ゆるくミニマリストを目指しています。

時々、突然【片付けスイッチ】や【模様替えスイッチ】が入ります。そういうスイッチが入った時は、チャンス到来と思って、ここぞとばかりにとことんやってしまえばスッキリします。

とある休日の朝（まだ8時前）のこと。

夫婦ともに朝の日課にしている英語勉強の息抜き中、テキスト本や辞書やイヤホン・ノート・筆記用具など勉強道具がどんどん増えてきて、置き場所に困るなぁという話になりました。

今はそれぞれの【仮置きBOX】を作っていて、私用と夫用の区別がつくようにし、そこへ現在進行形で使っている物（途中までやりかけの本など）を入れています。ふたり共有で使用する物はPCデスク上の本棚に立てておいたりしていました。

でもなぁ〜、なんかもうちょっと本たちも【見せない収納】に入れたいよなあ。
立てて置いてるのも、地震のときに倒れたり落ちたりしちゃって危ないし。よーし、いっちょ収納見直して、スッキリ片付けよう！
と、土曜の朝8時に急にスイッチONになる（笑）。

①新しく、収納を買ってはならない

ここで、ミニマリストたる者が絶対にやってはならないことは【新しく収納を買うこと】です。

例えば、本が溢れてきたから本棚やチェストを買うとか、マガジンラックを買うとか、そういう人いるよね。それ、絶対だめ。
今ある物でなんとかするのです。収納を増やしてはいけない。

今あるチェストとテレビ台の下の引き出しを整理し、そこをひとつ空けて入れるようにしよう！と、すべての中身を【全出し】しました。

まずは、救急箱系のものから。
出るわ出るわ、ありますよ。期限切れの薬や、もういらんものたち。
喉スプレーとかトローチとか、解熱剤とか整腸剤とか、布マスク・エアーサロンパスとか。これは何の薬なのか？もはやわからんものまで。

もちろん、期限切れのもの・不要なものは全部捨てました。存在すら忘れてた物だってある。
コード類も、これはどのデバイスの充電コード？ってなったので整理。延長コードだって使用期限があるよね。そもそも２つも３つもいらんやろ、みたいな。それも処分。

こうして、収納し直すことでまるまる１段、スペースを空けることができたので、そこへ英語勉強関係のものを全て収める。
あら、すっきり！
なんということでしょう。これが匠の技なんですね。

②使用期限・賞味期限のあるものを徹底的にチェック！

しかし、いったん火のついた私たちの片付けモードは、まだ収まることを知らない。

夫「使用期限を過ぎた薬がこんだけ出てくるってことは、キッチンもやろ。調味料とか乾物とかストック類もみてみようや。絶対、賞味期限切れてんのあるやろ。」
お～～。そうきましたか。ドキリ。なんか嫌な予感がする。。。

ハイ。出ました。
賞味期限の過ぎたものたち。

まず調味料でいうと、お酢と味醂。そしてチューブわさび。輪切りとうがらし。パスタソース。生姜焼きのたれ。などなど。
夫「ほらな？」　←ナニそのどや顔。

そもそも私は、料理は得意とか好きとか言えるレベルではない。
自炊は、健康のためと、経済的にもやるほうがいいと思うからほぼ毎日やっているが、手の込んだ料理とかオリジナリティ溢れる味付けなどは苦手。
「○○の素」とか「○○のタレ」とか市販のものもよく使っちゃう。
夫は昔、イタリアンの厨房でバイトしてた経験があって、料理の腕は私よりうまいんだけど。

夫「よーし！今日のお昼は俺が作ったる！この期限切れペペロンチーノソースと、輪切りとうがらしを使ってな！」
ですと。ありがたや〜。お願いしまーす。

で、できました。

名付けて【気まぐれアルモンデ・パスタ　～期限切れ食材とともに】
アルモンデ＝冷蔵庫に有るモンで。残り物の野菜たちだけで。
冷蔵庫の掃除にもなって、一石二鳥。
しかも、お店で食べる味レベルでめちゃくちゃ美味しかった！

③まとめ　～「全出し」は定期的に

やはり、こういう【全出し】は時々やらないとね。
衣類でもそう。特に季節の変わり目とか。

ミニマリストを目指すようになってから、持っている服の量はずいぶん減らしたけれど、それでもやっぱり着てない服やくたびれた服って、一度すべて全出ししてみれば案外あるものです。

私は職場でも、倉庫や棚の整理は今年度だけで大掛かりに３か所、全出し片付けをやってます。全部出して、カテゴリー別に分け、絶対に必要な物から入れていく。入らなかったものは、処分。

ぎゅうぎゅう突っ込んで入れたり、高く積み上げて入れたりしない。
探しやすさと取り出しやすさを重視する。
収納で空いているスペースは埋めようとせず、最低１割は余白を残しておく。

どうしても時間がかかってしまうんだけれど、収納が苦手な人ほど、定期的に【全出し】してみてはいかがですか？
スッキリすると、気分も晴れますよ！