見出し画像

ボディメイクにおけるマインドセット「選択肢を増やす」

毎日暗闇ボクシングに通い、推しのパフォーマーのプログラムを受けたり、別のパフォーマーのプログラムを受けたりしながら、ふと思ったことがあります。

「選択肢って、多い方がいいなあ」

何を今さら、と思われる方も多いかもしれないのですが、心身の健康を考えたときに、選択肢の数だけその質は向上するのではないかと思うのです。

元々、子どもの頃から「狭く深く」の関係性を好み、わりとこだわりも強く、頑固者だった私(今でも頑固w)。

必然的に選択肢が少なくなる傾向にありました。

だって、これと決めたらこれ以外はない、のマインドでしたからねw

「狭く深く」がいいとか悪いとか、「広く浅く」がいいとか悪いとか、そういう話ではないのです。

それぞれ一長一短あるのは間違いない。

ということで、今回はボディメイクにおいて選択肢の数が及ぼす影響について考えてみました。


選択肢の多さが生む”こころの余裕”

身体を変えていこう、ルックスをより良いものにしていこう、という時ってわりと視野が狭くなりがちだと思うんですよね。

じぶんのことだから、もちろん必死だし、一生懸命になる。

だからこそ視野が狭くなりがち。

必死になって、一生懸命になって、視野が狭くなるとどうなるかというと、こころの余裕が若干、失われてしまうと思います。

こころの余裕が失われている状況というのは、ストレスになりますね。

わりとなんでもストレスになる。

そしてストレスは、ダイエット、ボディメイク、それどころか健康そのものの大敵ですね。

ストレスによって免疫系、自律神経、乱れてくると、睡眠の質も下がるし、食欲に関してもコントロールが効かなくなってきてしまったり。

ストレスは生きている以上、なくならないものですが、ストレスとの付き合い方とか、ストレスをストレスとして受け取らない方法とか、対応の仕方はいろいろあります。

その一つが、選択肢を増やす、ということ。

選択肢が少ないと、限られた範囲内でしか行動できないですし、数少ない選択肢も選べないという状況になったときに行き詰まります。

あれもできない。
これもできない。
え、じゃあなんもできないじゃない。

その場で立ち往生してしまう。

人間にとって動かない、動けないというのは意外にも多大なストレスです。

これがダメならあれ、あれもダメなら、この方法。
ああ、この方法もダメか、ならあの手を使うかな。

選択肢が多ければ多いほど、「え、これもダメかあ。じゃあこっち」と余裕が生まれます。

もちろん本命の選択肢がダメな時はショックですがw、それでも自分で選んでいる、という主体性が確保されるように複数の選択肢があると、こころに余裕が生まれるものです。

選択肢を持つことで生まれる”柔軟性”

こころの余裕意外にも、選択肢を多く持つことで得られるものがあります。

それは言わずもがな、「柔軟性」です。

「柔軟性」と言っても、2種類あると感じていて、

・こころの柔軟性
・身体の柔軟性

この2つに分けられると思います。

こころの柔軟性

これは先ほど書いたこととも被るんですが、選択肢が多いことでストレスは減らせます。

これはいいとか悪いとかの話ではないのですが、職人気質でひとつのことにこだわり抜いて深く追究、探求できる人っていうのは、そのひとつがダメになったときに脆いんです。

これを大事にしてきた、これを最優先してきた、これに賭けているんだ!!!という入れ込みがあればあるほど、それがダメになったときにポキッと折れやすい。

なんならこの世の終わりレベルで「もういいや」になりがちですw
(私がそうでしたw)

こういうタイプの人は完璧主義だったりそれに準ずる姿勢のひとなので、柔軟性の有無となると、ちょっと機動性に欠けるかと思うんですね。

機動性に欠けるとやっぱりちょっと不便。

なので、選択肢をいくつか持つ(もちろん何を選ぶかはとことんこだわってくださいw)。

選りすぐりの選択肢をいくつか持って、ひとつダメでもこっちがあるんでい!って柔軟性を持ちながらも職人気質を発揮できたら、最高じゃないですか?笑

身体の柔軟性

選択肢を持つことで得られる柔軟性、実は身体にもあります。

身体に関する選択肢といえば、手っ取り早くいうと食事(食材)であったり、運動の種類というところになるのですが。

どんなにダイエット、ボディメイクしているとはいえ、一生、鶏胸肉・ささみとブロッコリーは食べてられないですよね?w

PFC(たんぱく質、脂質、炭水化物)の知識を総動員した上で、鶏肉、ブロッコリー以外でも食べられる食材を選択肢に入れる。

目でも味覚でも身体の栄養としても、楽しんで取り入れていけるように、長く続けられるようにするための選択肢です。

運動も、ひたすら筋トレ、ひたすら有酸素、ではないはずです。

筋トレも種目がありますし、種目ごとに効かせられる筋肉の部位は違います。

例えば、同じ腕を鍛えるのでも、種目ごとに力こぶの上腕二頭筋だったり、二の腕の上腕三頭筋だったりと、効かせられる筋肉が異なってきます。

有酸素運動も、ひたすらトレッドミルだけ、は飽きますよね?w

いろんな種類の運動を選択肢として持つことで、動かす筋肉、意識するべき筋肉、関節、異なってくるわけです。

いろんな選択肢をローテーションすることで、使われていない身体の部分が動かされて柔軟性を増していく。

ちなみに、身体のしなやかさが失われる原因のひとつは、動かさないからです。

PC作業を一日中して同じ姿勢をしていたら、気づいた頃には肩とか背中、バキバキですよね?

それと一緒です。

お気に入りのトレーニングがあるのも、ジムでのお気に入りのプログラム、クラスがあるのもいいです。

ただ、それ以外でもお気に入りを徐々に増やしていく。

そうすることで動かす身体の部位が地味に変わるので、柔軟性は増していき、身体の使い方もよりダイナミックになって見た目に変化が出てきやすくなります。

選択肢を持つために知識が必要

さいごに。

選択肢を持つためには「知識」が必要になってきます。

理由はとても単純で、知らなければ選択肢に入れられないから、です。

知らなかったこと、選択肢に気づく、知る、というフェーズ。
知ったらそれについて知識を身につけるというフェーズ。
その後に、それを採用するかしないかの選択をするというフェーズ。

選択肢を増やすためには知識が必要です。

先ほども食材のところでも触れましたが、PFC(たんぱく質、脂質、炭水化物)の知識がなければ禁止食材が多くなって選択肢が狭まり、ストレスしかない食生活になってしまいます。

ダイエット、ボディメイクに専念している期間の食事でも、満足感、充実感、幸福感を得るためにはPFCの知識が最低限必要なわけです。

逆に、知識さえ合えれば選択肢を増やすことができるし、そのさじ加減によってストレスの度合いも変えていけるのです。

ストレスフリーでじぶん磨きをしていくために、お気に入りの選択肢、どんどん増やしていきませんか?


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?