【毎日41】#KuTooからみる。『フェミニスト』とは『基本的人権の擁護者』

こんにちは、優花です。私は精神障害を併発していて、毒親サバイバーの経営者です。毎日楽しく、幸せに生きています。


今日は、「フェミニズムを穢すなよ」というツイートに対して、#KuToo運動家の石川さんの引用RTからみていきたいと思います。

そもそも、フェミニズム・フェミニストって、なんでしょう? 以下、Wikipediaより引用。

フェミニズム(英: feminism)とは、女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動の総称であり、政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差を明るみにし、性差別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想・運動である。女権拡張主義、男女同権主義などと訳されることもある。
フェミニズムは市民革命に端を発し、19世紀から20世紀前半までの女性参政権運動を中心とする第一波フェミニズムと、社会習慣・意識に根ざす性差別との闘いを中心とする第二波フェミニズムに大別される。後者においては、思想的立場により、リベラル・フェミニズム、社会主義フェミニズム、マルクス主義フェミニズム、ラディカル・フェミニズム、エコロジカル・フェミニズムなど多様な潮流がある。また、性別に限らず、人種、階級、年齢、国籍、宗教、性的指向などの文化的・社会的要素を考慮し、インターセクショナリティというより広い概念のもとで捉えられるようになっている。
フェミニズムの推進者や同調者を『フェミニスト』と呼ぶ。

現在、日本で言われる『フェミニズム』とは、社会習慣・意識に根ざす性差別との闘いを中心とする第二波フェミニズムと言えますね。

石川さんは、#KuToo運動で『2019年BBC世界の100女性』に選ばれました。

#KuToo (クートゥー)は、日本の職場で女性がハイヒールおよびパンプスの着用を義務づけられていることに抗議する社会運動である。#MeTooをもじって「靴」と「苦痛」を掛け合わせた造語である。(Wikipedia)

この#KuToo運動は、『仕事中のハイヒールに対する反対』という表面的なものではなく、『人間の服装の自由』に対する運動というのが、事の本質のように見えます。

この「自ら、その服装をしたい」と思い装うのと、「無理やり、その服装をさせられる」ということが問題だと言っているようです。

「それを望んでもないのに強制され、気持ち悪いと感じる」ということが問題だという事です。

ちなみに、私はフェミニストだと最近自覚しましたが(自分(女性)の人権を守る為にです)、ドレスコード自体は好きです。

それは「無理やり服装を規定されて、苦痛」というよりは、

「たとえば昼の職場と夜のパーティー会場とでは、装う服を変化させた方が楽しいよね。昔の人は、色々考えて、ドレスコード(プロトコール)を考えて作って、すごいし色々と合理的だし、より自分が美しく見えて、私自身が快適で満足していられる」

という、経験値による私自身の「個人的かつ能動的な楽しみ」となっているからです。

これを「性差別だから嫌」と感じる人もいるでしょう。それを否定するわけではありませんし、私だって夜のパーティーに「あえてのタキシード」で現れることもあるのです。それは「私の中で、このパーティーにはソレがふさわしい」と思ったから、そう装うわけで、誰から強制されて装うわけでもありません。

こんな、『タキシード・ドレス』も素敵ですよね!

私は、子ども時代から10代にかけて『中性的な自分』でいることが心地よかったですから、髪はショートカット、一見『男の子』に見えるファッションが好きでしたが、一方、たまに『女の子女の子』した服装をしたくなる時もありました。

実は、これは『私自身の意思』というよりは、「男の子が欲しかった」親の願いを映していたからかもしれませんし、「女の子だから●●」と言われるのが嫌で嫌で、「私は、『いわゆる女』として生きたくない!(かといって、男でもないけど・・つまり『人間』として生きたいってこと)」という気持ちも入っていたと思うのです。

これは、この#KuToo運動やフェミニズムと非常に関わりのある感情だと思います。

つまり「私は、私。一人の人間。『これが女の生き方』とかいうくくりで『私の生き方』を制限されたくない」という、『基本的人権』への渇望だったと思うのです。

ちなみに、現在の私はハイヒール愛用者です。背もそんなに高くないですし、そのほうが洋服をバランスよく着こなせて、自分自身が美しく(自分なりに、まだ『まとも』に)見えて満足ですし(私は美しいものが好きです)もちろん、洋服のコーディネートのバランスによってはフラットシューズもスニーカーも履きます。

私は、私の美的感覚に沿って生きていきたいですし、それを否定されることは『苦痛』です。

#KuTooは 、フェミニズムの現れ・・つまり『基本的人権の尊重』として現れたものではないかと思うわけです。

最初のツイートに戻ります。

えらいてんちょうさんの「フェミニズムを穢すなよ」とはつまり「『基本的人権の尊重を擁護する運動』を穢すなよ」とも言い換えられ、

また「俺、フェミニストではないんだけど」という一文は「俺、『基本的人権の擁護者』ではないんだけど」と言い換えられるでしょう。

『フェミニストではない人=差別主義者』。その通りですね。『基本的人権の尊重の擁護者ではない人=差別主義者』ということですから。

日本で、『フェミニスト・フェミニズム』がずいぶん捻じ曲げられ使われているように感じます。

「ツイフェミ、乙ww」「フェミ、まじ無理」とかがわかりやすい例で、『基本的人権の擁護者は、侮蔑・軽蔑・ののしり・差別・イジメ・etc..をしても許される対象』というのが、まずおかしいです。

『フェミニスト・フェミニズム』とは『基本的人権の尊重の擁護』だということが、日本中に広まると良いのですが。


というわけで、長くなってきましたので、今日はこのあたりで。それではまた別のnoteでお会いしましょう!


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