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焚き火を愛でる真冬のキャンプ

キャンプはもっぱら夏より冬派!なyukichi. です。

2月11~12日(日・月祝)で、滋賀県蒲生郡の【グリム冒険の森】コテージでキャンプをしてきたのでそのレポです。

焚き火を愛でながら、炭で肉を焼く。至福の幸せ。


グリム冒険の森【6人用コテージ】

今回行った【グリム冒険の森】は、12月の記事で紹介した ↓↓↓ 滋賀県南部の【青土ダムエコーバレイ】と程近い場所にあり、そちらと同じく令和の現代でもネット予約不可(電話予約のみ)のキャンプ場。

とにかく真冬は空いているのがいい。

世間では三連休なのに、1週間前に問い合わせても4棟しかないコテージの残りひとつを予約できました。
人が少なくて蚊や虫も少ない。これが冬キャンの良いところ。
寒いからこそ、焚き火で暖をとるのが楽しいんです!

6人用コテージは全部で4棟だけ。車を横付けできる。

コテージ内には、トイレもお風呂も寝具もあります。
エアコン・ガス火のキッチン・冷蔵庫・エアコン・冬はガスファンヒーターまである。
ロフトに寝具がおいてあって、天窓も素敵。

私は自称キャンプ好きですが、布1枚の防犯性をまったく信用していないので、テント泊はやりません。野生動物は怖いし、戦闘力ゼロの就寝中は生きてる人間だって怖い。
なので、ちゃんと囲われていて鍵のかけられるコテージで泊まるか、オートキャンプ場でアウトドアごはんをしたあと、夜寝るときだけは車中に入るかです。

ここはコテージの前でも裏(通路とは逆方向)でも、どちらでもBBQができるスペースがあり、私たちは人目につかないほうが好きなので、裏でやりました。

煉瓦のかまどもある。屋根はなし。
木製テーブルセットが既設。使いませんでしたが。
裏はけっこうプライベート空間(好み!)


お昼ごはんは焼き物たち(肉&海鮮)

チェックインは13時から。
しかし、来るまでの道中で、ホムセンで薪を・スーパーで食材を買うため寄り道したので、少し遅れて13時半ごろに到着しました。

着いて早々、炭に火を起こして昼食開始。

まずは、定番のタンから。たまらん!
夫はもう飲んでる(笑)

とにかくお腹がすいてペコリーナだったので、まずは食べるの優先で。

鶏肉も、外カリッカリで中ジューシー。んまっ!

しかし、まだお昼とはいえ寒い…。2月だもの。
やっぱり暖をとらなきゃ無理だ。薪もいっぱい買ってきたから、焚き火しよう。

今回は、DOD【めちゃ燃えファイヤー】は家においてきました。
二次燃焼焚火台の良いところは、煙が少なくて炎が綺麗で・風に強くて・火の維持も簡単なとこなんだけど、良くない点ももちろんあって、まず重い!
そして、炎は見えるけど薪が見えない、高さがあるので風防(リフレクター)をおいても暖かさが真上に逃げてしまいがち。
座っている自分たちのほうへ暖かさが直接こない感じがするんです。
※あくまで個人的な見解。

なので、今回は【ピコグリル】もどきの【パチグリル】を持参。どこのメーカーだったか忘れましたが。ほぼ似てるやつね。そしてちゃんと反射板もおく。
こっちのほうが、暖かさで言えば断然優れていると思います。ちゃんと前方向に熱がくる感じ。

焚き火効果でめっちゃ暖かくなった!!
そして、肉!ステーキ!!幸せ!!!

そして、今回はですね~。むふふ。
いつも肉食な私たちでしたが、一風変えてみて、海鮮(烏賊・エビ・帆立)もやってみたのですよ。鉄のスキレットも持ってきたので。

まずは烏賊。安定の美味しさ。
帆立はバターとニンニクと醤油で。美味。

どれも、美味しすぎて涙がでそうなレベルでした。
BBQで海鮮もアリだな~。
興奮しすぎて、エビの写真は撮り忘れました。イカ・帆立も、写真は半分以上食べてから気づいて撮ったので、量はこの倍以上食べてます。

サラダも食べ、牛カルビも焼き、休みなく焼いて・焼いて・食べまくる。
おにぎりも焼こうとしたら、地面に落っことしてしまうハプニングもあり(笑)。でもまあこれがアウトドアの醍醐味よ。気にしない。
食材は充分すぎるほどある。いつも、足りないと思うのが嫌で持ってきすぎちゃうのよね~。

そうこうしてるうちに、あっという間に17時前。いったい何時間、食べ続けてるんだ?
昼食(?)はそろそろ終わりにしよう。


冬キャン夜の部始まり(鍋は見送り)

せっかくバドミントンのラケットも持ってきてるし、食後の運動をしなければ!と、空いているスペースで毎度恒例のバドミントンを。真冬だけに、テントサイトはがらっがらに空いている。
鹿のフンだらけで踏まずにはいられないけど、これもまた気にしない。
夫はすでに飲んでいてほろ酔い状態なので、かる~く、お遊び程度で運動しました。

2月にもなれば、17時を過ぎてもまあまあ明るい。
羽が見えづらくなるまで、バドミント〜ン・エクササイズ!

