見出し画像

いじめが人生を変える

こんばんは。最近、更新してなくてゴメンなさい。コッチを書いていてなかなか時間が取れませんでした。

(面白い海外シリーズがあって見ていたなんて口が裂けても言えない、、、NetflixのOrenge is new blackオススメです。)



さてさて、今日はちょっとシビアな昔話です。イジメられた経験がある人間には2種類います。


イジメに潰される人と乗り越える人。


どちらにせよ、両極端な人が多いです。僕は乗り越えた側の人ですが、そこまでに至るまでに相当な辛い経験をしてきました。イジメは心に大きな傷を残します。これを見た人が世間にはこんな人間もいることを認識していただければ幸いです。では。



小学校時代のイジメ

僕は、小学校時代の転校をきっかけに、クラスでイジメに遭っていました。初めはふざけあいから始まったものも、気づいたら足に無数の青あざとしてくっきりと残っていました。散々な罵倒にも遭いました。一番ひどいと思ったのが震災後の東北に母と行く前の日に言われた言葉。


『津波で流されて死ね』


今思っても心が悲しくなります。この言葉は僕だけでなく、被災された方にも言ってはいけないモラルのかけらもない言葉。給食は僕の皿だけ全部混ぜてグチャグチャになっていたり、先生がイジメた生徒を反省させた後にその親から電話が来て「息子は悪くありません。」そんな電話もかかってきたり、本当に何がなんだかって感じです。


『なんでそんなこと言われなきゃ行けないの?』

幼いながらにも疑問を感じました。イジメが激化して学校の先生にも頼りましたが、効果なし。自分は不登校になり、かろうじて保健室登校でした。毎日が本当に辛かったです。中学受験をする予定で小学校の勉強の範囲は全て塾でやったので学校に行く意味を感じられず、本当に行きたくなかったです。


中学校に上がってから


なんとか私立の家から少し遠い中学に上がっても、イジメのせいで人間不信に陥り、誰かの事も信用できなくなってしまいました。

人間不信
何らかの原因で他人を信じられなくなること。 狭義では一般的な社会生活を行えないほどの重度の症状を指すが、広義には人間関係のいざこざによる軽度のものも含まれる事がある。wikipedia参照

誰かを信用出来なくなると相手がうわべだけの人間に見えてきて会話がままならないんです。周りの大人にも

「どうせ仕事なんだろ」とか「みんな嘘ついてるんだ。」

なんて、勝手に妄想したり。でも、明るい自分でいなければ、またイジメられるという思いから自然と仮の自分を作り出しました。


学校ではみんなに笑われるそんなおちゃらけ者を演じる自分、家では本当に暗い閉ざされた自分の2人がいました。学校の外で誰かに会うと「元気ないね、大丈夫??」なんて声をかけられたり笑


学校に行く通学路でエンジンを温めそして、教室の扉を開けた瞬間からスタート!!そして、帰りは一人になったらオフモードで。そんな感じです。

そして、気持ちのアップダウンが激しいせいであまり寝れない時もありました。


その結果、、、お分かりのとおりそんなの無理です。自分自身が押しつぶされます。本当の自分ってどっちなんだろう。みんなに好かれる明るい自分?それとも本当のくらい自分?分からなくなり学校も休みがちになったりしていました。スクールカウンセラーに言っても劇的な変化があるわけではありませんでした。


一度、無理がくると少し休んでまた戻るその繰り返し。

そんな生活が3年間ぐらい続きました。



人の目を気にするようになりました。

そうやって生きている間に人の目を気にするようになりました。

他人に嫌な気持ちになって欲しくなくて、他人によく思われようと一生懸命努力しました。その結果人の目を気にするようになりました。僕だって自我はあります。しかし、それを出さずに周りにあわせるうようになっていました。


高校時代の転機


しかし、高校1年の夏に行った日本横断で自分を変える大きなきっかけに出会いました。それは、沢山の人との出会いです。人との出会いは自分に居場所を与えてくれました。ただいま!!といえばおかえり!!と帰ってくるようなそんな場所は何箇所も見つけました。

最初は、全然喋れなかったのですが、自分とは違う環境の人だったせいか自分について話すことができました。その中で感じたのは、「自分ってしょうもない人間だな」ということです。


目の前には、夢を叶えるために、全力で頑張っている人がいるのに自分は何をそんなに悩んでいるんだろ。


前を向いて歩けよ。


自分の居場所に何かあれば逃げろよ。


絶対にお前の事を受け止めてくれる場所はあるから。



そうやって、沢山の人が自分に前に進む力をくれました。



今の僕


今だに僕は、2つの自分を持っています。明るい自分と暗い自分。正直どっちかを切り離すことは無理だと思います。ですが、それを半分ずつ取ったら本当の自分になれると思い努力しています。少しずつだけれどもそれを一つにすれば自分も楽に生活ができるからです。

いじめから始まったこの人間不信は、すぐには解決しない問題です。ですが、自分の中でどうにか理解し納得し成長に繋げることが出来ればそれでいいのです。



最後に

僕は、いじめた奴の名前を覚えていますし、相当憎んでいます。ですが、このいじめによって辛いこともありましたが、乗り越えた今はこれからの人生がワクワクでしかないのです。こんな辛い機会をくれたいじめた奴に感謝したいくらいです。(皮肉も込めて)


本当の最後になりますが、イジメは絶対に許してはいけません。また、イジメはその瞬間だけだと思われますが、実はそうではありません。被害者の心に大きな爪痕を残します。もし、学校で会社で見かけたら止めてあげてください。


それだけで嬉しいですから。


では。おやすみなさい。


バイト以外でお金を稼いだことがないです。少しでも入れて頂けたら旅中に美味しいご飯が食べられます。美味しいもの食べたいなぁ