも学ぶは時々孤独でもある。
自分の不出来を思い知らされ、
それをコツコツと改める作業の繰り返しは時に苦しい。
そう言えば先生が私達お弟子のことを
「みんな人柄は素晴らしいけど変わってる」
と評したけど、変わってなきゃこんなに何かひとつにのめり込んでない。
お稽古の下準備(他装の場合)
一月の他装お稽古は男袴の着付けを
2回やりました。
男性着付けは女性のそれに比べてやはり
機会が少ない分、知識も練習量も圧倒的に
足りていません。
さてどうしよう、と私が取った方法。
まずは本やネットで男性着付けのことを調べて、着付け手順を書きだしていく。
それを持ってお稽古に参加し
足りないところや違うところ
をどんどん加筆訂正していく。
本当に知りたい事、必要な事が
簡単に本やネットで見つ