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ペルーの日々。こころの灯台
朝起きて、リビングに行くと、リッキーがたくさんのパパイヤを使ってフレッシュジュースを作ってくれていた。気がついたらもう10日以上もここで暮らしている。この日は滞在最終日で、彼の姿を見たら自然に涙が溢れた。泣きながら、ここでの暮らしが自分にとてもフィットしていて、かけがえのないものだったんだということにはじめて気づく。
南米ペルーにやってきた。リマ空港から12時間、夜行バスに揺られて、パカズマヨと
キューバの日々。未完成のジグソーパズル
キューバに長く居すぎてしまった。そう思いながら、またハバナに戻ってきた。
最後にお世話になったカサのお母さんは、すごく素敵な人だった。家は骨董品などキラキラしたもので溢れていて、お金持ちのようだった。
チェックインを済ませるとすぐに、カサのお母さんに連れられ、家の近所を歩き回った。10メートル毎に出くわすご近所さんに挨拶しながら、さりげなく私のことを紹介してくれた。すごく嬉しかった。
カサに帰る
キューバの日々。動かない時計
ハバナでスリとぼったくりに合い、いそいそとサンティ・スピリタスという小さな街に来た。1514年に建設されたスペインの植民地都市で、現役で馬車が活躍している、ロマン溢れる街並みだ。
ただ、観光地ではあまりないらしく、旅人である私にとって生活するのが難しい。店自体かなり少ないのに加え、看板もなく、街を歩いて人に聞くしかない。水を買うにも、レストランに行くにも、30分は歩き回った。Googleマップは
メキシコの日々。旅の放棄
旅をして、10日が経とうとしている。
最初の数日は海外一人旅そのものの経験がないので、ずっと緊張していた。すこしハイテンションだった。バスや電車の乗ること、バックパッカーズで寝泊まりすること、レストランで食べ物を注文すること、チップを置いて行くこと。知らない人に話しかけ、質問して、英語でコミュニケーションをとること。
でも、1週間を過ぎてきたあたりから、かなり慣れてきて、そのひとつひとつが当た
LAの日々。ドラムサークルとビリヤニ
LA滞在最終日。旅の日課の散歩をして宿に帰る途中、ビーチに人々が集まっている。よくみると、好き好きの打楽器を持ったヒッピーぽい人々が音を鳴らしていた。
すごく楽しそうだったので近づいてみると、円の中心に笛を鳴らしている人がいて、そのリズムにあわせて、各々の楽器を弾いている。名前のしらない、見たことのない打楽器、打楽器、打楽器。楽器を弾く人々の周りには、踊ってる人、写真を撮ってる人、ただ座り込んで