日が長くなってきたとはいえ。冬だもん。寒いっちゃ寒い。

暗くなってきてからは、戻ってもう一度、焚き火タイム。
焚き火はやっぱり夜のほうが綺麗で映える。眺めてるだけで心が癒されます。沁みるわ。
なんか無になれるというか、邪念が飛ぶというか、夜の静寂な森の中パチパチと薪が燃える音と炎に集中していると、すごくリラックスできるんです。

日も暮れればめちゃくちゃ寒いし、吐く息も真っ白なんだけど、風情があってそれもいい。真冬は空気が澄んでいて、夜空の星も綺麗。
普段ぼーっと夜空を眺める時間なんて、なかなか取れないですから。

アウトドアは、非日常の体験だ。

しばらくは焚き火をただただ眺めていました。
大人の火遊び、意外に楽しい。薪を焚べる手間すらも愛でたい。心底、癒されます。

だがしかし。なかなかお腹がすいてこないのよ。
むしろ満腹状態を維持。当たり前か。3時間ぶっ通しで休みなく食べ続け、のけぞるほどに胃袋を酷使したんだから、そりゃあ内臓だって疲れるわ。

夕飯用に鍋の食材と、鉄のダッチオーブンも持ってきてるんだけど。どうにも、さあやろうって気にならないんです。
ずっと焼いて・食べての繰り返しだったので、また鍋で煮込んでは入れて・食べてをするのは、なんだかしんどい。

もう、鍋食材は持って帰って、明日家で食べるとするか。よし、そうしよう。と、ここは臨機応変に対応。
「売店21時まで開いてるみたいやから、お菓子とか売ってないか見てくるわ~」
と、私ひとり歩いて受付棟へ。(夫は火の番)
ポテチとチョコフレークと、カップ麺とアイスを買う。鍋は無理でもチキンラーメンぐらいならペロリいけちゃうので。

夜が更けても、焚き火の前でお菓子をつまみながら夜空の下で晩酌。すごく静かだし星が綺麗。これも至福の幸せ。
だから冬キャンはやめられない。中毒性すら感じちゃう。
ここのキャンプ場はファミリー層ばかりで、若者グループがわいわい盛り上がるような場所ではないみたい。(夏は知らんけど)
隣とのスペースも十分あって、とても静かでよかったです。

近くの森の中にあったコレ。↑
真っ暗な夜に見たら、ホラーだった。

締めにチキンラーメンをはふはふ食べて、外を片付け、ここでようやくコテージ内に入る。(最初に荷物入れただけ)
洗い物をして、お風呂に入って、アイスを食べて。
ハイ、おやすみなさーい。


翌朝はまさかの積雪

翌朝。少し明るくなり始めて目が覚め、ロフトの天窓を見ると。
‥‥あれ?なんか雪みたいなん積もってる?
結露が凍っただけ?雨?氷?
下へ降りて窓から外を確認すると。

ほぇ〜、一晩で雪積もってるやん!

へ〜。予想外の雪化粧。
三連休の最終日は全国的に晴れて暖かくなり、花粉が飛び始めるって、天気予報では言ってたけどなあ?
さすが、滋賀県の山だね。
近くの鈴鹿スカイラインも冬季閉鎖中だったし、山の上のほうは昨日も白く雪を被ってたし。やっぱここは降るところなんだな。

早朝の風景。キレイだけど、寒すぎ。
積もりたての新雪。ふわっふわで真っ白。
近くで子どもたちが雪合戦したり
雪だるま作ったりしてました。これぞ風情!

朝も焚き火して外で朝ごはんを食べるつもりでいたけど、ここでも急遽、予定変更。アウトドアは臨機応変が大切。
だって、雪でべちゃべちゃになったら道具の片付けとか大変すぎるもん。服が濡れるのも嫌だし。

だから、せっかくコテージ内にお風呂あるし、朝もお湯ためて朝風呂に入ろう。と、目覚めの朝風呂に浸かる。身体の芯からあったまり気持ちいい。

朝風呂のあとはコテージのカーテンを全開にして、雪景色を楽しみながら中で朝食をとることに。
あったかい部屋の中から外の雪を鑑賞するのも素敵。
ウインナーと目玉焼きを焼いて、雪見しながらおにぎりと味噌汁も食す。ああ、幸せ。なんしかキャンプはずーっと食べてる。

雪は、やむどころかズンズン降ってきた〜。

外で朝ごはんにしなくてよかった

コーヒーを飲みながらチョコをつまみ(また食べてる。常に食べてる。)日課の朝活・英語勉強もちゃんとする。うん、有意義だ。
チェックアウトは10時だからそんなにゆっくりはできなかったけど、充分満足できました!

心配していた路面状況も、道は凍結していなかったのでチェーンなしで帰れました。
少し山を下って街のほうへ降りていくだけで、すぐに景色から雪はなくなり、青空が見えてきた。お昼近くになるとほぼ晴れて暖かさを感じるくらい。雪は山のほうだけ。局所的だったみたいです。

まとめ 〜冬キャンの魅力

非日常を味わうのがアウトドア。
不便も、予想外の出来事も、おもしろさのうち。

夫がスギ・ヒノキの花粉症持ちなので、これからの季節はなかなか山でのアウトドアが難しい季節になっちゃったけど。
できても海側かな〜。5月過ぎるまでは、山遊びはおあずけだ。(私は花粉症とは無縁ですが。)

真冬のキャンプ、楽しいですよ!
わいわい賑やかな夏とは違って、静かで空いているほっこりした環境がお好きな方には、断然、冬をオススメします。
アウトドアはとにかく自然を感じられるし、ごはんも外で食べると普段の5倍は美味しい!
焚き火も、身体も心も暖まり、癒されますよ〜。

これは今回は登場しなかった
二次燃焼焚き火台たち。炎は美しい!

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