見出し画像

健康長寿のカギ!? 「骨盤底筋」


骨盤底筋は、放っておくと加齢とともに衰えてしまいます。

特に、妊娠・出産を経験する女性は、
さらにそのダメージは大きいと言われれます。

とはいえ、なかなか意識しづらい部分でもあるし、
自分の目で見ることもできず、小さな筋肉です。


なぜ、「骨盤底筋」トレーニングが
健康長寿を目指す上で必要なのでしょうか。



「長寿大国」「寝たきり大国??」


言わずと知れた、
世界でもトップクラスの「長寿国」=日本。

平均寿命が【男性】81.5歳 【女性】86.9歳 
     2023年 WHO(世界保健機関)

男性が世界第2位、女性は第1位です。

合わせて注目したいのが、「健康寿命」について、です。


健康寿命とは、
「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」
です。

【男性】72.68歳 【女性】75.38歳

厚生労働省 e-ヘルスネット

健康寿命と平均寿命の差は、自分で健康的に日常生活を送れなくなってしまった期間を表します。

男性で約8年、女性においては約12年、
誰かのサポートを受けながら生活する期間、ということになります。

日本は、世界の中でもその期間が長く、
長寿大国」でありながら、「寝たきり大国」とも言われます。

骨盤底筋の衰え ①尿もれ



加齢とともに骨盤底筋も衰えてしまいます。

特に、妊娠・出産を経験する女性は、さらにダメージを受けています。

意識しづらく、目で確認することもできない、
小さな筋肉ですが、とっても大事な筋肉骨盤底筋。

衰えるとどうなるのでしょうか。


『尿もれ』

命に関わる大きな問題ではないかもしれない・・・

でも小さな問題でもありません。

 

尿もれの心配があると、

「トイレのタイミングが心配で旅行に行けない」
「ジャンプや小走りができず、スポーツが楽しめない」
「外出することに気兼ねする」

など、楽しみや生きがいを失ってしまう可能性もあります。


尿もれ(腹圧性尿失禁)には、
骨盤底筋をトレーニングすることで、予防・改善
が期待できます!


骨盤底筋の衰え ②骨盤臓器脱


骨盤底筋が衰えることによって、
起こり得るリスク、2つ目が

『骨盤臓器脱』

骨盤内にある臓器 (膀胱、子宮、直腸)が
下垂したり、外に飛び出してしまうことです。


骨盤底筋は、骨盤内の臓器を、
ハンモックのように下から支えてくれています。

この骨盤底筋が衰えたり、弱くなったりすると、
膀胱・子宮・直腸 を支えきれなくなり

膀胱瘤(ぼうこうりゅう)、子宮脱(しきゅうだつ)、直腸瘤(ちょくちょうりゅう) などのリスクにつながります。



まとめ

放っておくと、加齢とともに衰えていく「骨盤底筋」

妊娠・出産を経験する女性は特に、
意識しておきたい「骨盤底筋」


骨盤底筋は、骨格筋で随意筋。

つまり、
トレーニングすれば、鍛えることができ
意識的に動かすことができる筋肉です。


尿もれや骨盤臓器脱などの
困ったことになる前に、

意識してトレーニングしておくことで、

楽しく健やかに長生きする ことにつながります^^


かんたんなトレーニング方法も
今後、投稿していきます!

お読みいただき、ありがとうございます♡


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?